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食品製造
意図的な不正から食品工場の安全を守る!
映像解析を活用したフードディフェンス具体例

食品への異物混入事件が相次ぐ中、消費者からの食の安全に関わる苦情も増え続けています。国民生活センターが発表したところによれば、その数は2009年からの累計で実に16,094件(2015年1月10日までの登録分)。特に企業にとって脅威なのは、問題発生と同時にSNSへの投稿で異物混入が世の中にもオープンになることです。

実際のところ、ここ数年の間に世間を騒がせた異物混入事件の多くが、消費者の投稿がリツイートされて拡散、さまざまなニュースサイトに転載されて大きく報じられたもの。ブランドイメージの低下や取引先の信用低下など、たった一度の過ちがまさに命取りになりかねない時代です。そこで、食品工場にとって不可欠なのがフードテロ対策、すなわち意図的な異物混入から食の安全を守るフードディフェンスの強化です。

従業員や関係者の顔をあらかじめ登録しておくことで、部外者の侵入を許さない顔認証による入退出管理。

ICカードの携帯が困難で、マスクの着用により顔認証も使用できないクリーンルームで、安全かつ円滑な入退出を可能にするカメレオンコードによる認証システム。

映像で製造ラインを監視し、指示されていない作業や担当の作業場所以外への移動など想定外の行動があった場合に通知を行うしくみ。

フードテロの危険から食品工場を守り、衛生管理や品質の安定・向上にも貢献する映像解析によるフードディフェンスの具体例をご紹介します。

CHAPTER 1
元従業員や部外者が従業員通用口から侵入!
愉快犯や逆恨みによる犯行を未然に阻止!

お客様の信頼を一日にして失いかねないフードテロ。犯行を未然に防ぐためには、多くの人が出入りする従業員通用口の入退出管理が欠かせません。常駐の警備員の方でも入れ替わりの激しいパートやアルバイトの顔まで把握するのは難しく、元従業員が紛れ込めば区別がつきません。そこで最適なのが、顔認証による防犯システムです。通用口の使用が想定される従業員や関係者の顔画像をあらかじめデータベースに登録。不審者が通過しようとすると、アラートを鳴らして侵入を阻止できます。ダイバーシティ推進で多様な人材の雇用が進む中、注目すべきシステムです。

CHAPTER 2
クリーンエリアの入退出を安全かつ円滑にする
カメレオンコードによるハンズフリー入退出システム

クリーンルームの出入り口に設置され、作業着や搬入物に付着した汚染物を除塵するエアシャワールーム。衛生面のリスクからICカード認証を使用することができず、キャップやマスクをしているため顔認証もできないという環境にあって、安全かつ円滑な入退出を可能にするのが、カメレオンコードによる認証システムです。カメレオンコードとは、カラフルな四角形がマス目状に配置されたカラーコードのこと。作業帽のてっぺんに付けられたカメレオンコードを監視カメラが撮影し、ハンズフリーでの入退出を実現します。許可されていない人の入室があれば、自動的にアラーム警告され、リアルタイムで記録。スムーズな入退出を可能にする方法として、今後の普及が期待されているしくみです。

CHAPTER 3
製造工程を監視して
製造ラインでの悪意ある異物混入を阻止!

ひとたび問題が起これば、消費者の健康被害だけではなく、ブランドイメージの低下や取引先からの信頼失墜、消費者の買い控え、風評被害など多大な損失が生じるフードテロ。異物混入などの危険から食品を守り、消費者の信頼をより盤石なものとするには、食の安全を脅かす危険因子をいかに除去できるかが鍵となります。そこで注目されているのが、映像で製造ラインを監視し、指示されていない作業や担当の作業場所以外への移動など想定外の行動があった場合に、不正の可能性を通知するしくみです。悪意ある異物混入に対し、いかにフードディフェンスを強化できるかは、今や食品製造の現場における最重要課題となっています。

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