住友生命保険相互会社様 導入事例

パッケージ主体で統合情報ポータル基盤を構築
IT投資コスト圧縮と業務効率化を実現

  • 業種生命保険業
  • 従業員数42,245人

システム基盤の統合・汎用化でIT投資コストを圧縮
各部署の業務効率化にも成功している

生命保険大手の一角をなし、31,244名の営業職員を擁する住友生命保険相互会社。その営業職員が主に使う募集文書管理システムをはじめとする3システムの基盤を、2015年3月に統合した。その際、ベンダーによるフルスクラッチで構築するのではなく、汎用性あるパッケージ主体とすることを選択。開発におけるコストと時間を圧縮するとともに、社内で設定・カスタマイズできる仕様として運用コストも圧縮。また募集文書の作成や審査といった現場の業務効率化も狙い通り実現している。

課題→効果

導入の決め手

  • 検索品質向上をはじめとするユーザーの利便性向上
  • 手厚いアフターサービス体制と素早いレスポンス

01導入の経緯コスト圧縮と小回りの効く環境を目指しパッケージ主体での構築を検討

情報システム部 豊田 浩生 部長代理情報システム部 豊田 浩生 部長代理

営業職員たちが顧客への保険商品提案に使う募集文書(販売資料)を作成するため、同社では個人保険の募集文書管理システムを運用している。また内勤の職員たちが用いる教育資料管理システム、事務規定文書管理システムも運用してきた。これら3つのシステムは、同社のために一から設計し、多額の費用をかけて構築されたものだ。しかしハードウェアの保守切れを機に、基盤の統合、パッケージを主体としたシステムへの変更を検討したのだと情報システム部の豊田浩生部長代理は語る。
「これまでは自分たちの働き方に合わせたシステムを構築してきました。しかし今後は汎用的なシステムを導入し、そこに働き方を合わせれば総合的にメリットが得られると考えたのです。また画面の仕様変更など、ベンダーに依存することなく社内で実施できれば運用コストや時間の節約にもなるという狙いもありました。」

02導入の決め手現場での利便性を向上させる充実の機能
手厚い保守体制と迅速対応も高評価

同社は基盤の統合、画面変更などの柔軟性、検索品質の向上、IT投資コストの削減という4要件を定め、コンペを実施した。そこでキヤノンマーケティングジャパンは3つのシステムをポータルメニューに収め、利用する職員の権限に応じて表示できるワークフロー基盤を提案。全体の見た目がそろい使いやすくなること、文書検索など機能面の改善による利便性向上が評価された。
「検索品質の向上をはじめ、要件をすべて満たした提案でした。そして、その上で決め手となったのが、東京と大阪にもサービス拠点があること。弊社の大阪拠点(データセンター)にも東京本社にもすぐ駆け付けてもらえることに魅力を感じたのです。実際にシステム構築段階から何かと素早く対応していただいています。」と、豊田部長代理は振り返る。

03導入の成果営業、文書審査、システム管理の現場でそれぞれ効率化が進む

コンプライアンス統括部 販売資料審査室 稲垣 純 副長コンプライアンス統括部 販売資料審査室
稲垣 純 副長

「システム基盤が統合され、募集文書管理システムも教育資料管理システムも同じ感覚で使えるインターフェースになったのがいいですね。」と語るのは、コンプライアンス統括部 販売資料審査室の稲垣純副長。営業現場などが募集文書を作成する際、募集文書管理システムを用いて文書を参照する。この時、新たなインターフェースと検索エンジン「Apache Solr」により文書を探しやすくなり、参照件数が12%増加した。「必要な資料がすぐ見つかるため、文書の改訂作業もスムーズになりました。また募集文書に自動で所属名や署名が印字される新機能も好評です。」と、稲垣副長。以前は営業職員が各自スタンプで押すなどしていた署名などの手間が省けたのだ。

募集文書に自動で署名が印字される新機能

さらに、稲垣副長らが募集文書を審査する際に利用する募集文書管理システムには新機能が加わった。修正前後の募集文書を一目で判別できる差分機能、審査結果を個別にメール送信せずワークフローで返せる機能、そして審査の進捗を確認できる機能だ。これらが相まって文書審査の所要日数は0.02人日短縮できている(※)。
※ 0.02人日とは、1人で0.02日を要する仕事量。

差分結果(テキスト比較)差分結果(テキスト比較)

04今後の展望より効率的な業務環境を求め、見えざる課題にも挑みたい

システム基盤統合後、同社では画面上のテキストやエラー判定の条件などを最適化してきた。「こうした軽微な変更を現在はベンダーに依頼せず、社内で済ませています。」
狙い通りの環境となり、今後も改善を重ねていきたいと豊田部長代理は意欲を示す。そしてキヤノンマーケティングジャパンに対する期待として「業務のさらなる効率化や売上の向上につながる新しい運用・機能を今後も積極的に提案してほしい。」と語った。
企業のニーズに応えることはもちろんだが、各方面での効率化が進むなか、見えざる課題を解決するソリューション、思わぬ効率化を実現するソリューションが一層求められるだろう。アフターサービスを通じてコミュニケーションを深めつつ、よりよい業務環境を提供するためキヤノンマーケティングジャパンは研鑽を積んでいく。住友生命保険相互会社が顧客との対話を日々続けるなかで、価値ある保険商品を提案していくように。

お客様プロフィール

住友生命保険相互会社 本社住友生命保険相互会社 東京本社

住友生命保険相互会社

本社所在地
大阪府大阪市中央区城見1-4-35
東京本社所在地
東京都中央区築地7-18-24
創業
1907年
基金
6,390億円
(基金償却積立金を含む)

※2016年3月現在

導入システム

統合情報ポータル/ワークフロー基盤

社内公開された文書管理はポータルパッケージソフト「Liferay Portal 6.2」を利用し、作成中の文書はワークフローシステム「Web Plant SDK」上に 作成した審査・公開アプリケーションにて審査する。フルスクラッチでの構築と異なり、ユーザーの利用用途に応じて最適なパッケージソフトを利 用することでシステム構築費用を圧縮している。
統合情報ポータル/ワークフロー基盤

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