第50回キヤノンフォトコンテスト入賞作品

第50回キヤノンフォトコンテスト

ポートレート部門

ゴールド賞

作品:『笑顔』 安藤宏幸(愛知県)

『笑顔』
安藤宏幸(愛知県)

受賞者の声

写真:安藤宏幸(愛知県)

出番前でくつろぐ少女の笑顔に惹かれて
祭りやイベントでは子どもを写すことが多く、表情はもちろん、仕草や目線を特に気にしながら撮影しています。この作品はナゴヤ・エキトピアまつりでの出番前のひとコマです。パレード出発前、くつろいでいる少女の笑顔に惹かれてシャッターを切りました。
今後もこのような出会いを大切に、自分の表現したいことをうまく切り撮っていきたいと思います。このたびは、ゴールド賞という大きな賞をいただき、ありがとうございました。

講評:見る人を幸せな気持ちにさせるポートレート部門のゴールド賞

齋藤(清) ゴールド賞に「笑顔」を選びました。この作品は、非常に素直に、古典的ともいえるくらい、相手と真正面から対峙しています。また、見る人をちゃんと幸せな気持ちにする。この子との親密な距離感。心温まるというか、そこが一番いいと思いました。
古賀 どんなにカメラが進歩しても、ポートレートって「人」だから、撮る人と撮られる人の関係性が出てくる。こうしたストレートな写真は、人物の存在感がとても強くて、見ていて気持ちいいですね。
齋藤(清) 写真の撮り方、手法がどうのという以前に、お祭りを楽しんでいる彼女の笑顔がよかったです。
古賀 ポートレート部門って、自由部門に近い感じがしますね。
齋藤(清) ポートレート写真の幅が広がっているというか、人物が写っていれば、みんなポートレート部門でいいと思いますよ。撮る人と撮られる人がいて、相手を思いやったり、そのときの感情とか、空気感を撮るのがポートレート写真。それでいいんじゃないでしょうか。
古賀 アマチュアだから撮れる写真もたくさんありましたね。
齋藤(清) 写真って瞬間芸術なので、シャッターチャンスをとらえた人の勝ち。シルバー賞の「祭りの少女」の憂いのある表情は、プロじゃなかなか撮れない。
古賀 映画のワンシーンみたいな。何か深い意味があるような感じですね。写真を撮ったのは親なんでしょうか?
齋藤(清) どうでしょう。親子じゃなくても、それに近い関係性で撮れていますね。ポートレート写真ではそういった関係性をつくることも大切で、だからノンフィクションでもフィクションでも、どちらでもいいと思いますね。
古賀 今回の応募作品をすべて見て、幅広い写真が集まってよかったです。
齋藤(清) 上手な方がいろんなテクニックで撮った写真を応募してくれて面白かった。
古賀 幅広くても、こういったオーソドックスな一枚がゴールド賞になると、これから先、「こういう根本のところから離れなくていいんだ」って思ってくれるかもしれませんね。これからも、皆さん、ポートレート写真にどんどんトライしてほしいです。

シルバー賞

作品:『祭りの少女』 千葉守保(岩手県)

『祭りの少女』
千葉守保(岩手県)

作品:『明日に向かって』 大神亮平(福岡県)

『明日に向かって』
大神亮平(福岡県)

ブロンズ賞

作品:『そろそろ身支度!』 河本 求(兵庫県)

『そろそろ身支度!』
河本 求(兵庫県)

作品:『七五三』 丹羽賢一(宮城県)

『七五三』
丹羽賢一(宮城県)

作品:『ひとみしり』 深見 均(大阪府)

『ひとみしり』
深見 均(大阪府)

佳作

作品:『追われる少年 VS 追う少女』 三木美穂(群馬県)

『追われる少年 VS 追う少女』
三木美穂(群馬県)

作品:『アクアリウムの妖精』 田村祐二(滋賀県)

『アクアリウムの妖精』
田村祐二(滋賀県)

作品:『初めての沐浴』 村上 彰(神奈川県)

『初めての沐浴』
村上 彰(神奈川県)

作品:『まどろみ』 塚田孝志(長野県)

『まどろみ』
塚田孝志(長野県)

作品:『青き疾走』 アズマサトシ(埼玉県)

『青き疾走』
アズマサトシ(埼玉県)

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