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10S 私の色|顔料 米津 光

顔料・10色インク PIXUS PRO-10S

  • EOS 5D Mark III EF24-105mm F4L IS USM 53sec F16 ISO100
  • EOS 5D Mark III EF24-105mm F4L IS USM 101sec F8.0 ISO640
  • EOS 5D Mark III EF24-105mm F4L IS USM 67sec F13 ISO100

「にごり」を絶妙に表現できる。私の作品は、顔料。

 自然の色は大半が、にごっていると思う。人工色じゃない色。その「にごり」をうまく表現できたら、いい描写ができるんじゃないかな。かといって後処理で鮮やかなものをにごらせたくはない。色は撮りながら完成させたいから。PRO-10Sは、私が欲しかった「にごり」を出せる。表現としてにごらせることができると感じた。
 カメラの設定で、彩度はめいっぱい落とす。コントラストは2段くらい低いかな。僕の色は、ちょっとした色の出方。ニュアンス。鮮やかすぎちゃダメ。発色があると意図が変わってしまうんだ。顔料は「彩度」を巧みに表現してくれるね。

 写真を始めた高校生の頃は、どうやって立体感を出そうか悩んでいた。でも、写真はそもそも平面の表現だから、立体感はなくていいのだと気づいた。完全に平面でいこうと思った。長秒で撮るのは、ノイズに見えるところをぜんぶ消して、画面を簡略化できるから。水面の、ノイズに見えていた波が消えてフラットになる。そういうところから僕の風景写真は始まっていた。だから色の表現もみんなが思う鮮やかさとは違う。ペタッと平面のように見える中に、ほんの少し色のある部分が盛り上がって見える。そんな鮮やかすぎない風景を、顔料が描いてくれる。

写真:米津 光

米津 光 広告写真を撮影する傍ら、2005年より風景を被写体に作品を制作。第59回全国カレンダー展で経済産業大臣賞(2008キヤノンカレンダー)受賞。日本広告写真家協会(APA)会員。

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