− もっと多くの人にこのプロジェクターの良さを知ってもらうためにも、操作性についてはどうでしょうか。
村瀬)SX6、SX60が出たときに、オートセットアップができるようになって、各社でも同じような機能をつんできました。でも、キヤノンの場合、ほとんどボタン操作ひとつでできるところがすばらしい。センサー技術とかオートフォーカス技術など比類ない技術が投入されている。スクリーンを前にして、パッとセットアップができてしまう。いいものであれば、そのまま踏襲すればいいのですよ。慣れていない方だと入力信号の切り替えもできないわけだし。
− キヤノンの社員は使い慣れていますが、他社では30秒以上かかるものもありますから、最短で4秒、最長でも約8秒。デモ体験をすると、多くのお客さまが驚きます。
そのほかにもユーザビリティを発揮すると思われるものはありますか。
松井)そうですね。直接の担当ではありませんが、デジタルイメージシフトとかどうでしょう。16:9のハイビジョンの映像ソースを使う機会も徐々に増えてきています。一方、スクリーンの前にスピーカーとか、物があると邪魔になって画像が隠れてしまうと、お客さまからの要望があって、上下方向に画素単位で移動できるようにしました。
村瀬)ハイジョンの動画を投写する場合、上下にあまっているスペースに移動できるわけですね。
松井)sRGBの画像を明るい所でみたいというユーザーが多いので、今回はフィルターを使わずに投写可能にしました。明るさもほぼスタンダードモードと変わりません。
− 最後になりましたが、明るくなって、色がよくなって、こんな所で使ってほしいという想定はありましたか。
児玉)デザインとか色を使う分野でほめていただきたいと思います。
村瀬)液晶プロジェクターの中でがんばってきた、SXGA+でLCOS(エルコス)。この価値があるところに、今回より色が鮮やかになって、より忠実に色再現ができるようになってきたから、もっと映像にこだわる方に使ってほしいですよね。
松井)厳しい目をもっている方に使っていただいて、厳しい要望に対応していきたいなと思います(笑)。
村瀬)パソコンの解像度がどんどん上がってきて、例えばハイビジョンの動画を再生しながら、パワーポイントでプレゼンテーションする。そんなマルチで快適な利用の仕方を大画面のプロジェクターにも、今後はいっそう求められてくると思うのです。私が思うにそのトップを走っているのがSXシリーズだと。
だから、持ち運べて多機能・多用途で使えるこのクラスへの期待はとても大きいです。ぜひ、次も、あっと驚くプロジェクターをお願いしたい。