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監視から「抑視」へ。ネットワークカメラをとりまく技術の進歩で、防犯力がより一層向上!

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監視から「抑視」へ。 ~ネットワークカメラをとりまく技術の進歩で、防犯力がより一層向上!~

要注意人物を発見したら直ちにアラートを発するなど、さまざまな形で犯罪を未然に抑止できるその実力を、具体例をもとにご紹介します。



Part1 認証技術編

2019年、2020年と世界中が注目する国際的スポーツイベントを控え、年々増え続ける海外来訪者。防犯ニーズもますます高まりを見せる中、どの業種においても安全・安心に細心の注意を払うことが経営課題の一つとなっています。そんな中、注目を集めるのが、ネットワークカメラと最先端の顔認証技術との連動によるソリューションです。要注意人物を発見したら直ちにアラートを発するなど、さまざまな形で犯罪を未然に抑止できるその実力を、具体例をもとにご紹介します。

01. 関係者以外の侵入を「抑視」する!

医療:隅々まで目を光らせて、患者や従業員の安全を守る。

医療:ネットワークカメラが隅々まで目を光らせて、患者や従業員の安全を守る。

患者さんの無断外出時にアラート通知することで、徘徊による事故を抑止します。また、クレーマーなど要注意人物の顔をあらかじめ登録しておき、顔照合によりトラブルを未然に抑止することができます。

文教:人の出入りを制限することで、安全性が高められる。

文教:人の出入りを制限することで、安全性が高められる。

不審者や他校の生徒も容易に侵入できる学校。出入り口にカメラを設置し、顔照合により不審者の侵入を監視、抑止することで、休日も安心して教室を自習室として使用できます。

製造:顔認証による入退出で成りすましを抑止する。

製造:ネットワークカメラで顔認証による入退出で成りすましを抑止する。

顔認証で従業員の入退出をチェックすることにより、成りすましを防ぎ、部外者の立ち入りを厳しく取り締まります。ICカードを忘れた時の手続きなど煩雑な業務の効率化にもつながります。

介護:徘徊を未然に検知して、事故や行方不明を回避できる。

介護:ネットワークカメラで徘徊を未然に検知して、事故や行方不明を回避できる。

顔照合により、入居者の徘徊を検知。事故や行方不明など、取り返しのつかない事態を回避します。また、不審者の顔を事前に登録しておけば、その脅威から入居者や職員の安全を守れます。

02. 不審人物の侵入を「抑視」する!

万引き常習犯やクレーマーなど、あらかじめ要注意人物の顔画像を入手できる場合には、それらをデータベース化。ネットワークカメラが捉えた画像と照合して、万全の防犯に備えることもできます。

流通小売:万引き常習犯の来訪を捉え、不正行為にも先回りして備える。

流通小売:ネットワークカメラが万引き常習犯の来訪を捉え、不正行為にも先回りして備える。

DBに登録しておいた顔画像との照合により、万引き常習犯やクレーマーの来訪を警備に自動通知し、注意を喚起。万が一、不正行為が行われた際にも、EAS(電子商品監視システム)との連携で、犯罪時の録画映像を容易に検索できます。

幼稚園・保育園:不特定多数の出入りに備えて、防犯は万全にしておきたい。

学校の出入り口にカメラを設置し、顔照合により不審者の侵入を監視、抑止することで。安全性が高められる

保護者の顔を事前登録し、顔照合で連れ去りを抑止できます。また、逆に過去映像から不審者の顔を登録し、顔照合で職員に注意喚起を促したり、特定の不審者の行動を一括検索し、証拠映像として警察に提供できます。

ホテル:要注意人物の来訪を、即座に全従業員で共有できる。

ホテル:ネットワークカメラがあれば要注意人物の来訪を、即座に全従業員で共有できる。

クレーマーなど要注意人物の画像をあらかじめ登録しておき、顔認証により該当人物の来訪を検知。全従業員に通知し、注意喚起を促すことができます。

Part2 検知技術編

防犯・防災ニーズの拡大にともない、監視中の異常事態を自動で検知し、さまざまなアクションを実行する機能を搭載した高機能ネットワークカメラも続々と登場しています。単にその場を監視するだけに終わらず、何らかの異常を検知した時点ですぐに事態収拾に向けた行動をとることができるため、国宝や重要文化財の保護など、間違いの許されないセキュリティーニーズにも十分に対応でき、安心して施設等の監視を任せることが可能になります。以下、具体的なお役立ちポイントをご紹介します。

01. 立ち入り禁止エリアへの侵入を「抑視」する!

ネットワークカメラの検知機能で立ち入り禁止エリアへの侵入を「抑視」する

絵画や彫刻などの芸術作品が展示された美術館・博物館、歴史文化財が置かれている観光名所、閉店後の高額商品の展示棚など、あらかじめ画面上で立ち入り禁止エリアを設定。侵入を検知した時点でアラートを鳴らすなど、窃盗やいたずらの監視に威力を発揮し、貴重な財産を被害から守ります。

02. 貴重品の盗難を「抑視」する!

ネットワークカメラの検知機能で貴重品の盗難を「抑視」する!

持ち去りを検知するために、従来は検知対象物の輪郭を丁寧になぞって領域設定を行う必要がありましたが、新アルゴリズムの搭載で正確な領域設定が不要に。対象物の周囲を含め、ざっくりと指定するだけでよくなりました。複数の被写体を同時に設定することもできるので、検知のためのハードルがぐんと下がっています。

03. 悲鳴や異常な音で犯罪を「抑視」する!

ネットワークカメラの検知機能で悲鳴や異常な音で犯罪を「抑視」する!

窓ガラスが割れる音がした場合や設備の稼働音の停止など、あらかじめ設定しておいた基準音量以上または以下の大きさの音量を検知した場合に、音量解析を行って異常事態を知らせます。人が発した悲鳴なども検知できるので、犯罪の未然防止に役立ちます。

04. 不審者の逃亡を「抑視」する!

ネットワークカメラで不審者の逃亡を「抑視」する

動体検知によって監視エリア内で捕捉された不審者を、自動で追尾してくれます。カメラのパンチルトズーム機能を自動制御し、逃げる不審者の姿を常に画面中央付近に所定の大きさで表示しながら、警備員が目視で確認するまで追跡を続けるため、見逃しのリスクも低減できます。

防犯と言っても、今や目的によって、さまざまな機能や技術が利用できるネットワークカメラ。この機会に、シチュエーションに応じた「抑視」の目の導入を検討してみてはいかがでしょうか。



見えてくるのは、従来の防犯の枠を超える無限の可能性

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