写真も文字も、細かなものも。業者と遜色ないほどレベルの高いものがその場ですぐに印刷できる。

文字だけのメニューから、美味しさが伝わる写真入りのメニュー作りが可能に

各テーブルに置く定番メニュー、日替わりのおすすめメニュー、壁に貼るメニューもすべて自分で作っています。TR8530に変えて一番驚いたのは、なんといっても写真のクオリティの高さ。以前のプリンターではきれいにプリントできないので、写真は使わず文字やイラストで料理を説明していました。TR8530は発色がよく、はっきりとプリントができる。ハンバーグの写真なども、肉の質感や肉汁の感じがよく出ていて、美味しさが伝わります。だから絶対におすすめしたい料理や季節の料理の紹介を写真入りで作れるようになりました。外の看板もすべて写真をプリントし直して差し替えました。今まで、新しいメニューを作ると写真を撮りためていたのですが使う機会がなくて････。それが使えるようになったのはうれしいですね。これからは定番メニューにも料理写真をどんどん入れていくつもりです。

細かな字や色文字もはっきりと読みやすく 小さなカードも自分で印刷可能に

文字も小さくなりがちなお店のスタンプカードは、以前のプリンターでは細かな字がきれいに出力できなかったり輪郭がぼやけていたりしたので業者に発注をしていました。TR8530なら細い線や文字もくっきりと出ます。黒や赤といったはっきりとした色はもちろん黄色や青色などの色もはっきりと出ますし、文字に色の縁取りをしてもきれいに印刷できるので、今ではスタンプカードも自分で印刷できるようになりました。出来上がりは、業者に頼むのと遜色ないレベルで、これには驚きました。

筆文字の質感やかすれ具合もコピーで遜色なく再現

日替わりメニューは毎日筆で書いてオリジナルを作り、10枚コピーします。以前は、コンビニに行ってコピーしていました。よい味が出るので筆を使っているのですが、コンビニのコピー機だと、墨文字の質感や微妙なかすれ具合がうまく出なかったり、色が薄くなったりすることもありました。でもTR8530でコピーするとその心配がありません。正直、オリジナルとの違いがわからなくなるくらい（笑）。たいていは、モノクロでコピーしたもの1枚ずつにアクセントで色をつけていきますが、先にオリジナルに色をつけてカラーコピーすることもあります。赤色や青色はオリジナルと比べてもほぼ変わらないほどの仕上がりです。今までは殺風景な色味の貼り物でしたが、写真入りや明るい色を使った貼り物を作るようになってから、お客さんに「お店がカラフルになったね」と言われました（笑）。

それと、コピー代は、たとえ小さな金額であったとしても毎日積み重なってくると馬鹿になりません。また忙しい中、わざわざコピーしに出かけるのは手間がかかる。高い品質のものをその場で印刷できるのはコスト的にも時間的にもとても大きなメリットです。浮いた時間でその分、印刷物の作り込みができるようになりました。

静かにスピーディにプリント 深夜の作業もストレスなし

メニューについては配置や配色などこだわりがあるので、誰かに任すのではなく自分で作りたい。素人なので、空いた時間でレイアウトを勉強したり、絵を描いたり、写真の撮り方を研究したり……もともと好きなんでしょうね。メニュー作りはお店が終わってから、後片付けと並行しながらやることが多いです。深夜の作業になりますが、プリントしているときの音が静かでいいですね。以前はけっこううるさくて気になっていたのですが、今はプリントが終わっても気付かないくらいです。以前と比べて、プリントのスピードも断然速い。特に写真を入れたものや、いろいろな色を使ったものをプリントするときのスピードがまったく違います。半分とまでは言い過ぎかもしれませんが、作業時間はかなり短くなりました。仕込み、料理、接客とひとりでやっていますから、作業効率のアップはとても助かっています。