ニュースリリース


発表日 2002年11月12日

小型・軽量のカメラ一体型リモート雲台“BU-400N”を発売



キヤノンは放送用の全天候型リモート情報カメラの新製品として、小型・軽量のカメラ一体型リモート雲台 “キヤノン リモートコントロール パン・チルトシステム BU-400N”を2003年1月より発売します。

BU-400N
BU-400N

● キヤノン リモートコントロールパン・チルトシステム BU-400N‥‥‥‥‥‥価格(税別)150万円(発売日:2003年1月)

この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 映像機器営業部

TEL 03-3740-3304




新製品“BU-400N”は、放送局のお天気カメラをはじめ報道情報カメラ、監視カメラなど幅広い用途で使用されているリモートコントロール パン・チルトシステムの新シリーズです。外形寸法272.5mm(幅)×295mm(高さ)×330mm(奥行)、重量約10kgの小型・軽量化を達成するとともに、徹底したローコスト設計で低価格を実現しています。
また、2002年度のグッドデザイン賞を受賞した、親しみやすく、コンパクトな3次元フォルムデザインを採用し、さまざまな場所に違和感なく設置することができます。さらに、総画素数41万画素の3CCDカメラと光学20倍ズームレンズの搭載により、遠距離の被写体を鮮明に撮影できるほか、パンで毎秒45°、チルトで毎秒30°の高速動作が可能です。また、国内放送局の情報カメラとして広く普及している「U-4システム」のプロトコルに対応しているので、「U-4システム」のサブシステムとして導入する場合、新たにオペレーションユニットを購入する必要がありません。

なお、新製品は11月20日から22日にかけて「幕張メッセ」で開催される「Inter-Bee2002(国際放送機器展)」に展示される予定です。

【市場動向と開発の背景】

ビルの屋上や景勝地に常設し、遠隔撮影した映像を天気予報や報道番組などに機動的に活用するためのリモコン雲台は、キヤノンの「U-4シリーズ」の登場により市場が形成され、現在多くの放送局で採用されています。近年は、リハーサルやバックアップを目的として、さらには街角カメラなどの多点設置のために、より小型で低価格な全天候型システムが市場から強く要望されています。新製品“BU-400N”はこうした市場ニーズを捉え、カメラ雲台ヘッド部分の性能をそれらの市場向けに最適化し、低価格を実現するとともに、機動性を高めるために大幅な小型・軽量化を図った全天候型モデルです。

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