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損害調査業務向け 立会最適マッチングシステム

広域災害の調査業務を効率化します。

近年、地震や豪雨など広域災害が相次ぎ、損害保険会社各社は調査、査定から支払いまでに要する期間の短縮を目指す中で、保険金の支払い手続きの迅速化が課題となっています。これまでの損害調査業務では、アポイント業務に加え、物件構造、場所等の調査事案の情報と立会人のスキルや経験等の情報のマッチング、および災害後の通行不可区間等を考慮した現地までのルート立案に多くの人手と時間を要しました。本ソリューションでは、アポイント業務のデジタル化、および立会人と調査物件のスキルマッチングと立会ルートの立案を自動化・最適化することで立会業務を効率化します。保険ご契約者様への保険金支払い期間の大幅短縮による顧客満足度向上に貢献します。

アポイント管理機能を持ったマッチングシステムによりスムーズな調整

  • お客様がWeb画面を使ってご自身の予定を確認し立会の予約登録
  • 調査事案の情報と立会人のスキル情報を統合管理
  • 物件構造、場所などの調査事案の情報と立会人のスキルや経験などの情報のマッチング
  • システムに登録された事案情報の確認や、事案配分結果を画面で確認
お客さまがコールセンターと連絡をし、保険会社基幹システムに登録。同時に、Web上のアポイントシステムで予約を登録。災害対策担当が事案情報をアポイントシステムに登録し、立ち合いマッチングとルート立案がされ、立会人に依頼が出るまでの流れ図

数理技術を応用した輸配送計画ソリューション「RouteCreator」の活用

数理技術を活用した、物流会社向けの輸配送計画最適化ソリューションであるRouteCreatorにより、調査物件と立会人のスキルマッチングおよび現地までのルート立案の自動化・最適化を可能にしました。これにより、立会件数を増やし、保険金支払いの迅速化を実現します。

  • 数理技術:複数のルール(条件)に従う範囲内で可能な限り良い解を見つける計算技術。配車計画や勤務計画の策定に用いることで効果を発揮します。
RouteCreatorにより、配送オーダーと車両能力や稼働時間、更に区間距離情報を考慮した最適輸配送計画が立案される。

ルート最適化の将来性

現在の業務では対策室を出発点としたルート検討となりますが、将来的には調査担当者の端末への情報配信により、対策室への集合が不要になることが考えられます。その場合、各々の宿泊施設からの多地点出発となり、ルート検討が複雑化しますが、数理技術による最適ルーティングにより、多地点出発のルート立案にも対応することが可能です。

現在

毎朝、対策室に集合している

将来

対策室が調査アプリに調査物件情報を配信、宿泊施設から直接調査物件に移動できる。

立会最適マッチングシステムプレスリリース

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 金融営業本部

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