ニュースリリース

2009年11月16日

世界初、HDTV用ポータブルズームレンズに防振機能を内蔵
“HJ15e×8.5B KRSE-V”


キヤノンは、報道やスポーツの現場での撮影において発生するさまざまなブレを補正し、安定した映像を提供するHDTV用ポータブルズームレンズの新製品として、“HJ15e×8.5B KRSE-V”を5月下旬に発売します。

HJ15e×8.5B KRSE-V
HJ15e×8.5B KRSE-V
  • HJ15e×8.5B KRSE-V
    発売日:2010年5月下旬

新製品“HJ15e×8.5B KRSE-V”は、世界で初めて、HDTV用ポータブルズームレンズに防振機能を内蔵した15倍ズームレンズです。さまざまな撮影環境で安定したハイビジョンの高品位な映像を提供するとともに、小型・軽量ボディを実現しました。

■さまざまな撮影環境でも安定した映像を提供する防振機能を内蔵

キヤノン独自のブレ補正技術である「バリアングルプリズム」を搭載することにより、広角端から望遠端までズーム全域での高い防振性能と、幅広い補正角を実現しています。さらに、肩に担いだ際の緩やかな振動から車載時の素早い振動まで、幅広い周波数の振動にも対応しており、さまざまな撮影環境でブレのない安定した映像を提供することが可能です。

■HDの高品位な映像を可能とする光学性能

キヤノン独自の光学設計により、像面湾曲やコマ収差などの諸収差を良好に補正しているほか、ズーム、フォーカス全領域において、画面周辺まで高解像力と高コントラストを実現しています。また、防振機能を使用している際にも良好な光学性能を発揮します。

なお、同製品は、11月18日から20日まで幕張メッセで開催される放送機器展「Inter BEE 2009」に出展されます。

【放送機器の市場動向】

近年、デジタルハイビジョン放送が日本や欧米で浸透し始めているほか、新興国にも広がる動きが出てきており、ハイビジョンの映像が世界規模で求められるようになりつつあります。一方、ハイビジョン映像を撮影する機材に対しては、報道やスポーツなどの撮影現場から、光学性能はもちろん、手ブレ補正機能やさらなる小型・軽量化を求める声が高まってきています。キヤノンはこうした市場動向を捉え、ハイビジョン対応の高画質でありながら、防振機能を内蔵した“HJ15e×8.5B KRSE-V”を投入します。

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