システムごとにバラバラだった帳票の印刷基盤を統一することで、運用コストの低減や運用効率、保守性の向上を実現するソリューションです。

キヤノンの帳票印刷基盤「imageWARE Form Manager」は、従来、システムごとに異なっていた帳票機能を一元化するソリューションです。利用部門でも、表現力豊かで高精細・高機能な帳票設計ができ、あらゆる社内帳票に活用できます。各システムから利用できるよう基盤化することで、運用コストを低減し保守性を向上し、高機能プレビューや電子帳票連携によってペーパレスを促進します。

システムごとにバラバラだった帳票の印刷基盤を統一することで、運用コストの低減や運用効率を実現するためのソリューションです。

これらの問題を解決し、企業における帳票印刷を今までよりも快適なものにします。

一般的に、帳票の追加・改訂においては、利用部門から提示されたラフデザインや要求仕様を元に、システム部門や外注先が該当システムの帳票システムに合わせて帳票を作成しています。
「imageWARE Form Manager」の帳票エディターでは、オフィスアプリケーション感覚で簡単にドローイングでき、様々なデザイン性の高い表現が可能。見栄えのよい帳票を作成することができるので、お客さまに商品を特長やポイントを判りやすくお伝えする保険の設計書などを手軽に作成することができます。
利用部門で帳票のデザインまで行うことで、帳票の追加・改訂に関わるシステム投資コストを抑え、リリース期間の短縮にも繋がります。

印刷要求を処理するアプリケーションからだけでなく、帳票エディターでも両面や2in1、強制モノクロ印刷といった細やかな印刷体裁を定義することができます。印刷に関わるコストを削減するだけでなく、印刷ミスによる無駄を省きます^※2。また、オプションの配信印刷サーバーを利用することで、端末にプリンタードライバーをインストールすることなく出力が可能になり、端末のOSを問わずに快適な出力環境を得られます。
また、帳票に手続き番号を埋め込んだバーコードを印字しておくことで、お客さま記入済みの申込書や請求書をスキャンすると同時に手続きに紐付けるなど、帳票を取り回す後続の業務との連携も省力化できます。単に帳票を印刷するだけでなく、帳票のライフサイクル全般で威力を発揮します。
さらに、印刷だけではなく、PDFやイメージでの出力も可能。今までプリンターで印刷していた日報などをPDFで文書管理サーバーに出力したり、ペーパレスで約定した申込書をイメージワークフローに出力したりするなど、帳票のペーパレス化にも寄与します。

基盤として各アプリケーションから連携しやすい、各種インターフェースを用意。分散処理しやすく拡張性、可用性に優れたWebサービス方式やHTTPリクエスト方式、オーバヘッドが少なくクリティカルな運用に最適なJava API、ホスト連携にも最適なファイル渡しなど、既存のシステムから低コストで連携できる仕組みが備わっています。

帳票エディターでグラフィカルにSQLクエリ文も定義でき、プログラムレスでデータベース連携することも可能です。
システムの更改にあわせ、帳票生成機能を帳票基盤に集約していくことによって、システム更改ごとに発生していた検証工数や、帳票の作成・改訂のコストも低減できます。iWFMのもつ高度な印刷機能、ペーパレス機能を各システムから統一的に利用できるようになることで、全社的なTCO削減に寄与します。