準グランプリ

写真を愛するきもちを、まず何よりも、たたえたい。 第42回 キヤノンフォトコンテスト

準グランプリ


夕照の波
工藤信朋(新潟県)

受賞者の声
工藤信朋(新潟県)

 冬の荒れた日本海を好んで撮り続けています。
  うなりながら吹き荒れる強風を受け、頬をひきつらせながらチャンスを待ちました。波濤がつぎつぎと押し寄せ、堤防に当たって逆走する波と沖から来た波とがぶつかり合って立ち上がり、そこに雲間から夕日が射す、その瞬間を捉えた作品です。
  今年の冬も、手袋2枚と羽毛の防寒具に身を包み、カメラやレンズに飛沫と寒さから守る装備をまとわせて、強風の日本海の波を求め、楽しんで撮影したいと思っています。

講評: 迫力ある波濤の一瞬を捉えた「準グランプリ」受賞作品

坪内ダイナミックなうねりの大きな波を捉えた作品です。その迫力、力強さ、逆光の具合が、じつに素晴らしい写真です。ちょっと海まで出かけて撮ってきた、という種類の写真ではありませんね。これだけ迫力ある波は、なかなか撮れません。さまざまな条件が一致しなければ、こういう波、光線の状態で撮ることは難しいでしょう。作者が波の強さを表現しようとして、じっくりとねらいを絞って撮っていることが伝わってきます。


長倉この波の盛り上がり方、光の状態がすごい。迫力がとってもある作品です。この瞬間に出会えたことが素晴らしいと思います。400mmの望遠で遠くからねらわれているのだと思いますが、これだけ波がある日に海岸近くで撮影するのは、かなり怖かったのではないでしょうか。


榎並逆光によってバックの岸壁が暗く落ちています。これが光の効果を高めていますね。


キヤノンフォトコンテスト

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