日本の新しい写真館

12 滋賀県守山市 上原フォートスタジオ

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「京都」で和装。「琵琶湖」で洋装。地域性を活かしたロケーション撮影。

上原フォートスタジオのウェディングには、魅力的なメニューがある。和装は日本情緒たっぷりの京都で、洋装は豊かな自然がきらめく琵琶湖で行うロケーション撮影だ。意外にも上原氏は「僕たちはここに住んでいるからかもしれませんが、あまり特別なサービスとは感じていないんですよ」と語るが、滋賀県守山市という立地だからできるまさに特別なプランといえるだろう。ホームページに掲載されている美しい作品を見て、他県から問い合わせてくるお客さまも多いという。確実にオーダーが増えているロケーション撮影を今後はスチールだけでなくEOSムービーでも行っていきたいと考えている。

特別な高揚感を味わえる特別なスタジオに。

現在のスタジオを設計している時、上原氏がこだわったのは、「どこにでもあるような気軽な雰囲気はいらない。お客さまがモデルにでもなった気分で、いつもと違う興奮を味わっていただける場所にしたい」という想い。実際、オープンした当初は「写真館としては、少し入りにくいんじゃないか」と指摘する方もいたそうだ。しかし、9年目を迎えた今も、その想いは変わらない。「お客さまに本当に満足いただくためには、やはり特別な高揚感が必要だと思います。そういう空間であり続けるために、少しずつですがスタジオには手を入れて変えていっています」と上原氏。取材当日はお客さまが次から次へと来店し、店内の撮影もなかなかできないほどの賑わいだった。

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贅沢な気分で衣裳を選べる、“ドレスギャラリー Aes.”。

同店は店舗2階で、独立した貸衣装店として「ドレスギャラリー アエス」を展開している。その設計も特徴的だ。コスチュームルームとフィッティングルームを、店舗のほぼ中央にある吹き抜けの階段を挟んで別フロアにすることで、空間にプライベートな雰囲気を演出している。さらにコスチュームルームには壁一面に巨大な一枚ガラスがはめ込まれており、室内全体にやわらかな自然光が降り注ぐ。シンプルでナチュラルな空間の中で、ゆったりとした気分で衣裳選びができるようになっている。つねにお客さまの満足や利便性から発想する上原氏の姿勢が、このドレスギャラリーにも表れていた。

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上原フォートスタジオ

上原フォートスタジオ(滋賀県守山市)は1937年に創業。専務取締役の上原茂氏は3代目。社員数22名。 2004年8月にオープンした現在のスタジオを拠点に、各種の記念撮影、ブライダル、スクール、ドレスショップなど、幅広いサービスを提供している。
URL:http://ueharaphoto.jp/
(上原フォートスタジオのサイトへ)

写真:上原フォートスタジオ
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