レーザービームプリンターテクノロジー紹介

オンデマンド定着方式

クイックウェイクアップと省エネを実現

レーザービームプリンターでは印刷の際に、熱と圧力によりトナーを用紙に定着させています。従来はヒーターで定着ローラー全体を加熱する「ローラー定着方式」が一般的でしたが、むだな電力使用が多いうえに、加熱に時間がかかるためプリントが開始されるのも遅くなりがちでした。この問題を解決するために、キヤノンでは熱伝導効率の高い定着フィルムと、定着部分を瞬時に加熱するセラミックヒーターを採用した「オンデマンド定着方式」を開発。予熱を不要とすることで省エネルギーに貢献するとともに、クイックウェイクアップによる瞬間的なプリントスタートを実現しました。

データ処理を高速化する、キヤノンのプリンタードライバー

プリント環境の資産継承をサポート「LIPS V」

キヤノン独自のページ記述言語「LIPS」は、エミュレーションによる運用やMEAP ADVANCE(LBP版)/MEAP-Liteでのプリンター機能拡張など、多機能を実現。「LIPS LX」と「LIPS IV」の2つのドライバー印刷方式があります。

対象機種:
LBP9950Ci/9900Ci/5910F/5910/9660Ci/
8900/8730i/8720/8710/8710e/6710i/
3410(9520C/9510C/7600C/6600はLIPS LXのみ。)

LIPS LX

LIPSのデフォルトに設定されるモードです。使用するアプリケーションやデータサイズに関係なく、つねに最適なプリントパフォーマンスを提供します。

LIPS IV

コントロールコマンドを利用した業務システムの開発など、LIPSプリンターを多機能に活用することが可能。また、キヤノンページプリンターに代々採用されてきた「LIPS」間の互換性を保つことで、プリンターに関わるシステム資産をこれまで通り継承することができます。

ワイヤレスネットワークにも対応「CARPS2」

「CARPS2(Canon Advanced Raster Printing System2)」は、出力指示を行うパソコン側のCPUを活用し、最適なプリント処理を実現。プリンター側で行っていたレンダリングをパソコン側で行うため、大容量データもスピーディーに処理できます。また、ワイヤレスプリントにも対応し、ネットワーク環境で快適な印刷をサポートします。

対象機種:
LBP7110C/7100C/8100/6240/6230/6040/6030(LBP7100C/8100/6230は有線LANモデル、LBP6030はUSB接続モデル)
CARPS2の概念図

オフィスでのビジネス文書出力に適した「CAPT」

パソコンのCPUを活用することで、大容量データの処理スピードを大幅に短縮。処理データは高い圧縮率でプリンターへ転送されるためプリンター本体にメモリーを増設する必要がなく、快適に印刷することが可能です。さらに、双方向通信でつねにプリンターの状態を確認しながら効率的に印刷処理を実行します。

対象機種:
LBP9200C/9100C/7200C/7200CN/7010C/6340/6330

4連タンデムエンジン

カラーもモノクロも高速印刷

レーザービームプリンターでフルカラー印刷を行うには、CMYK4色分の画像を感光ドラムに形成して用紙に転写する必要があります。1つのドラムを4回転させてカラー印刷を行う従来のワンドラム方式を見直し、Satera LBPでは4つのドラムを並べた「4連タンデムエンジン」を開発。用紙に4色分の画像を一度に転写することで、モノクロプリント同等の高速カラープリントを実現しました。安定したトナー補給に不可欠なドラムピッチを保つために各色のドラムを斜めに配列するなど、緻密な計算と確かなテクノロジーを発揮してエンジンの高速化、小型化、耐久性強化を同時に追求しています。

  • カラーレーザービームプリンターのみ(LBP7010Cを除く)。

1枚目を高速出力する「ウルトラショートパス」

出力スピードの向上を追求し、Sateraではウルトラショートパスを採用しています。高速プリントと高画質を両立するために不可欠なのが、高度な制御技術。キヤノンは用紙搬送シミュレーションソフトを開発し、紙送りのスピードコントロールと、給紙ローラー、中間転写ベルト、定着器のレイアウトを最適化。用紙をできるだけ短い経路で搬送できるような設計を施して、ファーストプリントの大幅なスピードアップを実現しています。

写真の美しさが際立つ9600dpi相当の高画質印刷

美しいカラー再現を追求するSateraには、キヤノンが誇る先進技術を凝縮しました。写真の美しさが際立つ多値処理9600dpi相当×600dpiの高品位印刷。細かな文字の読みやすさを高める1200dpiモード。日常のビジネスに、ハイクオリティーのカラープリントを提供します。

さらなる高画質を実現する1200dpi

データ処理解像度、プリント解像度ともに1200dpi×1200dpiを実現するモードを搭載。写真データやグラフィックの中間調など、従来の2400dpi相当×600dpiを超える高画質印刷を、フルスピードのエンジン速度で実現します。

対象機種:
LBP5910F/5910/9660Ci/9520C/9510C/9200C/9100C/8900

2400dpi相当の高画質印刷

長年ビジネスプリンターで培った技術を凝縮したレーザビーム方式で、超高精細印刷を可能にしました。データ処理解像度600dpiに加え、キヤノン独自のスーパー・スムージング・テクノロジーにより2400dpi相当※の高画質プリントを実現。さらに、この解像度をプリント表現に活かすため、ハイスピードオンデマンド定着方式用に開発したトナーを採用しています。

キヤノンならではの色調再現、人が美しく感じる「記憶色」

キヤノンインクジェットプリンター「PIXUS」と共通の色設計指針に基づき、1万点を超える画像サンプルをもとに分析された「人間が潜在的に持っている記憶色(好ましいと感じる色)」を再現。人が自然に見ている色合いにより近いプリントカラーを実現しました。

エッジを滑らかにプリント イメージデータ補正

画像が粗くなったり、エッジがギザギザになりがちな低解像度のイメージデータでも、エッジをなめらかに補正して印刷します。

美しいグラデーション表現を可能にする「LSPIT」

キヤノンが開発した中間調処理技術LSPIT(Laser Shot Photographic & Imaging Technology)によりグラデーションを滑らかに再現。微妙なトーンのモノクロ写真やグラフィックスの階調性を高めます。

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