導入企業の活用事例レポート レストラン File.10「和食さと」

紙でないと現場は回らない!和食レストランの裏側を支える「Satera MF8380Cdw」

A4 カラーレーザー複合機 Satera MF8380Cdw カラー

高い調理技術と接客スキルが求められる和食レストラン。日本全国にチェーン展開するサトレストランシステムズ株式会社では、来店客へのサービス向上とスタッフの負担軽減を両立させるために、新たに店舗での情報共有システムを構築。その一環として全店舗にA4カラーレーザー複合機「Satera MF8380Cdw」を導入した。

企業情報

サトレストランシステムズ株式会社 http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/

「和食さと」「すし半」「天丼・天ぷら本舗 さん天」、「にぎり長次郎」、「かつや」など、関西を中心に全国280店舗(連結)を展開している人気の和食レストランチェーン。和食をチェーン展開したパイオニア的存在として知られる一方、地域・社会への貢献、働きやすい職場環境の整備などでも高い評価を得ている。

料理の充実とスタッフの負担軽減。その両立のために店舗のIT化を促進

「和食の楽しみ」が味わえるレストランチェーンの「和食さと」
「和食の楽しみ」が味わえるレストランチェーン。店の作りにも和のテイストが感じられる。
和食さと 営業部 佐生 正治氏
和食さと 営業部 佐生 正治氏
素材を活かして板前が腕を振るう和食。その調理には高い技術が求められる。かつては和食レストランのチェーン展開は困難と思われていた。しかしサトレストランシステムズ株式会社は、半世紀にわたり和食のチェーン展開に取り組み、和食ファミリーチェーン業態として日本一の店舗数を誇っている。その背景には食材調達から調理方法まで多岐にわたるさまざまな工夫、効率化があった。和食のメニューを豊富に用意するのは簡単ではないが、同社が全店舗で幅広いメニューを揃えられたのはそれらの努力の積み重ねがあったからである。
現在、同社が取り組んでいるのは、店舗におけるIT化だ。本部では以前からIT化は進んでおり、全店舗でPOSや売上管理システムも稼働している。だが長年各店舗ではパソコンやプリンターを設置せず、電話やFAXが情報共有の主軸になっていた。それは店舗で印刷をしなくても済む業務体系を作っていたからだ。緊急の情報はFAXで送信し、そうでない印刷物(社内通達など)は社内配送システムに載せて本部から送っていた。しかし今後は情報伝達のスピードと質を高めたいと見直した結果、2013年に店舗におけるIT化を一気に進めた。その理由を和食さと営業部 課長の佐生 正治氏は次のように語る。 「お客様へのサービスを向上させたい。そのためにスタッフが調理と接客に集中できる環境を作る。それ以外はITに任せる。そういうコンセプトで店舗におけるIT化は始まりました。
当社ではお客様に和食を楽しんでもらうために幅広いメニューをご用意してきましたし、これからも拡張したいと考えています。しかし和食は調理に高い技術習得が必要です。そしてお客様への接し方にも独特の作法、ノウハウがあります。つまりメニュー拡充にあわせてスタッフのスキル習得も必要になるのです。調理や接客を軽減することは絶対にできませんから、それ以外の負担を抑えようという考えでした」
そして全店舗に複合機、タブレット、パソコンの導入が済み、順調に活用が始まっている。その複合機として選定されたのがキヤノンのA4カラーレーザー複合機「Satera MF8380Cdw」だった。設置された台数は210台に及ぶ。

