ニュースリリース
2014年9月17日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

色域の拡張により「imagePRESS」シリーズにおいて最高画質を実現
ライトプロダクションカラー複合機“imagePRESS C60”を発売


キヤノンは、プロダクション複合機「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、デザイン市場や商業印刷市場など高画質を求めるユーザー向けに“imagePRESS C60”を、10月下旬より発売します。

imagePRESS C60
※オプション装着時

発売情報

imagePRESS C60

価格
500万円
発売日
2014年10月下旬

imagePRESS Server F200(オプション)

価格
290万円
発売日
2014年10月下旬

imagePRESS Server G100(オプション)

価格
98万円
発売日
2014年10月下旬
  • オプションの製品名および価格の表記を修正しました。

おもな特長

新製品は、レーザースキャナー赤色VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)の搭載により高画質を実現しているほか、CV(Consistently Vivid)トナーを採用することで、大量印刷時でも色味変化の少ないプリントが可能なカラー複合機です。市場で好評を得ている「imagePRESS C800/C700」(2014年6月発売)から、色域を拡張することで、さらなる高画質を実現しています。また、オプションのプリンターコントローラーを使用することで、高度な色調整や作業の効率化が可能です。

「imagePRESS」シリーズにおいて最高画質を実現

“imagePRESS C60”は32本のマルチレーザービームの同時発光を行うレーザースキャナー赤色VCSELの採用により、プリント解像度2,400dpiの高精細な画質を提供するとともに、色域を拡張することで、さらなる高画質を実現します。また、斜行補正や直角補正に加え、扇形画像デジタル補正が可能です。さらに、トナーの表面が滑らかで表面特性が高く劣化しにくい特長をもつCVトナーを採用することにより、大量印刷時でも高品質で色味変化の少ないプリントを提供します。

プリンターコントローラーにより高画質と作業の効率化を実現

プリンターコントローラー「imagePRESS Server」(別売)を用意しています。このコントローラーを使用することにより高度な色調整機能やプロファイル管理機能が可能となり、デザイン市場や商業印刷市場で要求される高画質を実現します。また、印刷前や印刷後のジョブリストを一覧表示し、容易に検索や並び替えが可能なフィルタリング機能を新たに搭載しており、印刷管理を効率化します。

プロダクション向けカラー複合機の市場動向

2014年の日本におけるプロダクション向けカラー複合機の市場規模は、2,300台と予想しています。近年では、高い生産性や正確な色再現性、色安定性に加え、幅広い用紙への対応など、プロダクション機に対する市場の要求は、より高まってきています。(キヤノン調べ)