導入事例これからの試作品づくりのカギを握る3Dプリンター

株式会社ジャッカル 様 導入事例

製品開発のため、試作品づくりが日常的に行われている同社では、従来の切削に代わる方法として、3Dプリンターに着目していた。3Dプリンターの導入により、作業時間の大幅な短縮を実現し材料の無駄も解消した。
(掲載:2015年7月)

  • 業種製造業
  • 従業員規模28名

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導入前の課題

  • これまで試作品は切削機でつくっていたが、ベースの素材の大きさによって一度につくれる数に制限があったりと、素早く効率的な試作品づくりができなかった。
  • 切削機では途中で反転作業をしなくてはならなく、中側を荒削りして仕上げをし、裏返し、また荒削りして、仕上げして・・・といった具合に、1個のルアーに対して1日半ほどの時間が掛かっていた。

導入後の効果

  • 裏返す手間がいらないため、6~7時間で仕上げることができ、一度に2~3個のルアーを同時にプリントアウトできるため、時間の短縮を実現した。
  • 材料をギリギリまで効率よく使うことができ、素材面の無駄が解消された。

3Dプリンターと切削機の使い分けが効率的な試作品づくりの肝

同社では現在、最初は3Dプリンターを使用し、そちらでOKが出たものを切削作業で削り出すという流れで試作品づくりを進めている。
ルアーをつくる場合、何度も試作品をつくり、水槽などで泳がせて悪い点を直したり、重りや部品の位置を変えるというトライ&エラーを繰り返し行う必要がある。
しかし、水槽で泳がせる程度のテストであれば3Dプリンターでつくった試作品でも十分耐えられるため、そこまで問題ない段階まで進んでから切削機を使うことで、大幅な時間短縮につながるのである。
1個の完成品に至るまでにつくられる試作品は、およそ10~20個。
3Dプリンターの場合、切削機と違って複数個を同時にプリントアウトできるため、同日開催される複数の展示会に持ち込んで、幅広くプロモーション活動を行いたいような場合にも有効利用が期待されている。

強度のある素材の使用など今後のさらなる発展に期待

その他の良い点として、藤松氏は「3Dプリンターはプリントアウトできる解像度がかなり高いので、切削機よりも細かい作業ができるんですよね」と仕上がりの美しさについても語ってくれた。
切削機は刃物の先端の太さに制限があるのに加え、当然刃物は次第に劣化してしまうため、どうしても出来上がりに誤差が出てしまうのだという。
続けて今後の課題について「実釣に耐えられるだけの強度ある素材が出てくれば、言うことはないのですが・・・」と語る藤松氏。
より高い解像度で、よりスピーディーにプリントアウトするために、近々よりグレードの高い機械の導入も検討しているとのことである。

お客様プロフィール

株式会社ジャッカル

本社所在地: 滋賀県大津市真野5丁目22番地7号
創業: 1999年1月6日
資本金: 2000万円
従業員数: 28名
売上高: 18億7400万円(2014年2月)

※2015年6月現在

関連リンク:3Dプリンタースペシャルサイト

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