導入事例|多摩美術大学 グラフィックデザイン学科研究室

ビジュアルコミュニケーションの原点を体現できる高画質

ビジュアルコミュニケーションの原点を体現できる高画質

写真:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科研究室

デジタル機器の進化などグラフィックデザインを取り巻く環境が急激に変化する中で、新鮮で先鋭的な描写力・構成力・情報伝達技術力などの造形力を養成し、創造性が高く、問題解決能力が強い、情報伝達デザイナーの育成が目的とされる。特に基礎課程では、描写力・色彩・形態の構成力など、「手」による技術の修得が重視され、その手本となるさまざまな資料を見て学ぶことが重要であり、そこで活躍するのが、高輝度・高画質プロジェクターWUX10 Mark II である。

  • 写真:准教授 山本 政幸 氏
  • 写真:助手 洞口 祐輔 氏

用途

現物資料や教材の投写

写真:貴重な古い資料などを投写して説明
貴重な古い資料などを投写して説明

グラフィックデザインと言うと先ずポスターや雑誌広告のデザインなどをイメージされるが、活版印刷の登場とともに始まった文字デザインのタイポグラフィーが元となる。情報やメッセージを伝達する手段として制作されるデザインの原点であり、印刷物の可読性や視認性、そして美しさを加えるために、文字の配置や形状などにさまざまな工夫が施されている。タイポグラフィーは必須科目であり、実習に至るまでにさまざまな資料からその技法を学習する。教室では150~200名の学生が聴講しているので、貴重な古い資料などや生徒の作品を回覧することはできない。そこで、実物の質感やその技法を細部まで表現できるプロジェクターが必要となる。

決め手

紙の質感がわかる高画質

写真:拡大表示した文字もシャープに高画質
拡大表示した文字もシャープに高画質

小さな文字の輪郭など細かいところを見る授業であり、解像度が先ず重要である。文字が印刷されている紙にも色があり、ハーフトーンが再現されないと別のものになってしまう。さらに各専門の先生が使用されるグラフィックデザインの教材には、写真やアニメーション、イラストなどさまざまなものがあり、細い線と淡い色やグラデーションにより表現されるものも多い。そこで実際にWUX10 Mark II が設置されている写真家のギャラリーで映像が投写されているところを見学し、機種の選定はWUX10 Mark IIの画質を基準に行うことになった。前提となったきれいな画質は、WUXGA(1920×1200)対応の解像度とともにハーフトーンと色の再現力、細線の表現力、文字のシャープさがポイントで、さらにデモ機を教室で見ると3200lmは明るく、他に選択肢が見当たらなかった。

導入効果

先生と学生、双方の不満が解消され、授業の質が向上した

以前のプロジェクターでは、淡い色が飛ぶ、細線が消える、求める色がでない、文字がつぶれるという問題があった。そのために、色調整を助手の方に何度も依頼する先生や、プロジェクターを使わずにスライドを使用する先生もおられたが、導入後は助手の方が調整に取られる時間は無くなり、スライドはパソコンに変わった。また以前のプロジェクターでは、学生の作品の投写内容を見て評価し課題を指摘すると、「実際は違う」との反論が出たり、作品の再提出があったりしたが、WUX10MarkII の導入後はそのような問題がなくなった。

受講する学生全員に、授業内容を公平に提供できる

以前のプロジェクターでは細部が見えないため、講義終了後に教壇のところまで来て実物を確認する学生が何人かいた。実物を確認しに前へ来る積極的な学生と、消極的な学生との間で理解に差がでる傾向があった。もし全員が実物を見に前に出て来ても、一度に見ることができないので、消極的だが興味を持つ学生に対する資料内容の提供に不十分さがあった。プロジェクターの画質が良くなったことで、そのような問題が解消された。

ノートを取り易くするためのライトを点けることができる

写真:教室が明るいままでも見やすい投写映像
教室が明るいままでも見やすい投写映像

ブラインドを閉めた状態で少し明るさを確保するには、壁側にある4箇所のスポットライトを点ける必要がある。しかし、以前のプロジェクターでは見づらくなるために消灯しなければならず、教室全体が暗くて学生はノートが取りにくかった。授業によっては長時間資料を投写するので、ほとんどの時間ノートが取りづらいという問題があったが、3200lmのWUX10 Mark II の導入により解消された。

使用環境

WUX10 Mark II の運用構成

書画カメラ、DVDデッキ、ブルーレイディスク、アンプ、スイッチャーと120インチワイドスクリーンの組み合せで運用している。ノートPCは先生がそれぞれ持ち込むので、ケーブルを接続するだけで素早く講義をはじめることができるのは便利である。

図:システム構成

  • 表示画像はイメージです
設置台数
WUX10 Mark II 1台
使用スクリーンサイズ
120インチ(ワイド)
主な投写素材
印刷物などの実物、PCデータ(パワーポイントなど)、学生の作品、アニメーション映像、HD動画、文字のレタリング、DVD・ブルーレイディスク
設置状況
天吊り設置
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