株式会社 河宗本店 様 導入事例

お客様の要望はもちろん、地元の工務店を活かすために
宮崎県産飫肥杉の製材から、自由度の高い家づくりに進出

  • 業種製材業
  • 従業員数13名

理想の家づくりのために、3Dプリンターを導入

昭和30年に創業した宮崎県日南市の株式会社河宗本店は、耐久性や弾力性が高く、主に建築材として使用される宮崎県産「飫肥杉(おびすぎ)」の製材を行っています。「最近では住宅建材用にプレカットをしたり、はめ板やフローリングなどの製材の販売をしたりといった業務にも進出しています。材木を扱う業者は、パーツや家具を作ることはありませんでした。
しかし、大手ハウスメーカーと同じ土俵に立つためには、日南市の工務店さんが持っている独自の住宅デザインを活かしていく必要があると考え、細部に至るまで積極的に提案しています」と話してくれたのは、専務取締役の河野宗九郎さん。キヤノンから3Dプリンター「ProJet 660 Pro」を導入したのも、住宅に対するお客様のイメージをより高めるためでした。「これまでの家づくりはご主人が主導でしたが、現在は奥様やお子さんも意見を出しあって、家族みんなで取り組むことがほとんど。そのため、住宅模型を見たときに家族全員が同じイメージを共有できることが重要になります」。主婦が気軽に立ち寄れる場所に、との思いから商店街に「3D DESIGN OFFICE」という新事務所を構えたと教えてくれた河野さん。
「自由度の高い理想の家づくりを身近に感じてもらうためにも、これからは3Dプリンターの活用がますます主流になるはずです」

左:専務取締役 河野 宗九郎 氏 右:3D事業部 河野 氏

01導入背景イメージを大切にするために、家族全員がわかりやすい模型を

子どもをもった夫婦に加え、若い世代も家を建てることへの興味が強くなっていると教えてくれた専務取締役河野さん。宮崎県内の住宅着工数も伸びているなか、家づくりに関しての打ち合わせの際に思い当たることがありました。
「以前は住宅設計書だけを使ってご説明していたので、奥様やお子さんからはイメージが湧かないと言われてしまうことも。発泡スチロールの住宅模型を作ることもありましたが、設計士さんが手作業で作るので完成まで約一週間かかっていたんです」。
5年前に自身の家づくりも経験したという河野さんは、住宅の完成後に実感したことがあったといいます。
「細部まで充分に打ち合わせを行うためには、主流になりつつある3Dプリンターが必要なのでは、と強く感じたんです」

02選定理由イメージがカタチになることの驚き

「2016年6月にキヤノンマーケティングジャパン本社で行われた展示会に行きまして、導入するのならばこれだと思いました。ProJet660Proは、外壁はもちろん、クロスや家具といった細かなところもフルカラーで出力できます。イメージしたものが、そのままカタチになるところが決め手になりました」と話してくれた専務取締役河野さん。
また、「リアルなフルカラーを、スピーディーに造型することができることに驚きました。想像通りに仕上がるので、お客様にも喜ばれています。」と教えてくれた3D事業部 河野さんは、サポート体制についても語ってくれました。
「宮崎市内にキヤノンの拠点があるので、不具合などがあったときも安心です。電話をすれば、すぐに駆けつけてくれますし、メンテナンスのやり方などで困ったときも丁寧に教えてくれます」

03導入効果お客様の要望を引き出して、理想に近い家づくりを実現

ProJet660Pro導入によって、フルカラーの精巧な住宅模型を用いた打ち合わせができるようになった3D事業部 河野さん。
「クロスや外装をこんなふうに変えたい、といったお客様の要望を引き出しやすくなったのは大きな成果ですね。より理想に近い家づくりを実現できるようになったと思います」。
地元工務店が苦手としていた独自デザインのアピールにも大いに役立っていることや、家の中の細かいところまで鮮明にイメージできることが、同業他社との差別化につながっていると語ってくれました。また3D事業部 河野さんは、作業効率の良さについても話してくれました。
「帰宅前にスタートボタンを押しておけば、翌日には完成しているので、時間を無駄にすることがありません。納期は従来の一週間から、3日にまで短縮されました。造型材料となる石膏は未使用分を再利用できるので、コストも抑えられています」

04今後の展望涌き上がるイメージを現実のものに

「将来的には、いろいろな業者さんと今までになかったものを創造していきたいですね」。
そう話す3D事業部 河野さんは現在、神社に保存されている仏像や面などの文化遺産をデータ化して後世に残していこうと、神主さんなどと一緒に取り組んでいます。
さらに、外国人観光客でにぎわう日南市のジオラマ作成や、オリジナルのフィギアづくりへの対応にも着手。
「日南市にある飫肥城跡の、もともとあった城郭を設計して復元したいとも思っています。3Dプリンターによって涌き上がったイメージは、さらなるアイデアを引き寄せてくれます。お客様から提案されることも多くなってきました。家づくりを入り口に、今までなかったものをクリエイトしていきたいですね。」と、3Dプリンターが可能にする未来を語ってくれました。

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