日本の新しい写真館

19 愛知県名古屋市 フォトハウス メモリス

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光を操り、アートを描く。

メモリスの空間は「白」を基調としている。白は被写体の邪魔をしない色であり、また白をベースにインテリアのテイストを統一することで、撮影ポイントを増やせるという利点もあるからだ。例えば、和風、洋風と異なるテイストでセットを組んだ場合は、バリエーションがあるように見えるが、それぞれのセットの中でしか撮ることできない。しかしインテリアの色彩や造作、様々なオブジェを同じ世界観でコーディネイトすれば、隣のスタジオが背景に入っても撮影が可能となり、角度は無限大になるという。これに加え、メモリスでは随所に蛍光灯を埋め込んでおり、自然光とサイド光を組み合わせたり、逆光を使ったり、暗い部屋であえて弱い光源で撮ったりと、ライティングの演出も多彩だ。「お客さまとカメラ、その間に、いろいろな造形物やさまざまな光が入ってくることで、レンズの旨味というか、ボケ味を活かした写真表現ができます。お部屋に飾っていただいても違和感のない、アート性の高い作品をお届けしたいですね」とフォトグラファーの井上裕士氏は語る。こうした撮影を可能にしているのが、EOS 5D Mark Ⅲだ。「感度や色温度調整機能が進化して、蛍光灯による逆光撮影などの色彩表現がとても豊かになったと感じています。特にEF 24-70mm F2.8L Ⅱ USMとの相性は良く、ズームレンズでの撮影にも関わらず、まるで単焦点レンズのような鮮やかさを感じさせてくれます」。

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ちょっと背伸びした大人のスタイル。

ポートレートにメモリスらしさを創り上げていくうえで、同店では衣装やヘアメイクも重要な要素だと考えている。「衣装に関してはトータルコーディネイトを大切にしています。例えば色目も、お子さんが好むカラフルなものではなく、モノトーンや、ゴールド、シルバーなどお母さんが好むようなものを揃えています。そうすることで少し背伸びした感じの洗練されたスタイルを創り上げています」と美容コーディネイト担当の梅本亜紀子氏は語る。ヘアセットに関しては、お子さん一人ひとりの髪質などを考えて行うという。「従来の写真館は、どのお子さんにも同じようなヘアセットが行うことが多かったと思います。そうではなく、もっと一人ひとりの個性を表現してあげたい。だから髪の多い子はボリュームを出さないように無理にカールをつけないとか、髪の質感がきれいな子はそれを活かして、そのままダウンスタイルで攻めたり。そのお子さんに似合うナチュラルなヘアセットを行っています」と梅本氏。ちなみに同店では約500〜600カットを撮影し75カットをセレクトしてご覧いただくが、その75カットの中にもストーリー性が感じられるようにヘアスタイルを何回もチェンジしている。こうしたきめ細やかな対応も、お客さまの満足度を高めることにつながっているのだろう。

株式会社Memoris

2013年3月にフォトハウス メモリス 白壁スタジオを愛知県名古屋市東区にオープン。その斬新なスタイルは地域のお客さまに支持され、さらに2014年5月には名古屋市天白区に天白スタジオを出店。現在7名のスタッフで稼働している。
URL:http://ph-memoris.jp/
(フォトハウス メモリスのサイトへ)

写真:フォトハウス メモリス

写真は天白スタジオ。

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