ニュースリリース


発表日 2003年2月17日

バブルジェットプリンタおよびインクジェット複合機「PIXUS」のラインアップを拡充
○斬新なデザインと高パフォーマンスを実現したノート型プリンター“PIXUS 50i”
○ファクスと業界初のCD-R印刷機能を搭載した複合機“PIXUS MP730”など3機種



キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス) iシリーズ」の超小型ノートブックタイプ“PIXUS 50i”を3月中旬に、また、コンパクト設計と多機能で親しまれているキヤノンのインクジェット複合機「PIXUS MPシリーズ」の新製品“PIXUS MP730”“PIXUS MP700”および“PIXUS MP5”の3機種を2月21日から順次発売します。

PIXUS 50i PIXUS MP730
PIXUS 50i PIXUS MP730

PIXUS MP700 PIXUS MP5
PIXUS MP700 PIXUS MP5


キヤノン バブルジェットプリンタ PIXUS 50i ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 44,800円 (発売日:2003年3月中旬)
キヤノン マルチファンクションプリンタ PIXUS MP730 ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 79,800円 (発売日:2003年3月7日)
キヤノン マルチファンクションプリンタ PIXUS MP700 ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 59,800円 (発売日:2003年3月7日)
キヤノン マルチファンクションプリンタ PIXUS MP5 ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 39,800円 (発売日:2003年2月21日)




新製品“PIXUS 50i”は、斬新なデザインと高いパフォーマンスを実現した新スタイルのノート型プリンターです。キヤノンならではの小型化技術と高密度実装技術により、超小型・軽量のボディに、4,800dpiのフォト画質やモノクロ13枚/分、カラー9枚/分という高速印刷など、デスクトップタイプのモデルと同等の性能を搭載しました。また、完全フチなし印刷を可能にしたほか、デジタルカメラからパソコンを介さずにダイレクトプリントが可能なカメラダイレクト機能や、IrDA Ver.1.1によるコードレスでの高速データ転送・印刷機能の搭載、さらには、使う場所やしまう場所を選ばない手軽さと優れた収納性など、ノート型ならではの使い勝手の良さを発揮します。

一方、新製品“PIXUS MP730”および“PIXUS MP700”は、カラープリンター、カラーコピー、カラースキャナー、ファクス(MP730のみ)の各機能をコンパクトにまとめるとともに、デジタルカメラで撮影した画像を素早くプリントできるカードスロットを装備したインクジェット複合機です。両機種とも、BJプリンタ「PIXUS 850i」(2002年10月発売)と同等のエンジンを採用しており、プリンター・コピーの両機能において、モノクロ22枚/分、カラー14枚/分という超高速出力と、最小2plの極小インク滴と4,800dpi×1,200dpiの超高解像度によるフォト高画質を実現しています。また、インクジェット複合機としては初めて、CD-Rダイレクト印刷機能を搭載しているほか、完全フチなし印刷・コピーを楽しむこともできます。さらに、コピー機能では1,200dpi×1,200dpi、スキャナー機能では1,200dpi×2,400dpiの高解像度を達成しています。また、 “MP 730”においては、オートドキュメントフィーダーの標準装備により最大30枚の連続コピーやスキャンが行え、ビジネスユースにも適しています。

新製品“PIXUS MP5”は、カラープリンター、カラーコピー、カラースキャナーの各機能を備えた「PIXUS MPシリーズ」のエントリーモデルです。インクジェット複合機市場で高いシェアを誇る「PIXUS MP10」(2002年10月発売)と同等の、モノクロ14枚/分、カラー10枚/分の印刷速度と、高密度ヘッドによる最高2,400dpi×1,200dpiの高画質を実現しているほか、完全フチなし印刷や、記録解像度1,200dpi×1,200dpiの高画質コピーおよび600dpi×1,200dpiの高解像度スキャンが可能です。

2003年2月10日現在、国内で販売されている標準価格80,000円以下のインクジェット複合機として。

【インクジェットプリンターの市場動向】

デジタルカメラやカメラ付き携帯電話など、デジタル画像を扱う入力機器はコミュニケーションツールとして爆発的に普及し、進化を続けています。それを受けて、撮影した画像の出力においても、パソコンを介さない「Non-PC環境」や無線への対応など、手軽で楽しく多彩なソリューションが求められています。

【インクジェット複合機の市場動向】

インクジェット複合機とは、インクジェット方式のプリンター機能をベースとして、コピー、スキャナー、ファクスなどの各機能をまとめ、1台で多目的に使用できる製品です。国内外ともに、個人事業主や在宅ワーカーといったSOHO市場はもちろん、家庭においてもカラーコピーのニーズが高まっており、プリンター複合機の普及が急速に進んでいます。2001年に約25万台だった国内市場規模は、2002年には約43万台に拡大し、2003年には60万台を超える急成長が見込まれています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

キヤノンは昨年秋、BJプリンタ「PIXUS iシリーズ」を発売し、高速印刷・高画質の両立や小型化、高性能化をさらに高いレベルで実現することでラインアップ全体のレベルを引き上げました。その一方で、「PIXUS iシリーズ」と同等の性能を、根強い人気でロングセラーを続けている超小型・軽量モデルに求める声が多く聞かれていました。 “PIXUS 50i”は、コンパクトさやスタイリッシュなデザインと、いつでもどこへでも持ち運べる手軽さはもちろん、デスクトップタイプのプリンターと同レベルの高性能や超小型・軽量モデルならではの便利な機能など、これからのノート型プリンターに求められる様々な要素を兼ね備え、プリンターの新たな使用スタイルを打ち出す製品として開発されたものです。
一方、インクジェット複合機においては、昨年秋の新製品2機種を「PIXUS MPシリーズ」としてラインアップに加えて以来、「PIXUS iシリーズ」とともに好調な売れ行きを続けています。キヤノンのインクジェット複合機は、BJ技術の特長である高速・高画質・低ランニングコストやコンパクトさを継承するとともに、国内シェアナンバーワンを誇る自社のフラットベッドスキャナーの優れた機能を持ち合わせ、家庭/SOHOのどちらの使用にも威力を発揮するのが特長です。現在急速に拡大しつつあるインクジェット複合機市場において、今回の新製品は、ファクス機能やデジタルカメラとの連携の良さなど付加価値を高めた製品から、1台で多機能をより手軽に楽しめるものまで、多様化する市場の要望に応え、ラインアップの拡充を図ったものです。

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