ニュースリリース

2013年9月5日

ISO80000の高感度対応など業務用映像機器の性能を大幅に向上
「EOS C500」など合計8機種のファームウエア※1を無償提供


キヤノンは、デジタルシネマカメラおよび業務用ビデオカメラ合計8機種を対象に、ISO80000の高感度に対応するなど、基本性能を大幅に向上させるファームウエアの無償提供を、2013年10月より順次行います※2

  • ※1カメラ本体を制御するためのソフトウエア。
  • ※2ファームウエアの提供時期や内容は機種によって異なります。
EOS C500/C500 PL(2012年10月発売)
EOS C500/C500 PL
(2012年10月発売)
EOS C300/C300 PL(2012年1月発売)
EOS C300/C300 PL
(2012年1月発売)
EOS C100(2012年11月発売)
EOS C100
(2012年11月発売)
EOS-1D C(2012年12月発売)
EOS-1D C
(2012年12月発売)
XF305/XF300(2010年6月発売)
XF305/XF300
(2010年6月発売)

このたび、ハリウッド映画から報道まで幅広いプロの映像制作現場から好評を得ているCINEMA EOS SYSTEMのデジタルシネマカメラ6機種(EOS C500/EOS C500 PL/EOS C300/EOS C300 PL/EOS C100/EOS-1D C)、および業務用ビデオカメラ2機種(XF305/XF300)の合計8機種を対象に、基本性能を大幅に向上させるファームウエアの無償提供を行います。ISO80000の高感度対応や色域の拡大など、カメラの潜在能力を最大限に引き出し、ユーザーの高度な要求に応えていきます。

■ ISO80000の高感度対応 (対象機種:EOS C500/EOS C500 PL/EOS C300/EOS C300 PL/EOS C100)

現行の最高ISO20000をISO80000まで引き上げます。これにより、肉眼では被写体の確認すら困難な暗い撮影環境でも、カラー映像の撮影が可能になります。

■ 色域の拡大(対象機種:EOS C500/EOS C500 PL)

3G‐SDI端子から出力される映像の色域の規格において、現行のBT.709に加え、より色域の広いDCI-P3+(プラス)とCinema Gamut(シネマ ガマット)の2つを追加します。これにより、高彩度の色再現性が向上し、より色鮮やかな映像表現を可能にします。

■ 4K1K RAWデータ出力(対象機種:EOS C500/EOS C500 PL)

4K1K(4,096×1,080画素)のRAWデータで、最高120fpsの高フレームレートでの出力が行えます。これにより、従来のHRAWデータよりも解像度の高い映像を得ることができます※3

  • ※3 4K1K RAWデータを記録するには、4K1K対応の外部レコーダーが必要です。

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