ニュースリリース

2008年4月3日

キヤノンがHDTVに対応した放送機器のラインアップを強化
オートフォーカス機構を備えた27倍スタジオ用ズームレンズ“DIGISUPER 27AF”



キヤノンは、HDTVに対応した放送機器の新製品として、オートフォーカス機構を搭載した27倍スタジオ用ズームレンズ“DIGISUPER 27AF”を12月中旬より発売します。

DIGISUPER 27AF
DIGISUPER 27AF

キヤノン DIGISUPER 27AF ‥‥ 発売日:2008年12月中旬

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
放送機器営業部
TEL 03-3740-3304(直通)



新製品“DIGISUPER 27AF”は、ニュースやドラマなどスタジオでの撮影で市場から高い評価を得ている「DIGISUPER 27」(2007年8月発売)に、オートフォーカス機構を搭載したHDTV対応の27倍スタジオ用ズームレンズです。キヤノン独自の位相差センサーを採用することにより、フルハイビジョン映像(1,920×1,080画素)にふさわしい高い合焦精度を実現しています。
また、諸収差を良好に補正するとともに、ズーム全域で高解像度、高コントラストを実現するなど、卓越した光学性能を達成しました。
さらに、エンコーダーを利用した高精度なデジタルサーボシステムを採用することにより、素早いズーミングと高い追従性を実現しています。また、バーチャル出力端子を標準で装備することで、CG映像とライブ映像を合成するバーチャルスタジオなど、さまざまなシステムとの連携を可能にしています。

なお、同製品は、4月14日から17日までアメリカのラスベガスで開催される放送機器展「NAB2008」に出展されます。

【市場動向と開発の背景】

近年、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大により、HDTVシステムの市場は急速に拡大しています。一方で、コンテンツとしての高精細なハイビジョン映像と大画面モニターが普及するにつれて、放送用レンズにおいては従来以上に正確なフォーカス精度が求められるようになっています。
キヤノンはこうした市場動向をふまえ、オートフォーカス機構を搭載したスタジオ用ズームレンズ“DIGISUPER 27AF”を市場に投入します。
これにより、フィールドズームレンズ「DIGISUPER 100AF」(2007年6月発売)および「DIGISUPER 86AF」(2007年9月発売)と合わせて、オートフォーカス機構を搭載したHDTV対応製品のラインアップ強化を図ります。

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