導入事例|甲南大学情報教育研究センター

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甲南大学の情報教育研究センターは、初年度の学生に情報基礎教育を行うことを主目的として1996年に設立された。設立当初はタイピングから教育していたが、近年は初年度の学生のITスキルが向上しているため、授業内容は毎年レベルアップしている。同センターでは2007年の夏期に、パソコンなど設備の入れ替えを行った。その際、高解像度ディスプレイに合わせてプロジェクターSX6を3台、X600を7台導入。ハイレベルな授業と設備環境の中で、合計10台のプロジェクターが活躍している。

用途
情報教育及び各学科の授業
現在のプロジェクターは、2号館で行われる殆どの授業で使用されている。各学科の授業により、投写する内容は様々である。中でも「一般情報科目」の授業は、レポートや卒業論文の作成にも欠かせないスキルとなるため、履修希望者が定員を上回るほどの人気である。この授業には、収容人数128名、X600が2台設置されている教室などを使用している。120インチのスクリーンに同時に2つの画面を投写して、多くの学生とのコミュニケーションを確実に図りながら授業を進めている。さらに、同センターが担当している、教職科目の「教育の方法技術」では、電子教材作成を動画で学べるコンテンツを活用しており、より高画質なSX6が活躍している。
決め手
ハイスペックPC対応の高画質
同センターでは、設立当初からプロジェクターを設置している。パソコンなど機器の入れ替えは3、4年に1度は行っている。4回目となる今回、SXGA(1280×1024ドット)が最低限必要であったことから、パソコンと液晶ディスプレイを高解像度モデルSXGAに更新。それに伴い、 講義用の推奨条件である3000lm以上の明るさで、SXGA以上に対応するプロジェクターの導入を検討。デモンストレーションを見るなど比較検討した結果、スカッと美しい画面が印象的なキヤノンのプロジェクターの導入を決定した。さらに同センターでは、様々な授業や教室に対応できるように、高輝度の2機種を選択。従来機は明るさを上げると、ファンの音が気になっていた事もあり、検討時には静寂性も強く求められた。その点も、2機種とも十分にクリアしている。
導入効果
多彩なアプリケーションに対応し、視認性が向上
同センターでは理工学部などの理数系学部から、文学部などの文科系学部まで全学科の授業が行われている。このため使用するアプリケーションは、3Dグラフィックやエクセルなど多彩だが、SX6、X600の2機種は、ムラのない画質で幅広く対応している。特に授業でエクセルを使用した際に、数字やグラフなど細かい線がはっきりと見えるようになるなどの効果があった。
色そのものがテーマとなる授業にも対応できる
色彩の心理的効果をテーマとした授業では、イラストレーターやフォトショップなどのグラフィック系のソフトを使用する事が多く、プロジェクターの色彩表現力に対して要求レベルが非常に高い。その要求レベルにも応えることが可能となった。
2機種の使い分けで効率化に成功
プロジェクターの導入にあたり、複数タイプの教室を効率的に運営できるような設置を検討した。ディスカッションができるような少人数タイプの教室では、SX6を設置し、多人数の授業に適応した教室では中間モニターがあり、X600を2台設置している。このような工夫により、教室が常に授業で埋まる状態の中で、効率的な教室の運用を実現している。
使用環境
SX6/X600のAVシステム構成
同センター設立当初からプロジェクターは天吊りで設置しているため、入れ替えはスムーズであった。スイッチャーはアナログRGBが3系統、ビデオ信号が1系統のものを使用し、投写内容によって切り替えている。プロジェクターの電源やズームなど、殆どの操作をリモコンで行っている。誰にでも使える操作性により、利用者各自が効果的に活用している。

- 設置台数
- SX6 3台 / X600 7台
- 使用スクリーンサイズ
- 100〜120インチ
- 使用コンピュータ
- 富士通FMV-D5240
- 設置状況
- 天吊り設置