XL H1S|特長

新映像エンジン「DIGIC DV Ⅱ」とハイビジョン3CCDシステムが実現する、HDV1080i高画質。
- 1080iに対応した1/3型 総画素数約167万画素、有効1440×1080画素※のインターレースCCDを採用。水平画素ずらしにより水平解像度800TV本の高画質を実現しました。
- 1080iの豊富な情報量に対応するために処理能力を大幅に向上させた、新映像エンジン「DIGIC DV Ⅱ」を搭載。新ノイズリダクションシステムと新γシステムにより、平坦部や暗部のノイズを低減。色再現性と階調の再現性を高めてHD高画質を実現しました。
- 「DIGIC DV Ⅱ」の能力を最大限に引き出す新開発「HDコーデックLSI」を搭載し、最適な符号化処理をおこなうことでHDVの高画質記録/再生を実現しました。
- ※ HD、SD16:9モード時

クリエーターの感性に応える、キヤノンHDビデオレンズ。
XL H1Sはキヤノン独自のXL交換レンズシステムに対応。制作意図に応じたレンズチョイスが可能です。フランジバック調整機能でレンズ10本分までのフランジバックデータがバックアップされます。
ズーム
ズームスピードの最高速をより速く、最低速をより遅く。調整幅が広がることで映像の表現力をさらに高めました。ズームキー操作時の動きはじめと止まり際に加速度/減速度を持たせ、自然なズーム映像の撮影を可能にしています。また、ズームリング操作時のテレ-ワイド間のリング回転角を約90°/約60°/約45°の三段階に設定できます。
フォーカス
フォーカスリングの敏感度を三段階に設定可能。適度な反応の鈍さを持たせ、粘りのある操作感に設定することもできます。
絞り
20倍レンズに絞りリングを新搭載。微細化された絞り制御で、よりなめらかな絞りコントロールが可能です。
質量約1080g(本体のみ) 外形寸法φ108.3mm×φ157.4mm(フード含まず) F1.6-3.5フィルター径φ72mm
HDビデオレンズ 20倍ズーム XL5.4-108mm L IS Ⅲ(付属品)
従来の操作性を大幅に向上させた、20倍ズームXL 5.4-108mm L IS Ⅲを新開発。絞りリングを搭載し、ズーム/フォーカス/絞りをレンズリングで同時に操るプロならではの操作性を実現しています。
HDビデオレンズ 6倍ズーム XL3.4-20.4mm L
35mmフィルム換算焦点距離24.5-147mm(16:9)の広角撮影が可能なHD対応レンズ。UAレンズを組み込みディストーションを抑えた高画質を実現しました。マニュアル絞り調整リングの搭載で操作性も向上。
質量1240g(本体のみ)外形寸法φ107mm×165mm(フード含まず)
F1.6-2.6 フィルター径φ82mm
各種交換レンズとXL H1S本体との画角関連情報
| 装着レンズ | HD20倍ズーム XL5.4-108mm L IS Ⅲ | HD6倍ズーム XL3.4-20.4mm L |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 撮影モード | HD | SD16:9 | SD4:3 | HD | SD16:9 | SD4:3 | |
| 35mm 換算焦点距離 | 38.9-778mm | 47.7-954mm | 24.5-147mm | 30.0-180mm | |||
| 画角 | ワイド端 | 51°36'×30°29' | 39°51'×30°29' | 75°01'×46°48' | 59°52'×46°48' | ||
| テレ端 | 2°46'×1°34' | 2°05'×1°34' | 14°35'×8°15' | 10°58'×8°15' | |||
| 至近距離画界 | ワイド端 | 至近距離20mm | 至近距離20mm | ||||
| 64.8×35.4mm | 47.7×35.4mm | 86.4×47.5mm | 63.8×47.5mm | ||||
| テレ端 | 至近距離1m | 至近距離0.5m | |||||
| 70.5×39.7mm | 52.9×39.7mm | 149.9×84.6mm | 112.5×84.6mm | ||||
- ※ HD撮影時はHDV対応レンズの使用を推奨します。
EFアダプターXL
EFレンズ群※の使用を可能とするマウントコンバーター。レンズ表記の約7.2倍(16:9)の焦点距離の画角が得られます。フォーカスはマニュアルになります。
- ※ HD撮影時は焦点距離135mm以上のLレンズシリーズの使用を推奨します。EF-Sレンズは使用できません。
EFレンズ装着時の画角(35mm換算)
| 撮影モード | 35mm換算焦点距離 |
|---|---|
| HD/SD16:9 | 装着レンズ表記の約7.2倍に相当 |
| 4:03:00 | 装着レンズ表記の約8.8倍に相当 |
狙い通りのトーンを実現する、多彩なカスタムプリセット。
