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HJ40e×10B IASE-V H・HJ40e×14B IASE-V H放送・業務用映像機器

HJ40e×10B IASE-V H/HJ40e×14B IASE-V H:超高倍率HD対応ポータブルレンズ

基本情報

HJ40e×10B IASE-V H/HJ40e×14B IASE-V H

おもな特長

超高倍率ポータブルレンズ

ポータブルタイプの放送用HDTVズームレンズとして40倍を実現した望遠ズームレンズです。優れた機動性を保ちながら、2倍のエクステンダー使用時での望遠端焦点距離が800mm(HJ40×14Bでは1,120mm)に達し、屋外でのスポーツ中継などにおいて、多様な映像撮影が可能です。また、広角端焦点距離においては、クラス最高の10mm(HJ40×14Bでは14mm)を実現しており、幅広い撮影をカバーします。

新IS制御エンジン搭載

防振機構

  • キヤノン独自のシフト式光学防振機構を搭載し、揺れの少ない滑らかな映像を撮影可能。
  • 風や振動によるレンズの揺れと、パン・チルト操作による揺れの識別を高速で行うことにより、パン・チルト操作時でも違和感を抑えたフレーミングが可能。またパン・チルト操作を停止したときに意図しない補正を行う「揺り戻し」を軽減し、揺れの少ない滑らかな映像を撮影可能。

高機能デジタルドライブユニット搭載

  • 新型ドライブユニットには、ズーム・フォーカス・アイリス位置情報を正確に検出する高性能の小型エンコーダーを内蔵し、バーチャルシステムへ高精度に位置情報を出力。実写映像とCG を合成する際の位置合わせ作業の簡略化と、正確なバーチャル映像の制作が可能。
  • 広角端から望遠端までの全域でズーム速度を従来機種に比べ約20%高速化し、最高速度1.2秒を実現し、撮影者はフレーミングをより早く行うことが可能。
  • 立ち上げと同時にレンズの位置情報を出力し、カメラ側の収差補正機能に対応。
  • 20 ピン端子を3 カ所に備えることで、20 ピンのズーム/フォーカスコントローラー(別売)を同時に使用した場合でも、バーチャルシステム用信号出力端子を確保。
  • 新たに搭載したディスプレイにより、各種機能の設定が容易に実施可能。
バーチャル出力端子

優れた光学性能

キヤノン独自の光学素子と、その素子特性を最大限に引き出す独自の光学設計技術「パワーオプティカルシステム」、さらにはHi-UD(Hi Index Ultra Low Dispersion)ガラスや蛍石を採用することにより、全ズーム域において、画面 中心から周辺部に至るまでフラットで高いMTF(Modulation Transfer Function)を実現するとともに、望遠端軸上色収差と倍率色収差を低減し、「レジずれ」の少ないHDTVにふさわしいシャープな映像が得られます。

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 放送映像営業部