ニュースリリース


2004年5月12日

コンパクトさと堅牢性・機能性に優れた業務用携帯情報端末とモバイルプリンターを発売
PDAサイズの “キヤノン ハンディターミナル プレア BT-1”
無線プリントが可能な “キヤノン 業務用モバイルプリンタ BP-80”



キヤノン販売株式会社(社長:村瀬治男)は、PDAクラスの小型軽量ボディとハンディターミナルの堅牢性・機能性を兼ね備えた、キヤノン電子株式会社(社長:酒巻久)製の業務用携帯情報端末“キヤノン ハンディターミナル プレア BT-1”、および無線プリントが可能な“キヤノン 業務用モバイルプリンタ BP-80”を、5月13日より発売します。


ハンディターミナル プレア BT-1 業務用モバイルプリンタ BP-80
ハンディターミナル プレア BT-1 業務用モバイルプリンタ BP-80

キヤノン ハンディターミナル プレア BT-1 ‥‥価格(税別) 19万8,000円 (発売日:2004年5月13日)
キヤノン 業務用モバイルプリンタ BP-80 ‥‥価格(税別) 9万6,000円 (発売日:2004年5月13日)

この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 モバイルソリューション商品企画課

TEL 03-6719-9847





業務用携帯情報端末は、これまで公共料金の検針業務や流通・運輸・金融業のバックヤード業務を中心に導入されてきました。一方、CRM(顧客情報管理)やSCM(サプライチェーンマネジメント)、SFA(営業支援)といった企業のIT投資に伴い、最近では一般企業の顧客営業や銀行・生命保険の訪問営業、小売店の対面販売などフロントエンド業務での導入機運が高まっています。

新製品“ハンディターミナル プレア BT-1”は、こうした市場ニーズに応えるもので、従来のハンディターミナルと一線を画したPDAクラスの小型軽量ボディと斬新なデザインを実現し、顧客対面業務や手狭な店舗スペースにおいてPDA感覚の携帯性、手軽さ、快適操作を提供します。また、外装素材にマグネシウム合金を採用し、高さ1.2メートルからの落下衝撃にも耐えられる耐衝撃性能や、JIS防まつ形準拠の防水性能など、業務用として必要な厳しい環境下での使用に耐える高い堅牢性を備えています。

また今回、Bluetoothと赤外線インターフェースを搭載したコンパクトな“業務用モバイルプリンタ BP-80”も同時発売します。顧客先や店舗内などその場でプリントが必要な場合に、ワイヤレスで簡単・手軽に印刷することができます。



【市場動向】
2003年度のハンディターミナルの国内総出荷台数は、対前年比101%の約27万2千台、金額ベースでは対前年比97%の約292億円であったと推測されます。2004年度の国内総出荷台数は対前年比113%の約30万7千台、金額ベースでは対前年比117%の約342億円になると予測されています。


※ 出典:(社)電子情報技術産業協会「端末装置に関する調査報告書」(平成15年5月発行)



【開発の背景】
キヤノンの業務系ハンディターミナルシリーズは1982年以来、専用OSであるHT-OS機によって、金融・流通(飲料)・検針系市場を中心に多くの実績を残してきました。2002年、新たに汎用OSを搭載したスキャナー一体型モデル「プレアCTシリーズ」を業務系ラインアップに追加することで、店舗販売やサービス・設備点検業界等の市場へ販売を拡大しました。さらに今年2月に、キヤノン業務系ハンディターミナルシリーズの最大市場であり、リプレース需要の多い検針業務にターゲットを絞った専用モデル「プレアKTシリーズ」を追加しました。今回発売するモデルは、「プレアシリーズ」の一層のラインアップ強化を図るべく開発されたもので、ノートPCより小型軽量かつ携帯電話より機能が豊富で、パーソナルPDAにはない堅牢性を兼ね備えています。


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