キヤノンマーケティングジャパン株式会社 導入事例

新人社員のメンタル傾向を見える化
営業力強化のための人材育成に活かす

  • 業種キヤノン製品ならびに関連ソリューションの国内マーケティング
  • 従業員数連結:18,011人 単独:5,332人(2017年4月3日現在)

「ストレスマネジメント力向上研修」を、
社員の研修に導入するキヤノンマーケティングジャパン株式会社

厚生労働省の平成27年労働安全衛生調査によれば、「現在の仕事や職業生活に関する事で強い不安や悩み、ストレスになっていると感じる事柄がある」労働者の割合は55.7%と、平成25年調査より3.4%増加しています。
労働生産性向上を目指し、政府も本腰を入れて「働き方改革」に取り組む今、従業員に対するメンタルヘルスケア、ストレスマネジメントは企業経営において重要な課題となっています。
このような企業を取り巻く環境の中、キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、メンタルヘルス業界のリーディングカンパニーである株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメントの「アドバンテッジ インサイト」のお客さまへの提供をスタート。キヤノンマーケティングジャパン株式会社ビジネスソリューションカンパニーにおいても、「アドバンテッジ インサイト」を活用した「ストレスマネジメント力向上研修」をカンパニーに配属された新入社員に対する研修の一つとして、2015年より導入いたしました。
今回は、導入部門で人材育成を担当するBSグループ事業企画課 課長の佐藤、課長代理の林、阿部の三名に、詳しい導入の経緯や導入後の効果などについて聞きました。

01導入背景

法人向けの営業組織として課題となっていたストレスマネジメント

キヤノンマーケティングジャパン株式会社では、4月に入社した新入社員に対して、5月まで新入社員共通の研修を実施した後、6月に各カンパニーへ配属します。
その後の1か月間は、カンパニーごとに個別の研修を実施。
ビジネスソリューションカンパニーにおいては、研修の一部として「アドバンテッジ インサイト」を活用した「ストレスマネジメント力向上研修」を導入しています。研修では、「アドバンテッジ インサイト」のEQ能力測定とストレスチェックテストを活用。
この研修で受講者自身が自己のメンタル面を理解し、ストレスに対するセルフケアをすることが可能となります。

メンタルヘルスケアの知識も必須に

導入の背景について、林は
「ビジネスソリューションカンパニーは、法人のお客さまを対象にキヤノン製品を中心としたソリューション提案を行う営業組織です。
2015年に「ストレスマネジメント力向上研修」を導入した当時は、まだ働き方改革というキーワードこそありませんでしたが、自分よりも年上のお客さまに営業活動を進めていくためにはコミュニケーション能力を高め、自分の感情もうまくコントロールできる強い個を育てていかなければという認識がありました。
そのためには製品や営業プロセスにまつわる教育ばかりではなく新入社員のストレスマネジメントも必須となっていました。そこにマッチしたのが、「アドバンテッジ インサイト」でした」。

左:BSグループ事業企画課 課長代理 林 明日香 中央:BSグループ事業企画課 課長 佐藤 隆司 右:BSグループ事業企画課 阿部 朝明

02選定理由

潜在的なストレス耐性と対人関係能力を知ることで、自分なりの対処方法を学ぶことができる

「ストレスマネジメント力向上研修」アドバンテッジ インサイト EQ能力+ストレス耐性→自分の特性を知る→ストレスマネジメント力向上研修→自分なりの対処法を学び強い人材へ 「EQ」EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは心の知能指数とも言われ、感情察知・感情コントロール・対人関係スキルなどを総合的に評価するものです。人生を上手く生きていくには知識やIQだけではなくEQも必要と言われています。

ビジネスソリューションカンパニーとしてより強い個を育成していく必要性が出てきた背景には、これまでのオフィス複合機を中心としたドキュメントソリューションのビジネスに加えて、ネットワークカメラや商業印刷といった新しい分野にも事業を広げていくというカンパニーの戦略が大きく関係していました。

こころの知能指数も測ることができる

時代の流れとともにビジネス環境が大きく変化する中、自分自身でメンタルのマネジメントができ、新分野にも積極的に立ち向かっていくことができる、そんな人材を育てていかなければならないという想いが強くなっていたのです。
「アドバンテッジ インサイトは潜在的なストレス耐性に加えて、こころの知能指数、すなわち人の気持ちを理解・把握する能力である対人関係能力(EQ)も測定することができる唯一のツールであり、このツールなら、場の空気を読みながら、自分のストレスにも対処できる人材を育てていくことができると考えました。

商品理解を深めることも狙い

また、自社で取り扱っている商品でもあり、カンパニーの研修で実践することでより商品の理解を深めることができるため、お客さまに安心して提案できるということも、選定理由の一つでした」。(林)

03導入効果

今まで気づかなかった自分自身のメンタル耐性や、コミュニケーション能力に気づく

研修を受講した社員の声 2016年入社 谷川 泰斗:診断結果の中に、ストレスや心配ごとに直面した時に、人を頼れず、自分の中で抱えてしまうといった内容がありました。まったく自覚したことがなかったので、この結果はすごく意外でしたし、そこで自己認識できたことは仕事の面でも大いに役立っています。 2016年入社 門井 萌:就活の時に自己分析をしたり、自分なりに自分のことは理解しているつもりでしたが、出てきた結果にはギャップがありました。そのことを上長にちゃんと把握していただいているということは、仕事を進めていく上で一つの安心材料になっていると思います。

では、具体的な導入効果としてはどんなことが挙げられるのでしょう。佐藤は研修がもたらすメリットとして、次のように語ります。
「研修が終わった時点のアンケートでは、自分のことを客観的な物差しで確認できるため、受講してよかったという回答が必ず出てきます」。
また、「一見、ストレス耐性がありそうな新入社員でも、実際にこの研修を受けることで意外とメンタルが弱いと判ることがあります。
研修で得ることができる情報から、新入社員に対する早目のストレスケアが可能になります。私たちカンパニーの新入社員育成担当者としても、彼らとのコミュニケーションの仕方を考える上で、いい判断材料になります」。

新入社員の安心が増す

また、阿部は
「カンパニー内の一連の研修を修了した後、配属時には配属先の上司にも研修結果を提供します。配属先の営業部門において実績だけで判断されるのではなく、上司が自分のメンタル面を把握してくれているということは、新入社員にとっては大きな安心感につながると考えています」。

04今後の展望

結果をチェックして終わりではなく、結果を活かせる環境づくりが必須

林に今後の展開について尋ねると、
「今年で導入3年目ということもあり、彼らが配属後に2年目、3年目を経過してここで学んだことを、配属先でどう活かしているか、しっかりと検証できていないというのが現状の課題です。
また、本人が持っている素養の中で、一般的に対人関係能力(EQ)は、向上させていくことができると聞いていますので、今後は2年次、3年次など、年次ごとにその人の状態を継続的にフォローしていくことができればと思っています。

上司や先輩の受け入れも重要

どんなに新入社員が自分のことを理解して頑張ろうと思っていても、受け入れる側の職場環境が整っていなかったり、職場の上司が研修結果を把握して育成につなげようという思いを持っていないとうまく回っていかないのでは、と感じています。そこはこれから私たちが取り組まなければならないことです」。
一人の社員を採用するにも、相当な採用コストがかかります。若手社員をいかに成長させるかは企業にとって大きなテーマであり、これまでは人の感覚だけでケアしていたところをこうしたツールを使うことはとても意味のあることでしょう。

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