ニュースリリース

2012年7月31日

Optomed社製ポータブル無散瞳眼底カメラの国内独占販売権を取得


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、このほどフィンランドのOptomed(オプトメッド)社(Optomed Oy Ltd.、CEO:Seppo Kopsala)との間で、同社製ポータブル無散瞳デジタル眼底カメラ“オプトメッドM5”の日本国内における独占販売契約を締結し、8月1日より販売を開始します。

ポータブル無散瞳デジタル眼底カメラ“オプトメッドM5”
ポータブル無散瞳デジタル眼底カメラ
“オプトメッドM5”
使用イメージ
使用イメージ
  • Optomed社ポータブル眼底カメラ“オプトメッドM5”
    価格(税別)150万円 (発売日:8月1日)
  • 医療機器認証番号:224ADBZX00089000

■新製品“オプトメッドM5”の特長

眼底カメラは、瞳孔を通じて眼底の血管の状態を撮影・観察できる装置です。従来の検眼鏡では、観察範囲が限られ操作にも熟練を要しましたが、新製品“オプトメッドM5”は撮影画角を40度確保しているので、1回で広範囲の無散瞳撮影が可能で、被検者の負担を軽減します。また、580グラム(眼底撮影用レンズEY3装着時)の小型軽量ボディで充電式コードレスタイプなので、新生児や小児の撮影のほか、診察室以外の病棟や往診などでも撮影することが可能です。さらに、レンズモジュールを交換するだけで、眼底のみならず外眼部の撮影にも対応できます。

■キヤノンMJの目的

キヤノンMJは、眼科や内科のほか、脳神経外科や小児科、ER(救命救急)などの診療科を有する病院や診療所などを対象に販売します。これにより、医療現場における診断技術の向上と診療プロセスの効率化に貢献していきます。キヤノンMJはこれまで、X線デジタル撮影装置や眼底カメラ、OCT装置、超音波診断装置、マンモグラフィーなどを提供してきましたが、このたび新たにポータブル眼底カメラを手掛けることで、医療機器事業をさらに拡充します。

なお、10月17日から19日まで大阪国際会議場で開催される「一般社団法人日本脳神経外科学会第71回学術総会」、10月25日から28日まで国立京都国際会館で開催される「第66回日本臨床眼科学会」のキヤノンブースにおいて、新製品“オプトメッドM5”を展示する予定です。

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