- 通常のビデオガンマである「NORMAL」、フィルムに近い質感が得られる「CINE1」、キネコなどのフィルムレコーディングに適した「CINE2」の3種類から選択できるガンマ。「HIGH」、「MIDDLE」、「LOW」の3段階の固定ニー特性に加え、高輝度時のハイライト部分を自動的に抑える「AUTO」が選択できるニー。六軸色調整が可能な「R-Gマトリクス」「R-Bマトリクス」「G-Rマトリクス」「G-Bマトリクス」「B-Rマトリクス」「B-Gマトリクス」など。23項目※1を調整して制作意図に応じたカスタムプリセットを設定できます。設定したカスタムプリセットは本体に9セット、メモリーカード※2に20セットまで登録可能です。
- XL H1Sで登録したカスタムプリセットファイルをそのまま使用可能です。XL H1から調整幅が広がった項目は自動変換され、より詳細なチューニングが加えた新たなプリセットファイルを作ることができます。

- * 図はイメージです。
- ※1 カードカメラモード(静止画記録)時は17項目
- ※2 SDメモリーカードSDHCカードまたはマルチメディアカード
さまざまなコンテンツ制作に対応した、CINE LOOKを実現するプログレッシブ記録モード。
放送用コンテンツ制作に最適な1080/60iのほか、フィルム調の表現が得られる1080/24F※、30F※撮影モードを搭載。番組、CM、映画、PVなど、さまざまなコンテンツ制作に対応します。1080/24F、30Fモードは、それぞれHDV規格に準拠したHDV1080/24p、HDV1080/30pでプログレッシブ記録され、対応ノンリニア編集ソフトウエアを使えば24p、30pのネイティブ編集が可能です。
フレームレート
| HD | 1080/60i | 1080/30F※ | 1080/24F※ | |
|---|---|---|---|---|
| SD | 480/60i | 480/30F | 480/24F (2:3プルダウン) | 480/24F (2:3:3:2プルダウン) |
- ※ HDVストリーム以外の映像出力は60i(24Fは2:3プルダウン)に変換されます。HDV1080/24F、30Fで記録されたテープは対応機器のみで再生可能です。
さまざまな映像制作現場に対応する、多彩な拡張性。
カメラスルーの非圧縮出力(YPbPr4:2:2)に対応したHD/SD-SDI出力端子を搭載※。SD-SDIへのダウンコンバート出力も可能です。さらに、エンベデットオーディオ、TC(LTC)や画面表示の出力にも対応しました。
GENLOCK端子、TC IN端子/TC OUT端子を搭載し※、マルチカメラ運用に応えます。HD収録時に、SD信号で同期させることも可能です。
- ※ HD/SD-SDI端子、GENLOCK端子、TC IN端子、TC OUT端子は、XL H1Sのみに搭載。
撮影者の使いやすさに合わせて、機能、操作性ディスプレイ表示をカスタマイズ可能。
- 使い慣れた操作感と機能を設定できるのがカスタムファンクション。ホワイトバランスやゲインの「ショックレス切り替え」、ズームスピードの選択やリングの操作方向、誤操作を防ぐ「操作ボタンの長押し設定」など21項目33種類の設定ができます。またカスタマイズの内容はカメラ本体とメモリーカードに3種類まで保存できるので、複数台のカメラや違う現場でのカメラをいつでもお好みの使いやすさに設定することが可能です。
- 22項目40種類のファインダー内情報表示を選択できるのがカスタムディスプレイ。撮影モードやF値などの撮影情報、録画規格や残量などのテープ・カード記録情報など、撮影時に必要な情報だけを表示させることが可能です。また、EVF DISPLAYボタンで、「全表示」/「カスタムディスプレイでの設定」/「非表示」の3段階の切り替えができます。
より詳細な調整を可能とする各種画質設定。
ゲイン調整
ゲイン調整はオートのほか、-3dB、±0dB、3dB、6dB、12dB、18dB、36dB※が選択できます。さらに、ゲインファインチューニング機能で0dBから18dBまで0.5dB刻みで微細な調整が可能となりました。オートゲイン設定時にAGC LIMITを設定してゲインの最大値を制限できます。AGC LIMITは切(18dB)、15dB、12dB、9dB、6dB、3dBから選択できます。
ホワイトバランス
オート、デイライト(5600K)タングステン(3200K)のプリセット、2ポジションのホワイトバランスセット、色温度設定が選択できます。プリセットホワイトバランスは±9段階の微調整が可能です。ホワイトバランス色温度設定の設定領域を拡大。2000Kから15000Kの範囲で、100Kステップで設定可能です。
セレクティブNR
色相、クロマ、エリア、Yレベルを調整して、画面上のブルーからグリーンの領域を選択し、ノイズリダクションを行うことが可能。ブルーバック、グリーンバック撮影後の合成作業に便利です。
カラーコレクション
色相、クロマ、エリア、Yレベルを調整して、選択した任意の色だけを、撮影時に補正して記録するカラーコレクション機能を搭載。2種類の設定が可能です。
