ニュースリリース
2017年6月20日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

キヤノン初の親水コーティングを採用したネットワークカメラを発売


キヤノンは、独自の親水コーティングを採用した赤外照明搭載・屋外環境対応のネットワークカメラ“VB-H761LVE-H”、“VB-H751LE-H”、“VB-M741LE-H”の計3機種を2017年6月21日より順次発売します。

VB-H761LVE-H

発売情報

VB-H761LVE-H

価格
32万3,000円(税別)
受注開始日
6月21日

VB-H751LE-H

価格
29万5,000円(税別)
受注開始日
6月21日

VB-M741LE-H

価格
25万5,000円(税別)
発売日
7月上旬
  • “VB-H761LVE-H”“VB-H751LE-H”は、受注生産です。お客さまより注文を受けてから生産を開始するため、納品まで1.5ヶ月程度かかる場合があります。

おもな特長

新製品は、耐候性に優れた親水コーティングを採用しており、屋外ネットワークカメラに求められる重要な要素である雨天時・降雨後における高い視認性および防汚性を実現しています。今後、キヤノンは同親水コーティング技術を他の機種にも展開し、製品ラインアップを拡充します。

雨天時・降雨後における高い視認性を実現

レンズ保護窓に付着した雨水が、親水コーティングの効果によりレンズ面上で広がって薄い膜となることで、光の乱反射が抑えられ、視認性が向上しています。さらに、同コーティングにより雨水が砂ぼこりや埃などの汚れを浮かして流し落とす効果をもたらし、防汚性を実現しています。

設置・メンテナンス時の利便性が向上

キヤノン独自の親水コーティングは、擦れによる剥がれに強く密着性が高いため、通常は手で触れることのないレンズ保護窓に指紋が付着した場合でも柔らかい布で拭き取ることが可能であり、設置・メンテナンス時の利便性が向上しています。

暗い場所での撮影にも対応

新製品3機種は、優れた低照度性能による暗所でのカラー撮影と、赤外照明を利用することによる光源がない0ルクスの暗闇での白黒撮影が可能です。“VB-H761LVE-H”は光学20倍ズームレンズを搭載し、赤外照明利用時には最長60m先までの対象物撮影を実現しています。“VB-H751LE-H”“VB-M741LE-H”は、赤外照明で最長30m先まで撮影可能であるとともに、それぞれ水平画角124.3°、113.4°の広角レンズを搭載しており、広範囲の撮影が可能です。

ネットワークカメラの市場動向

2016年のネットワークカメラの市場は、全世界的な防犯意識の高まりやアナログCCTVカメラからの買い替えが引き続き好調に進んだことなどにより、世界市場で約6,178億円※1(対前年比約20%増※2)、国内市場で約335億円(対前年比約15%増)と市場規模が拡大したとみられます。
2017年も引き続き拡大基調を維持し、世界市場で約7,566億円※1(対前年比約19%増※2)、国内市場で約380億円(対前年比約13%増)と予想しています。(出典:テクノ・システム・リサーチ社「2016年版ネットワークカメラ市場のマーケティング分析」「2016年版ネットワークカメラ国内市場のマーケティング分析」)

  • ※1 金額は、USドル換算で1ドル当たり2016年:108.80円、2017年:112.25円で計算。
    製品単価100ドル未満の製品を含む。
  • ※2 USドル換算の伸び率。