ニュースリリース
2004年7月14日

キヤノンが高機能なサーバー内蔵型ネットワークカメラ
"VB-C50i/VB-C50iR" を発売



キヤノンは、撮影したライブ映像をインターネットやイントラネットに配信するサーバー機能を内蔵した、高機能な小型ネットワークカメラ "キヤノン ネットワークカメラ VB-C50i/VB-C50iR"※1を7月20日より発売します。

※1  "VB-C50iR" は天井などからの取り付けに対応するモデルであり、一部の仕様が "VB-C50i" と異なります。


VB-C50i
VB-C50i
VB-C50iR
VB-C50iR

キヤノン ネットワークカメラ VB-C50i/VB-C50iR‥‥価格(税別) 19万8,000円(発売日:2004年7月20日)



新製品 "VB-C50i/VB-C50iR" は、2002年4月の発売以来、市場で高い評価を得ている「VB-C10/VB-C10R」の後継機です。コミュニケーションカメラにサーバー機能を内蔵し、インターネットの標準的なプロトコルであるTCP/IPやHTTPなど様々なプロトコルに対応しているため、IP(インターネットプロトコル)ネットワークに接続し、電源コードをコンセントにつなぐだけで簡単に映像の配信が行えます。

機能面においては、通常撮影時に補助光なしでも最低照度1ルクスまでのカラー撮影が行えるほか、ナイトモード時には内蔵の赤外線ライトを併用することで0ルクスでの撮影を可能※2にするなど、低照度での撮影に対応しました。また、被写体の動き検知や自動追尾などの機能に加え、クラス最高水準の光学26倍ズームレンズを搭載することにより、映像監視目的での利用にも威力を発揮します。

さらに、640×480ピクセルの画質を毎秒30フレームの高レートで配信することができるほか、ネットワークやモニターの環境にあわせて異なったサイズの映像を同時に配信するマルチストリーム機能を搭載するなど、ネットワーク配信の機能も強化しています。

その他、カメラの向きやズーム倍率を20件まで登録し一定の間隔で順番に画面に映し出すプリセット巡回機能や、新製品の "マルチターミナル VB-EX50" (オプション)との接続により音声の送受信が行えるなど、先進的なモニタリング機能を多数搭載しています。

※2 ナイトモードで撮影した場合、映像は白黒になります。

【市場動向と開発の背景】

キヤノンは、2002年にサーバー内蔵型ネットワークカメラ「VB-C10/VB-C10R」を発売し、ライブ映像のモニタリング環境を構築する際に、設置の簡易化やコンパクト化を望むユーザーから高い評価を得ました。
一方、近年、ネットワークカメラや映像監視装置の市場規模が拡大するなか、より高機能なカメラやシステムを大規模に、しかも簡単に構築したいという要望が増えています。
今回発売するネットワークカメラ "VB-C50i/VB-C50iR" は、このような市場の要望を捉えて開発された製品で、監視に必要な機能を十分に備えながら、さらに高度な撮影・配信機能を付加しています。コンパクトな本体に電源とEthernetケーブルを接続するだけで、モニタリング環境の構築が行え、しかもユーザーニーズに応じたシステム化も簡単に行えます。

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