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親の愛まで、撮っている。日本の新しい写真館

日光写真館 沖縄県島尻郡

動きのある撮影が得意な写真館へ。

お客さまが動き、フォトグラファーも動く。
ライブな撮影で、お客さまの個性、“らしさ”を表現すること。
日光写真館社長・仲嶺真弥氏は、キヤノンプロフェッショナルフォトソリューション導入を契機に、自社の撮影スタイルと強みを再確認。 その人の魅力を最大限に引き出すポートレートによって、地域のお客さまに高い満足を提供している仲嶺氏に話を伺った。

動きのある撮影こそ、自分のスタイルだと思う。

動きのある撮影こそ、自分のスタイルだと思う。

お客さまのために「今、いちばん、いいもの」を使う。

「数ある写真館の中から、日光写真館を選んでくれたお客さまを裏切ってはいけない。 満足を提供するために、汗を流して、一生懸命に撮る。それが、私のモットーです」日光写真館社長・仲嶺真弥氏はそう語る。
創業51年、半世紀に及ぶその歴史の中で、日光写真館は、いつの時も、新しい撮影技法、新しい撮影機材や設備を積極的に取り入れてきたという。それは、とりもなおさず「お客さまの満足を第一に考えてきた」からに他ならない。

デジタル化にもいち早く取り組んできたが、キヤノンのプロフェッショナルフォトソリューションへと移行したのは2年前、2007年のことである。EOS 5D、無線LAN、撮影ワークフローソフト(Digital Photo Presenter for Studio)、大判プリンター(iPF5100)を導入。「メーカーを問わず、自分が今いちばんいいと思ったものを使う」 というのが仲嶺氏の考え方。
「デモ機を使ってみて、これはいけると思いましたので、すぐに導入を決断しました。キヤノンのいいところは、高画質とかスピードとかデジタルのメリットを享受できるのは勿論ですが、非常に“信頼性”が高いことです。トラブルがないから、ストレスなく仕事することができますね」

お客さまに動いていただき、私も動いて撮る。
キヤノンのプロフェッショナルフォトソリューションと出会い、自分の写真の方向性を再確認。

日光写真館社長・仲嶺真弥氏

七五三でも、成人式でも、ポートレートで大切なのはその子らしさ、その人らしさを表現してあげること。しかし、そうした個性や魅力は、お客さまを止めてポーズを付けて、という撮り方ではなかなか表に出てこないと仲嶺氏は考える。

「自然で活き活きとした表情は、自然な動きの中から生まれてくるものじゃないですか。だからお客さまに動いていただき、私も動いて撮る。お客さまと私がコラボレーションして最高の一枚を創り上げる。そういう撮影スタイルこそが自分のスタイルなんだ、と気づかせてくれたのが、実はEOS 5Dと無線LANなんです」機動力が高くレスポンスがいいから、手持ちでライブに撮れる。それによって、お客さまの動きも硬さがとれ、仲嶺氏自身もテンションが上がり、自然といい写真につながっていくのだという。

第1位作品の彼女たちが、成人の記念に撮った1枚。

2007年第109回の九州写真展覧会で第一位を受賞した作品がある。
「これは、高校の卒業記念に撮った写真です。彼女たちが卒業の喜びをストレートに表現したら、このジャンプになった。この動きの中に、彼女たちの“らしさ”が本当によく表れているでしょう。こういう写真こそ、自分が撮るべき写真、日光写真館の写真なんだと思うんです。だから、ホームページでも“動きのある撮影が得意な写真館です”とアピールしています」大好きな一枚を眺めながら、そう語ってくれた。

色彩の美しさには、いろんなメリットがある。

色彩の美しさには、いろんなメリットがある。

JPEG画像の品質の高さが、業務の効率化につながる。

いかに肌の色を美しく健康的に表現するか。
ポートレートを撮るうえで、当然、肌の色には徹底的にこだわっている。「私は、人の肌の色を柔らかく描写できるカメラが好きなんですね。そういう意味で、EOS 5DとEFレンズは、すごく気に入っています。ピクチャースタイルも使っていますよ。私の場合は、“ポートレート”にして、あとはカスタムで調整することで、イメージ通りの色を表現できています」
また、色彩の描写力、表現に加え、JPEG画像の質の高さも、仲嶺氏は評価している。「キヤノンの場合は、JPEG画像の質がいい。実はこれ、業務の効率化にすごく役立っているんです。従来はRAWデータを現像する工程で何かと時間を取られていたのですが、その分の仕事が減りましたね」

