ニュースリリース

2006年8月24日

10.1メガピクセルCMOSセンサーを搭載した小型・軽量の普及型デジタル一眼レフカメラ
基本性能の充実とさらなる進化を実現した“キヤノン EOS Kiss Digital X”を発売



キヤノンは、「高画質」「快速・快適」を小型・軽量ボディに凝縮した普及型デジタル一眼レフカメラ“キヤノン EOS Kiss Digital X”を9月8日に発売します。

EOS Kiss Digital X(左:ブラック/右:シルバー)
EOS Kiss Digital X(左:ブラック/右:シルバー)
EF-S18-55mm F3.5-5.6Ⅱ USM装着時
EOS Kiss Digital X(シルバー/背面)
EOS Kiss Digital X(シルバー/背面)
 

キヤノン EOS Kiss Digital X ボディ‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月8日)
キヤノン EOS Kiss Digital X レンズキット‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月8日)
キヤノン EOS Kiss Digital X ダブルズームレンズキット‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月8日)

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この件に関するお問い合わせ先

お客様相談センター
TEL 050-555-90002
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9556にお問い合わせください。



新製品“EOS Kiss Digital X”は、普及型デジタル一眼レフカメラの先駆者として高い評価を得ているEOS Kiss Digitalシリーズの最新モデルで、一眼レフカメラユーザーはもちろん、コンパクトデジタルカメラからのステップアップを含む幅広いユーザーの要望に応えるために、さらなる進化を遂げました。高ISO感度においても低ノイズを実現する自社開発の約1010万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)と高性能映像エンジン「DIGIC Ⅱ」を搭載し、従来以上の卓越した高精細・高画質と自然な色再現を実現しています。
性能面では、中央F2.8対応の高精度9点測距AFをはじめ、約3コマ/秒・約27枚(JPEG画像・ラージ/ファイン)の連続撮影や約0.2秒の高速起動などにより、優れた機動力を発揮します。さらに、高精細・広視野角の2.5型・約23万画素液晶モニターを最大限に活かした新ユーザーインターフェースを採用し、高機能と使いやすさの両立を図りながらも、小型・軽量ボディに仕上げました。このほか、写真表現・目的に合わせて、最適な画像が得られる「ピクチャースタイル」や、イージーダイレクトボタンによるダイレクトプリントなど、幅広いニーズを満たす多彩な機能を搭載しています。

また、デジタル一眼レフカメラにおけるキヤノンの総合的なセンサーダスト対策「EOS Integrated Cleaning System」として、カメラ内部からのゴミの発生を抑える機構・素材に加え、CMOSセンサー前面へのゴミの付着を低減する帯電防止機構を採用しています。さらに、超音波振動によりゴミを振るい落とす、新開発の「セルフクリーニングセンサーユニット」や、付属のRAW現像閲覧/編集ソフトウエア「Digital Photo Professional 2.2」のダストデリート機能を併用することで、ゴミによる画像への影響を著しく軽減することができます。

 当社試験基準512MB CFカード使用時。

【デジタル一眼レフカメラの市場動向】

昨年のデジタル一眼レフカメラ市場(全世界)は、普及型デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital N」や、約1280万画素・35mmフルサイズCMOSセンサー搭載の「EOS 5D」がユーザーからの高い評価を得たことに加え、他社からもデジタル一眼レフカメラ新製品の市場投入が相次ぎ、対前年比約53%増の約380万台でした。2006年も引き続き同市場は拡大し、対前年比約21%増の約460万台になると期待されています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

キヤノンのEOS Kissシリーズは、1993年に「EOS Kiss」を発売して以来、長年にわたり普及型フィルム一眼レフカメラにおけるベストセラーを続けてきました。2003年9月には、デジタル版を求めるユーザーからの強い要望に応え、業界に先駆けて普及型デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」を発売しました。より一層の高画質化、小型軽量化、高機能化を実現した「EOS Kiss Digital N」(2005年3月発売)とあわせ、EOS Kiss Digitalシリーズで約350万台を販売するなど、近年のデジタル一眼レフカメラ市場の急拡大を牽引しています。さらに、フィルム、デジタルを含めたシリーズ全体では、累計販売台数約1,200万台を記録し、全世界のユーザーから高い信頼を獲得しています。
初代の「EOS Kiss」から数えて10代目となる、今回の"EOS Kiss Digital X"は、年齢や性別を問わず、誰もが、いつでも、どこでも気軽に高画質が得られるよう、本格的な撮影からプリントまでを簡単操作で楽しめる環境を提供しています。

さらに、デジタル一眼レフカメラのラインアップとしては、プロ向けの「EOS-1Ds Mark II」(2004年11月発売)と「EOS-1D MarK II N」(2005年9月発売)、ハイアマチュア向けの「EOS 5D」(2005年9月発売)と「EOS 30D」(2006年3月発売)をそれぞれ用意しています。キヤノンは、幅広いユーザーからのニーズにきめ細かく対応することで、今後もデジタルフォト文化の発展に貢献していきます。

 2006年7月31日現在。

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