導入事例|玄海町役場/呼子町役場

観光PR・防災・地域活性化を目指して高速ネットワークインフラをいかして、ホームページ上でライブ映像発信

インターネットを通じたライブ映像発信は、自治体にとっても有力なコンテンツとなる

高速ネットワークインフラを活かすための有力な手段とは....

−キヤノンネットワークカメラ VB-C10/VB-C10Rを導入するきっかけは?
玄海町と呼子町の共同事業として、平成13年度にケーブルTV事業を行いました。TV放送事業とインターネットプロバイダ事業の2つからなり、実際の運営は第三セクターである“ネットフォー”が行います。インターネットプロバイダ事業は、下り10Mで2,900円/月という格安の料金となっています。そして平成14年度には、町内公共施設を1Gという高速ネットワークで結ぶ、イントラネット事業が行われました。
ホームページを通じて、町外に対しては町の紹介や観光PR、町内の住民に対しては町民向けのイベントや子供たちの予防注射、各種申請書等、役に立つ情報・資料を提供しています。また、ケーブルTVのTV放送にホームページの情報を流す仕組みも作っています。
しかしこれだけでは、高速なネットワークの帯域はまだまだ余っています。風向明媚な場所が多いこと、毎年台風が来ることから、観光PR・防災・地域活性化のためにインターネットを通じたライブ映像発信ができないか、という検討を始めました。

画像の質とスムーズな動作でキヤノンネットワークカメラを選択

−キヤノンネットワークカメラVB-C10/VB-C10Rをお選び頂いた理由は?
マシンを貸し出してもらい、実際に事務所内でテストを行いました。テスト時は、カメラとネットワークサーバが一体になっていないものでしたが、想像していたよりパン・ズームの動作がはやく、画像が綺麗で驚きました。町長に見せたところ、プライバシーを心配するほどの画像でした。また、夜に漁火を見せたいので、6ルクスでも映ることも魅力でした。
−カメラの設置についてご苦労されましたか?
カメラの設置は、公共施設に取り付けるかたちで行いました。苦労したことの一つは、映したいものの近くに公共施設がない場合です。玄海町の棚田がこれにあたりますが、今年度中には町単独の事業として棚田の映像も発信する予定です。次は、プライバシーの問題です。呼子町の場合は、観光担当者が基本的な設置場所を選んだあと、民家は映らないように、ズームして個人が特定できないようになど、すべてのカメラの調整を行いました。VBC10/VB-C10Rは左右340度の範囲をパンできますが、映したい風景の真中に民家等があった場合は、民家の“左右どちらか”を泣く泣く選ばなければなりません。
−住民の方の反応はいかがでしたか?
もちろん、住民の理解も必要です。「役場に監視されているのでは」と心配されないように、実際に映している画像を役場1Fのプラズマディスプレイに“マルチビュー”の形で表示しています。マルチビューのソフトウェアは“管理者が見る”ことに重点が置かれているのですが、“一般の人が見る”と言う観点で改善の余地があるのではと思います。
−運用上のご苦労はありますか?
呼子町で一度機器不良がありましたが、それ以外は問題ありません。ただ停電した後は、ネットワークカメラが再起動するまでの間30秒ほど画像が出なくなったことがあります。また、黄砂の季節になり、雨が降った後に黄砂が来たら、ハウジングが汚れて清掃が必要になるかもしれません。この点については、ちょっと心配しています。
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