色味の安定出力が、サービスの低コスト化につながる。

大判プリンターiPF5100は、基本の商品コースにプラスするサービス用の大型プリント(A3)に活用している。
「12色だから色彩表現が豊かでクオリティが高い。お客さまの評判はとてもいいです。しかも、色味の出力が安定しているというのがいいですね。プリントし直すということが、ほとんどない。
ロスがなく、しかもプリントのスピードも速いので、すごく助かっていますね」撮影から出力まで、全てを社内で行っている日光写真館にとって、無駄なコストや時間をかけず、お客さまに喜ばれるサービスを提供できる大判プリンターは欠かせない機器となっている。

写真館で過ごす、すべての時間を楽しくしたい。

写真館で過ごす、すべての時間を楽しくしたい。

ワークフローをサポートし、お客さまに安心感も与えてくれる、Digital Photo Presenter for Studio(DPPS)。

動きのある撮影のためには、お客さまが気持ちよく撮影に入れる雰囲気づくりが大切になってくる。仲嶺氏も、スタッフの皆さんも、その点は普段から意識して取り組んでいる。
「まず、商品としての写真でしっかり満足いただくのが基本ですが、撮影している時間をはじめ日光写真館で過ごすすべての時間が楽しい。そんなふうに、場としての魅力も評価される写真館になれたら最高ですね」と語る。
また、データの保存・管理やプレゼンテーションに活用されているDPPSも、撮影業務を効率化するだけでなく、お客さまをリラックスさせるのにも役立っているそうだ。
「撮影後にすぐに確認できるというのは、お客さまにとって非常にいいソリューションだと思いますね。うちでは、成人式のお客さまなど、撮影の途中で“ちゃんと撮れてるのかしら”と不安になられる方もいらっしゃるんですね。そういう雰囲気を感じた時は、一旦撮影を止めて一緒にモニターを見ていただくんです。そうすると“あ、こんな感じで撮ってくれてるんだ”と安心される。それまでの緊張が和らいで、表情もぐっと良くなります」

新しい感動を生む商品やサービスで、プラスαの魅力を。

沖縄では、七五三や成人式以外にも、十三祝やお年寄りの生年祝をトゥシビーと呼んで、お祝いの記念写真を撮る方が多いそうだ。
そうしたお客さまからいつも選ばれる写真館であるためには、「自分が創造力を発揮するために必要なことやお客さまに喜んでいただけることは積極的に取り入れて、その一方で効率化できる部分は徹底して効率化していきたい」と仲嶺氏は考えている。新しい試みとしては、導入を予定しているEOS 5D Mark Ⅱのフルハイビジョン動画に注目しているという。
「これは面白そうですね。フルハイビジョン動画による商品なりサービスは、間違いなく写真館ビジネスの可能性を広げてくれるものになると思います。
それとプロジェクターですね。デモ機で試してみたのですが、やはりプレゼンテーションの時のインパクトが違いますよね。大画面で映し出された写真を見て、お客さまもワッ!オッ!という感じで。演出に工夫を加えることで、お客さまに新しい感動を与えることができる。こういった部分の差別化も考えていきたいですね」

「どんな感じで撮ってもらえるの?」
作品のイメージが湧くホームページで、効果的にアピール。

ホームページに掲載された、お客さまからのファンレター

どこの写真館で撮影しようかと検討されている方は、実際にその写真館を利用した人のリアルな評価を知りたいものである。そうしたニーズに応えるため、日光写真館では、撮影後にお客さまに書いていただいた感想文と撮影した写真を随時ホームページに掲載している。
「ホームページに関しては、“更新”することが大事。とにかく頻繁に更新して、お客さまの新しい声をアップすることで、今の日光写真館をお伝えすることを第一に取り組んでいます。お客さまによって評価のポイントが違いますので、お客さまの声を掲載するほど、日光写真館をいろんな角度からアピールすることになると思っています」

有限会社 日光写真館

有限会社 日光写真館
1958年創業。沖縄県与那原町でフォトビジネスを展開。
スタジオ記念撮影をはじめ、出張撮影、学校アルバム製作、衣装レンタル等を手がけている。
URL:https://nikkophoto.com/
(有限会社 日光写真館のサイトへ)