フォトソリューションレポート

安藤写真館(千葉県勝浦市)

海外ファッション雑誌、その1ページのような一枚を。

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自分たちが共感できるファッショナブルな写真を創り上げるため、安藤写真館では撮影の手法と同様に、衣装やヘアメイクも徹底して独自性にこだわっている。従来はスーツやドレスといった、フォーマルな洋装も揃えていたが、すべてカジュアル服に切り替えた。しかも、お客さまがあまり目にしたり触れることのないデザインや素材感にこだわり、海外で買い揃えているという。
「トラディショナルな写真を撮る昔ながらの写真館のイメージが定着していたので、カジュアル服に切り替えたときは地域のお客さまの反応が心配でしたが、“すごくおしゃれ”とか“うちの子もこんなナチュラルな感じで撮りたい”と、すぐに受け入れていただいたので嬉しかったですね」と安藤さん。ヘアメイクについても、モデル専属のヘアメイクアーティストや広告関係のスタイリストなどを講師として招いての勉強会を定期的に開催しているそうだ。写真館業界とは異なる考え方やこだわりに触れ吸収することで、安藤写真館ならではの魅力づくりに役立てている。

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七五三の着物は、お子さんの表情を引き立てるため地味な可愛さにこだわり、オリジナルで仕立てている。

インスタグラム・マーケティングで、写真好きをつなぐ。

子どもの人口が少ないエリアで、チラシを撒いても効果は期待できない。安藤写真館では集客をWebサイト、そしてFacebookやインスタグラムのSNSのみで行っている。とくに最近成果を上げているのがインスタグラム。見た瞬間に違いがわかる独特な作風だから、インスタグラムというツールが合っているのだろう。七五三のモデル募集をインスタグラムに投稿したところ、約180組もの応募があった。これを契機に安藤写真館ではハッシュタグの付け方を工夫したり、インフルエンサーを巻き込む手法を活用するなど、インスタグラムを積極的に活用。普段から写真に興味をもつ感度の高いママ達からの反響が高く、千葉県の都市部をはじめ、東京、神奈川、茨城、埼玉など遠方からのお客さまの数が増えているそうだ。
取材当日、お客さまにお話を伺うと「うちは最初Facebookでこちらを知りました。海で撮ってもらった写真には驚きましたし、自然な表情やカジュアルな衣装も他と違ってかっこいいですよね。インスタに写真をアップしたら、知り合いから“これ海外で撮ったの?”とか“合成なの?”とか聞かれて。こちらで撮ってもらった写真を通じて、インスタではいろんな写真好きの方とつながっています」と語ってくれた。
自分たちが好きなこと、自分しかできないことを追求する安藤写真館。これからも新しい驚きや新しい歓びを与える個性的なポートレートを創造し続けるにちがいない。

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安藤写真館

1930年創業。DPEや学校写真、スタジオ撮影を中心とした従来型写真館を運営していたが、2016年にスタジオを改装し、海でのロケーション撮影とスタジオ撮影のみのスタイルに転換。現在に至る。

URL:http://ando-photo.com/別ウィンドウが開きます
(安藤写真館のサイトへ)

写真:安藤写真館
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