ニュースリリース

2007年8月1日

キヤノンがHDビデオカメラのラインアップを強化
ハードディスクにハイビジョン映像を長時間記録できる“iVIS HG10”



キヤノンは、デジタルビデオカメラの新製品として、内蔵ハードディスク(HDD)にハイビジョン映像を長時間記録できるHDビデオカメラ“iVIS HG10”を、8月24日より発売します。

iVIS HG10
iVIS HG10

キヤノン HDビデオカメラ iVIS HG10 ‥‥ オープン価格(発売日:2007年 9月上旬)
発売日を2007年9月上旬から2007年8月24日に変更しました。

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンお客様相談センター
TEL 050-555-90003
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9394 にお問い合わせください。



新製品“iVIS HG10”は、キヤノンとしては初めて、記録媒体に40GBの内蔵HDDを採用することにより、高精細なハイビジョン映像を最長で約15時間※1記録できるビデオカメラです。AVCHD規格に対応した新開発のコーデックを搭載するとともに、圧縮効率が高く、高画質な映像が得られるハイプロファイルを採用することで、緻密で繊細なハイビジョン映像を記録することを可能にしました。また、LSIから発する熱を効率的に拡散する「セパレートヒートウェイシステム」を本体設計に採用することで、コンパクトボディを実現しました。
撮影面では、キヤノン独自の動画用CMOSセンサー「キヤノン フルHD CMOS」の搭載により、高精細なフルHD(1,920×1,080画素)映像の高速読み出しと、約3.1メガの静止画記録に対応するとともに、最低被写体照度3ルクスの高感度撮影※2と徹底した低ノイズ化を達成しています。また、高い解像力と光学式手ブレ補正機能を備えた光学10倍ズームの「キヤノン HDビデオレンズ」を装備することで、動画撮影時だけでなく静止画撮影時においても、優れた描写性能を発揮するとともに、高性能映像エンジン「DIGIC DV II」の採用により、ハイビジョン映像にふさわしい高品位で精度の高い色再現を可能にしています。
さらに、外部センサーとコントラスト検知によるオートフォーカス機能を備えた「ハイスピードAF」を採用しており、素早いピント合わせと高いフォーカス精度を両立しています。
今回新たに、再生する動画の選択や液晶モニターの明るさ調整などがホイール状のリングと十字ボタンを使って直感的に行える「クイックセレクトリング」を搭載し、シンプルで快適な操作性を実現しました。液晶モニターには、ハードコートAR(アンチリフレクション)表面処理を施し、上下左右135度の広視野角と、くすみの少ない忠実な色再現を実現した2.7型「鮮やかワイド液晶」を採用しています。
そのほか、映画のような映像表現を楽しめる「シネマエフェクト」など、ハイビジョン映像の撮影に適した多彩な機能を搭載しています。また、同梱のCD-ROM「Corel Application Disc※3」を利用してパソコンへの保存や動画の編集・再生が可能です。


※1LPモード(約5Mbps)で撮影した場合。
※2オートモード、スローシャッターオン時、シャッタースピード1/30秒で撮影した場合。
※3Windows XP Service Pack2、Windows Vistaに対応。

【デジタルビデオカメラの市場動向】

2006年のデジタルビデオカメラ全体の国内市場規模は約143万台であり、2007年は約140万台と推定されます。そのなかで、ハイビジョン対応のデジタルビデオカメラは、2006年には約23万台、2007年は対前年比約240%の約56万台の市場規模になると予想されます。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

近年、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大に伴い、家庭でハイビジョン映像を楽しむ環境が整いつつあります。そのような状況のなか、ハイビジョン映像が記録できるHDビデオカメラの市場は急速に拡大しています。また、対応メディアも市場のニーズに応じて多様化してきています。
キヤノンはこうした市場動向をふまえ、ハイビジョン映像が記録できるHDビデオカメラとして、miniDVテープ対応の「iVIS HV10/HV20」と、8cmDVDメディアに対応した「iVIS HR10」を市場に投入してきました。今回新たに、40GBの内蔵HDDにハイビジョン映像を長時間記録できる"iVIS HG10"を発売します。
キヤノンでは、今後もHDビデオカメラのラインアップ強化を図ることにより、幅広いユーザー層のニーズに的確に対応していきます。

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