ネットワークカメラ導入事例株式会社 諏訪田製作所

ネットワークカメラを工場内に設置 工場見学時の安全と演出の両立により売上拡大と新しい価値創造に貢献

取り組みの成果

工場見学者の増加で売上も拡大

導入後、どのような成果がありましたか。

「2011 年11 月の新工場オープン以来、連日多くの見学者でにぎわっています。黒で統一された美術館のようなデザインもさることながら、ネットワークカメラとiPad を駆使した工場体感ツールへの関心も高く、個人のお客さまはもちろん、学校の社会見学や旅行会社主催の工場見学ツアーなどで来訪される団体のお客さまも増えました。
 見学後に併設ショールームで商品を購入される方も多いので、売上は毎月増えています。オープンファクトリーを見学する楽しみが口コミで広がれば、商品に対する理解が深まり、売上拡大とブランド価値の向上につながる。その意味で、今回の導入がもたらす期待値は大きいと感じています」

経営上の効果についてどう評価されていますか。

「経営的な観点から言えば、本来、セキュリティーとはリスクヘッジのためのコストです。しかし、ネットワークカメラをセキュリティー用途のみならずエンタテインメント用途にも使うことで、売上増加につながるプラスの価値を創造することができました。
 セキュリティーのためのカメラという発想を反転させて、マイナスをプラスに転換したという意味では、世界でも先駆的な事例だと自負しています。さらに、工場全体が効率化されたことで生産量も7%アップを実現。これもうれしい驚きでした」

将来の展望

もの作りの技術を世界に発信したい

今後の展望をお聞かせください。

「今後は、ネットワークカメラで撮影した工場での作業の様子を、ホームページ上で公開することも考えています。そうすれば、海外や遠隔地からも当社の工場にアクセスして、鍛冶職人の手仕事を体感できるようになり、場所に縛られることのないオープンファクトリーが実現するでしょう。今では希少となった本物のもの作りの現場を、世界中の方に見ていただくことができる。今回のオープンファクトリー化とネットワークカメラ導入を起点として、技術を世界に発信する仕組みの構築を進めたいですね」

お客さまの業務フロー

部品加工から検品までの全工程が熟練の手技により行われる

工場内では、部品加工・組み合せ・研磨研削・成形・仕上研磨・合刃・刃付け・検品の各工程が職人の手仕事により行われる。見学通路に据え付けられたiPad 画面には、工程ごとにズームアップされた職人の手先や作業の様子が映し出され、見学者は画面を切り替えながら間近に観察することができる。また、経営者や営業部門ではパソコンで工場内の様子をモニタリングし、安全確認や作業管理などが効率的に行える。

業務フロー図
このページのトップへ