日本の新しい写真館

18 福島県伊達市 光陽スタジオ

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ロケーション撮影で差別化を図る、「ラブリーキッズポスター展」。

同社では毎年4~6月に「ラブリーキッズポスター展」というキャンペーンを展開している。0歳から15歳のお子さんを対象にモデルを募集。屋外で撮影した写真をポスターにし、町内のスーパーや銀行などで展示会を実施。ポスターは展示会後にお客様にお渡しするというもの。参加費には撮影料、フレーム付A2ポスター代が含まれている。この企画のポイントはロケーション撮影にある。「スタジオ撮影が中心の他店との差別化を図っていきたい。そういう狙いもあって、ロケーション撮影で、自然の中でのびのびと遊ぶ姿を撮ることを基本とした企画にしたんです」と馬場氏。ロケーション撮影の効果だろう、実際、どのポスターにも子どもたちの生き生きとした表情が捉えられている。このポスター展を体験されたお客さまは、ほぼ100%七五三などにつながり、またご友人など新しいお客さまも紹介してくださるという。また、この企画はスタッフの撮影技術向上にも役立っているそうだ。「ロケの場合、子どもたちは自由に飛び回りますから。マニュアル通りにただシャッターを押せばいい、というわけにはいかない。勉強になっていると思います」。

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若い感性に応える、ガーデンスタジオ。

同店は、 2008年にヨーロピアンスタイルのガーデンを備えたスタジオへとリニューアル。現在の店舗には全国各地の写真館を見学し教えていただいたノウハウが詰め込まれているという。「お客さまの若い感性に応えていくためには、僕ら自身も頭を柔らかくして、変わっていかなきゃいけない。そうでないと時代から置き去りにされてしまうという危機感があったんですね。だから、いろんな写真館に行っては聞いて、行っては聞いて。スタジオ設計の狙いや効果を教えていただきました」と馬場氏。小さな子どもたちを撮るうえでガーデンを設けた効果は大きいという。「いくら自然光が入るといっても室内のスタジオ環境にはやはり萎縮しちゃうお子さんがいます。でも、ガーデンに出ると全く違う表情を見せてくれるんですね。子どもが子どもに戻れる場所なんだと思います」。2011年の東日本大震災による被害で想定外の改装工事を強いられたが、その後も「いいと思ったことはすぐに取り入れる」という姿勢でスタジオを充実させている。この春には新たに授乳室を設けるとともに、バリアフリー化も進める予定だ。

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年に一度の感謝のお祭り。光陽スタジオフェスティバル。

お客さまとのふれあいを大切にする同社を象徴するイベントが、光陽スタジオフェスティバルだ。「数ある写真館の中からここを選んでくれた感謝の気持ちをお伝えすると同時に、写真館っていろいろ楽しいことをやっている場なんだと感じてほしい。そういう目的で、縁日風のイベントを行っているんです。店内ではスーパーボールすくいや輪投げ。駐車場には、焼きそば、かき氷、ポップコーンといった食のブースを用意して無料で楽しんでもらっています」と馬場氏。このイベントは例年8月に行っており、200人を超えるお客さまが来店されるそうだ。同時に七五三衣装展示会も開催して、七五三客の獲得にも役立てている。

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有限会社光陽スタジオ

1962年に創業。1990年に現在地(伊達市保原町)に移転新築。2001年に馬場裕隆氏が2代目として代表取締役に就任。2008年、ガーデンスタジオを備えた店舗へとリニューアル。現在、社員、パートアルバイトを含め、8名のスタッフが活躍している。
URL:http://www.koyo-studio.com/
(光陽スタジオのサイトへ)

写真:有限会社光陽スタジオ
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