ニュースリリース

2006年2月15日

普及クラスのポータブルHDTVズームレンズ“キヤノン KH20×6.4 KRS”を発売



キヤノンは、普及クラスのHDTVレンズとして新シリーズ「HDgc」を立ち上げ、その第一弾として、ポータブルタイプの20倍ズームレンズ“キヤノン KH20×6.4 KRS”を4月下旬から発売します。

KH20×6.4 KRS
KH20×6.4 KRS

●キヤノン KH20×6.4 KRS‥‥発売日:2006年4月下旬

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 放送機器営業部
03-3740-3304(直通)
キヤノン販売株式会社は、2006年4月1日、キヤノンマーケティングジャパン株式会社へ社名を変更する予定です。



デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の進展に伴い、対応するカメラも、放送局での番組制作専用機種に加え、比較的廉価な普及クラスのHDTVカメラの市場が急速に拡大すると予想されます。そして今回、これに対応したレンズとして新製品“KH20×6.4 KRS”を投入するのを機に、普及クラスのHDTVレンズを意味する新シリーズ「HDgc」を立ち上げます。
新製品“KH20×6.4 KRS”は、1/2型CCDを搭載した普及クラスのHDTVカメラに対応した、ポータブルタイプの20倍ズームレンズです。
キヤノンが誇る独自の光学技術により、諸収差を良好に補正しているほか、全ズーム領域において画面周辺まで高解像度と高コントラストを持つレンズに仕上げています。また、先進の光学設計により、高レベルな光学性能を保ちながら、小型・軽量化を達成しています。さらに、ドライブユニットには保持したときのカメラバランスを考慮しホールド感を高めたエルゴノミクスデザインを採用したことに加え、ワイド端からテレ端までわずか1.2秒で行えるズームスピードの高速化など、優れた操作性を実現しています。

なお、新製品は鉛フリーのはんだを全面採用するなどRoHS指令を先取りする環境配慮設計を行っています。

【市場動向と開発の背景】

近年、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の進展に伴い、ハイビジョン映像に対するニーズが高まっており、普及クラスのHDTVシステムの市場は急速に拡大しています。その中で、カメラ本体のCCDサイズを2/3型から1/2型にコンパクト化することでコストパフォーマンスを高めるなど、HDTVシステムの普及を促進するさまざまな取り組みが活発化しています。
また、技術の進展に伴いカメラ本体の小型・軽量化が進むとともに、記録媒体としてディスクやメモリーカードなどのメディアの採用が増えつつあり、装着するレンズにも、普及クラスのHDTVカメラに対応した性能・価格帯を実現しながら、さらなる小型・軽量化を望む声が高まってきています。さらに、環境への関心が世界的に高まる中、プロ用機器においても環境配慮製品が求められています。
キヤノンはこうした市場動向を捉え、普及クラスのHDTVシステムに対応するとともに、優れたコストパフォーマンスを持ったHD対応レンズの新シリーズ「HDgc」を企画しました。その第一弾として、1/2型CCD搭載のカメラシステムに対応したポータブル20倍ズームレンズ“KH20×6.4 KRS”を市場投入します。

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