ニュースリリース

2011年4月14日

第6回キヤノンカレンダー写真作家に
風景写真家の古市智之氏を起用


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、第6回キヤノンカレンダー写真作家公募を行い、2013年版カレンダーの写真作家に風景写真家の古市智之(ふるいち・ともゆき)氏を選出しました。

キヤノンMJは、「自然との共生」をテーマに日本の風景を写したカレンダーを毎年制作しており、2008年版よりカレンダー写真作家を一般公募で選出しています。
今回で6回目となる写真作家の公募は、2013年版カレンダーで起用する撮影者を選ぶもので、プロの写真家を含む88名より応募がありました。キヤノンMJは厳正な審査の結果、風景写真家として活躍する古市智之氏をこのほど6人目の公募作家に選出しました。古市氏には今後約1年間を通じ、カレンダー作品の撮り下ろしを委嘱します。
キヤノンMJは、アマチュア写真家向けのフォトコンテストの定期実施や、写真ギャラリーやフォトサークルの運営なども行っており、今後も写真文化の発展に尽力していきます。

第6回キヤノンカレンダー写真作家 古市智之氏
第6回キヤノンカレンダー写真作家
古市智之氏

【古市智之氏メッセージ】

このたびは、キヤノンカレンダーに挑戦する機会を与えていただき、誠にありがとうございます。今回カレンダー作品撮影候補地として選んだ場所は、私が10年以上通い続けている島、小笠原諸島です。
皆さんご存知のように、小笠原には雪は降りません。桜も咲きませんし、紅葉する樹も多くありません。そんな日本の四季の定番とも言える被写体がない中で、どのようなカレンダーが出来上がるのか、私自身未知数のところがありますが、『どんな被写体にも自分の視点を持つ』ということが一番大事なことだと思うのです。これは今回の撮影だけでなく、常日頃から私が思っていることです。
小笠原という限られた空間の中で、見る人の心を揺さぶる写真を撮る。これが私の考える今回のカレンダー作品撮影のテーマです。これからの一年間は、私にとってまさに挑戦の日々となることでしょう。定番にとらわれない新鮮な風景によるキヤノンカレンダーを2013年にお届けできるよう、精一杯がんばります。

【プロフィール】

古市 智之(ふるいち・ともゆき)
1967年東京都生まれ。
日本写真芸術専門学校在学中より写真家・竹内敏信氏の助手を5年間務めた後、株式会社朝日新聞社の嘱託カメラマンとして、新聞本紙、週刊誌グラビアなどの撮影を担当。人物はもとより、ルポルタージュからテーブルフォトまで幅広く撮影をこなす。40歳を機に本格的に風景写真を撮り始め、現在はフリー写真家として日本全国の風景を撮影するかたわら、アマチュアの指導なども行う。
JPS(日本写真家協会)会員。

戻る