業務用デジタルビデオカメラXF305先進のファイルベース

XF305 品質とコストに競争力を。キヤノンXシリーズは、コンテンツビジネスを一新する。

高品質をローコストで、MPEG2、フルHD(4:2:2)、ファイルベース記録形式

フルハイビジョン放送時代に求められる新方式のファイルベースビデオカメラ。

ファイルベースカメラ

画質のみならず、作業の効率化が求められるハイビジョン制作のために、テープを使わず、映像をCFカードに記録します。撮影済みのデータはダイレクトにコンピューターに読み込んでノンリニア編集が行えるほか、サーバーにアーカイブすることが可能です。ファイルベースの記録により、編集設備の初期投資とランニングコスト、ワークフローが大きく変わります。従来はVTR同士によるリニア編集(EED)か、VTRとコンピューターによるノンリニア編集が主流でしたが、VTRによる再生が不要となるファイルベースなら、コンピューターのみでの編集が可能に。設備の初期投資を低減できます。ファイルベースカメラ記録メディアには汎用性が高く入手しやすいCF(コンパクトフラッシュ)を採用。カメラ本体に2つのカードスロットを装備することで、2枚のカードに連続して記録することや、カードを交換しながら長時間の撮影を行うことも可能です。

ファイルベース方式の標準フォーマット、MXFの採用で広がるワークフロー。

テープレス時代に放送局用フォーマットとして制定された、MXF(Material eXchange Format)ファイル方式を採用しました。

MXF概念図

放送局で採用されている高画質方式、4:2:2+フルHD記録で素材が活きる。

4:2:2 フルHD フォーマット

水平1920画素のフルHD表示が可能な薄型テレビが一般家庭に普及している今日、撮影素材にも水平1920画素の実力が求められています。XF305は1920×1080画素のフルHD映像を記録します。

映像を構成するのは輝度信号Yと2つの色差信号Pb、Pr。一般に色差信号の情報量は輝度信号よりも少なく、輝度信号4画素に対して色差信号を1画素分しか記録しない4:2:0方式のビデオフォーマットがハンディクラスの業務用ビデオカメラでは主流です。これに対してXF305では、輝度信号4画素に対して色差信号を2画素分ずつ記録する、放送用フォーマットで主流の4:2:2方式を採用。4:2:0方式に対して色差信号の垂直解像度が2倍になり、より微細な色表現が可能になるほか、再レンダリングによる世代劣化の影響が少ないため、テロップ入れや合成処理やカラーコレクションでも効果を発揮します。

4:2:2 カラーサンプリング方式

画質・作業性・ランニングコスト、トータルバランスに優れたMPEG-2方式。

ハイビジョン映像の記録に不可欠な圧縮方式に、汎用性と圧縮効率が高く、かつノンリニア編集でも扱いやすいMPEG-2 Long GOP方式を採用しました。コンピューターへの負担が少なく、高い編集効率を維持できます。XFシリーズが採用しているLong GOP方式は、フレーム間で圧縮処理を行うために効率が高く、フレーム内で圧縮するイントラフレーム方式に対して、同等画質を保ちながらもファイルサイズを1/3程度まで小さくできます。そのため容量の限られたCFカードメディアに、長時間の記録が可能となります。映像データの記録レートを、デジタル放送の約2倍以上に相当する50Mbpsと高く設定できるため、映像素材として十分なクオリティでの記録が可能です。

MPEG-2によるバランス型設計
このページのトップへ