ニュースリリース
2014年12月9日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

低コストなLTEデータ通信SIMをビジネス市場向けに提供開始


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、ビジネス市場向けのLTEデータ通信SIMの提供を12月9日より開始し、モバイルソリューションビジネスを強化していきます。

プラン

定額プランL 1G

通信速度
LTE 上り 50Mbps/下り150Mbps
価格
¥3,800/月(税別)

定額プランL 7G

通信速度
LTE 上り 50Mbps/下り150Mbps
価格
¥5,500/月(税別)

定額プランライト

通信速度
LTE 上り256kbps/下り256kbps
価格
¥900/月(税別)

定額プランライト:いちねん

通信速度
LTE 上り256kbps/下り256kbps
価格
¥10,000/年(税別)
  • 登録手数料¥3,000/回線
  • 定額プランL 1G/7G定額プランライトには別途ユニバーサルサービス料 ¥3/月額がかかります。(2015年1月から¥2/月額)

オプション

データシェアオプション

初期費用
¥20,000/契約(税別)
月額
¥0
  • 定額プランL:7Gに適用可能

Biz+サービス

初期費用
¥10,000/契約(税別)
月額
¥300/アカウント(税別)
  • 定額プランLに適用可能

主な特長

近年、ネットワークの高速化、クラウドサービスの進展により、企業のスマートデバイスやタブレットの業務活用が進んでいます。このような中、総務省が2015年5月からのSIMロック解除義務化を発表し、今後、SIMロックフリーデバイスの普及や、企業向けのMVNO※1の参入が増加すると予測※2されています。一方、モバイル通信回線のコスト増加やモバイルやクラウド活用時のセキュリティは、企業にとって大きな課題となっています。

こうした背景を踏まえ、キヤノンMJはこのたび、低価格なビジネス市場向けLTEデータ通信SIMの提供を開始します。このサービスにおいて、キヤノンMJはMVNE※3である株式会社インターネットイニシアティブと協業し、NTTドコモのLTE回線を利用した通信サービスを提供します。料金プランは定額の4プランを用意しており、WiFiルータやPC、スマートフォン、タブレットに組み込んだセットモデルも展開します。
今後は、モバイル環境でのセキュリティを強化するため、デバイス管理サービス(MDM)や、データ保存・共有サービス、Microsoft Office365などのクラウドサービスのメニューを追加していきます。これにより、お客さまは、増大する企業の通信回線コストを抑え、セキュアなモバイル利用環境を構築することができます。

キヤノンMJは、2014年12月より大手、中堅企業を中心に販売を開始し、2017年には約1万回線、1.7億円の売り上げを目指します。また、順次中小企業にも展開し、この新たなサービスを拡充することでモバイルソリューションビジネスを強化していきます。

  • ※1 MVNO(仮想移動体通信事業者、Mobile Virtual Network Operator)は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網設備を持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のことです。
  • ※2 キヤノンMJ調べ。2017年のMVNOによる移動体回線は2013年比で2倍の約3800万回線。
  • ※3 MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)は、MVNOに対する支援サービスを提供する会社です。現在は、自らがMVNOでもあり、その事業資源をMVNEとして他社(MVNO)に提供する会社が多い状況です。