- ※ ゲイン36dBはカメラモードのみ
フォーカスをより精細に確認できる、ファインダーユニットとアシスト機能。
接眼部を跳ね上げればモニターとしても使用できる、2.4型21.5万画素カラーファインダーユニットを付属。白黒表示が可能なほか、セーフティゾーン(80%、90%)、水平マーカー、センターマーカー、HDまたはSD16:9モード選択時に7種類のアスペクトマーカー※をファインダー内に表示できます。また、ピーキング表示、拡大表示によりHD撮影時のシビアなフォーカシングにも的確に対応します。
3つのフォーカスアシスト機能を新装備。
- ファインダー内でピーキングの強調する線の太さや濃さを(周波数/ゲイン)の調整が可能に。2種類の設定値をカメラに保存でき、PEAKINGボタンでスピーディに切り替えられます。
初期設定
| PEAK1 | ゲイン8/周波数2 |
|---|---|
| PEAK2 | ゲイン15/周波数1 |
- 本体左側面のMAGNIFYINGボタンの機能を、本体上部のPHOTOボタンに割り当てられます。右手で操作できるので撮影のリズム、フォームを崩さずにフォーカス確認が可能です。
- 外部モニター接続用のケーブル(コンポーネント・D1)を付属しました。より大きなモニターでマニュアルフォーカスの精細な確認が可能です。
- ※ 4:3、13:9、14:9、1.66:1、1.75:1、1.85:1、2.35:1の7種
ファンタム電源供給に対応したXLR端子2系統を標準装備。
+48Vファンタム電源供給に対応したXLR端子2系統を装備。CH1、CH2独立でマイクレベル-60dBu、ラインレベル+4dBuの設定が可能です。
XLRマイクとXLRライン、フロントマイクとXLRラインの同時記録が可能に。XLRのCH1/CH2がマイクまたはラインの同じ設定の場合、両チャンネルのオートレベルコントロールを非連動に設定することも可能です。さらに、マニュアル入力時のオーディオリミッターも搭載。突然の大入力でも音の歪みを防ぎます。
音声ライン出力レベルが1Vmsと2Vmsから選択可能です。2Vms選択時は出力レベルが+6dB上がります。
さらに操作がスピーディにカスタムキー。
さまざまな機能の中から使用頻度の高い2つをカスタムキー(専用ボタン)に設定できます。カスタムキーボタンは、メニュー設定とは独立しているので、本体上部のボタンを押すだけですばやく呼び出し/設定が可能です。カメラモード、VCR/PLAYモード、カードカメラモード、カードVCR/PLAYモードでそれぞれ独立して設定できます。
| カメラモード | タイムコード、インデックス記録※1、ゼブラパターン、VCRストップ※1、オンスクリーン、TC HOLD※1、レベルメーター、EVFシロクロモード、MAGN.ボタンロック、SHUTTERボタンロック、AE SHIFTダイヤルロック、EXP. LOCK/PUSH AEボタンロック、CPマイナスキー※1※2、フランジバック調整、EVF反転モード※1、SDI出力※3、FOCUS LIMIT |
|---|---|
| VCR/PLAYモード | タイムコード、オンスクリーン、データコード、レベルメーター、TC HOLD※1、EVFシロクロモード、SDI出力※3 |
| カードカメラモード | ゼブラパターン、オンスクリーン、EVFシロクロモード、MAGN.ボタンロック、SHUTTERボタンロック、AE SHIFTダイヤルロック、EXP.LOCK/PUSH AEボタンロック、CPマイナスキー※1※2、フランジバック調整、EVF反転モード※1、SDI出力※3、FOCUS LIMIT |
| カードVCR/PLAYモード | オンスクリーン、EVFシロクロモード、SDI出力※3 |
- ※1 カスタムキーのみで操作できます。
- ※2 カスタムキー2にのみ設定できます。
- ※3 XL H1Sのみ。
その他の機能
- カスタムファンクション設定により、ズームリモートコントローラーZR - 2000(別売)のAEシフト機能でアイリスコントロールが可能となりました。
- SMPTEカラーバーとともに、テストトーン(1kHz、-12dB、-18dB、-20dB)の記録が可能です。
- SMPTE準拠のTCに対応。DF(ドロップフレーム)、NDF(ノンドロップフレーム)およびREC RUN、FREE RUNの選択、スタート値のプリセット、16進数のユーザービット記録が可能です。
- * SDモード24F選択時はDF、FREE RUNは選択できません。プリセットされたスタート値は5の倍数となります。
- 6ピン HDV/DV端子(IEEE1394端子)、金属性ヘッドホン端子を採用し、より堅牢性を高めました。
- 三脚取り付け部を大ネジに対応した付属の三脚ベースに交換し、大ネジ三脚を使用することが可能です。
- 最大1980×1080の静止画をメモリーカードに記録可能です。秒間5コマ、連続最大60コマの高速連写機能を搭載しています。