飲食店で発揮される印刷品質とスピード、耐久性、保守サービス

スタッフルームに設置した「MF8380Cdw」
スタッフルームに設置した「MF8380Cdw」。無線LANは選定の必須条件だった。店内のどこにいても印刷できるし、余計なケーブルを引かずに済む
実は計画当初、レーザー複合機を選択肢に含めず、インクジェット複合機のモデルから選定しようと考えていたという。しかし最終段階になって「MF8380Cdw」の提案を受け、改めて検討してみたところ飲食店での利用に適していると気が付いた。
「レーザー複合機は印刷スピードが速く、印刷精度が高いという利点がありました。例えば、会議の資料には売り上げや販売数など数字が並びますが、レーザーだと文字が小さくても判読が容易です。だから多くの情報を一覧するような資料でもわかりやすいわけです。
保守サービスにも安心感がありました。飲食店のスタッフは料理や接客のプロですが、この手の機械に強いわけではありません。その点、各店舗を回ってくれるサービスマンの対応の良さ、レスポンスの早さも、頼りになると感じました。
また機械はいずれ寿命を迎えますが、交換されればスタッフが使い方を覚えなおさなくてはいけません。だから一度入れたものはなるべく長く使いたいわけです。その点でも耐久性の高いレーザー複合機は適していました」(佐生氏)
そうやって改めてレーザー複合機の利点を洗い出したところ、コスト以上のメリットを感じ、「MF8380Cdw」導入を決定したのである。

忙しい現場では重要なものほど紙での告知が必要

主にタブレットから出力。スタッフルームの壁には、重要な通達が掲示されている
主にタブレットから出力。スタッフルームの壁には、重要な通達が掲示されている
新メニューのマニュアルや注意点、本部からの通達などをカラーで高品質に出力できる
新メニューのマニュアルや注意点、本部からの通達などをカラーで高品質に出力できる
現在は、本部からの通達などを受ける情報共有ツールとしてタブレットを使い、「印刷するべき」と判断した資料をタブレット、パソコンから印刷するという流れで活用している。無線LANに対応している「MF8380Cdw」はタブレットからも直接印刷できるので、資料を見て必要と感じたら、店内のどこからでも印刷が可能だ。
「情報共有のスピードはタブレット活用で向上しました。ですが、飲食店の現場では紙で出力しないと伝わらないこともあるのです」(佐生氏)
飲食店のスタッフは仕事に追われていて時間がない。タブレットですべての社内通達に目を通す時間が取れない場合も多々ある。そこで重要なものは紙に出力して掲示するのである。紙に出力してスタッフルームに掲示しておけば、必ず全員の目に入る。新メニューのポイントなどをカラー印刷して厨房に掲示しておけば、調理の際にすぐ確認できる。「確実に伝達したい」「すぐに見て確認できる」という点で、紙の優位性は高い。
店舗ではコピー機能もよく使っている。原紙(各種帳票)をコピーして手で記入するような仕事も多いからだ。以前は、無くなったと気付いてコンビニのコピー機まで走ったこともあったが、今は「MF8380Cdw」でいつでもコピーできるので、慌てることもなくなった。
日々店舗を回る本部スタッフにもメリットはあった。今までは店舗で会議をする際に、本部から資料を持参していた。 「今は、店舗に着いてから印刷しても会議に間に合うので、効率が良くなりました。スピードも速いので時間の無駄もなく、両面印刷もできるのでコストも抑えられます。前に必要に迫られて一部店舗にプリンターを設置したこともあったのですが、機種がバラバラだと操作が違っていて面倒でした。しかし今は全店舗で統一した複合機なので、どこに行っても使い方が一緒なのも楽です」(佐生氏)
今のところ印刷するのは主に本部から送られる社内資料が多く、利用者は店長、社員、パートスタッフのリーダーなどが中心だ。今後は現場の要望や状況を鑑みつつ、各種帳票や営業ツールなどに広げることも念頭に置いている。
この1年で急速に進んだ店舗のIT化に対して、「店舗の判断で必要なものがすぐ印刷できるようになり、情報の質とスピードも上がりました。効率化が進んだことは、もちろんお客様へのサービスにも貢献しています」と佐生氏は振り返る。店舗スタッフからも「必要なときにすぐに印刷やコピーができるようになって、効率が良くなった」と評価も高い。「MF8380Cdw」は和食レストランを陰で支える名脇役として、顧客サービス充実に一役買ったといえるだろう。
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