PowerShot G1 X Mark III | 動画撮影

充実の撮影機能

ひと味違う表現が追求できる「タイムラプス動画」

一定間隔で撮影された静止画をつなぎ合わせて、独特な表現が楽しめるタイムラプス動画。歩く人など動きのある被写体には「2~4秒」を、雲の動きなど変化の遅い被写体には「5~10秒」を、ゆっくりとした風景には「11~30秒」の撮影間隔/回数を選択するだけで、簡単に撮影が楽しめます。

シーン1

撮影間隔2~4秒

シーン2

撮影間隔5~10秒

シーン3

撮影間隔11~30秒

意図を柔軟に表現、露出追従範囲も拡大「マニュアル動画」

絞りやISO感度を自分で調整できる醍醐味を、動画にも。マニュアル動画を使用することで、撮影前や撮影中、仕上げたいイメージに合わせて、絞りやISO感度、シャッタースピードを任意で変更できます。G1 X Mark IIIは、撮影中のシャッタースピード下限が1/8秒。薄暗いシーンでの撮影に威力を発揮、ノイズを抑えた明るい映像が撮影できます。

写真:マニュアル動画
図:露出追従範囲拡大
  • 画像はイメージです。

動画撮影時の手ブレ補正を強化「5軸手ブレ補正」

歩き撮りなどに効果的な「ダイナミックIS」を強化。光学ブレ補正に加え、新たに平行移動時の電子ブレ補正や、水平・縦回転の歪み補正も可能に。2つの補正の連携で、より高度に手ブレを抑制します。

図:5軸手ブレ補正

1.回転軸補正

カメラを左右に傾けたときの手ブレで発生する歪みを軽減。

2.水平回転軸補正

カメラを水平に振ったときの手ブレで発生する歪みを軽減。

3.縦回転軸補正

カメラを縦に振ったときの手ブレで発生する歪みを軽減。

4.上下補正

カメラが上下に平行移動するときに発生する手ブレを補正。

5.左右補正

カメラが左右に平行移動するときに発生する手ブレを補正。

60pフルハイビジョンも可能「対応フレームレート」

1秒間に約60枚の静止画を記録する60pフルハイビジョン動画に対応。30pモードと比べて約2倍のコマ数で、よりなめらかな動画表現が楽しめます。動きのある被写体の動画も、残像感を抑制します。ビットレート※1はビデオカメラに並ぶ約35Mbpsを実現。さらに、映画に用いられる24pによる動画表現にも対応するなど、対応フレームレートも拡大しました。

  • ※1
    1秒間に送れるデータ量を表した値。
  • 実際のフレームレートは60fpsが59.94fps、30fpsが29.97fps、24fpsが23.98fpsとなります。
アイコン:FULL HD
図:60p、30pの比較
  • 画像はイメージです。

高画質はそのままに、データを高圧縮記録「MP4フォーマット」

Android™端末をはじめ、幅広いデバイスに対応するMP4(MPEG-4)の記録形式に対応。また、動画圧縮に「MPEG-4 AVC/H.264」、音声圧縮に「MPEG-4 AAC-LC(ステレオ)」を採用。画質や音声を犠牲にせず、高圧縮率を実現。データサイズが縮小できるため、より長時間の動画記録が行えます。

図:MP4 表示デバイス例

構図が傾きやすい体勢からでも安定した撮影を実現「自動水平補正」

カメラの傾きを自動で補正することが可能に。カメラを固定しにくいローアングル&ハイアングルからの撮影も、水平をキープ。歩き撮りなど、揺れが大きいシチュエーションでも安定した映像が楽しめます。さらに、撮影待機時の画面も水平状態で表示。違和感なく撮影をはじめることができます。

図:自動水平補正のON/OFFイメージ
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写真撮影中でもワンプッシュで録画スタート「動画ボタン」

ワンプッシュでムービー撮影を開始する「動画ボタン」。撮り逃したくないムービーチャンスにすばやく対応できます。

写真:動画ボタン

動画撮影をサポート、さまざまな撮影機能

フルハイビジョン画質のままズーミング「動画中光学ズーム」

動画撮影時も、フルハイビジョン画質のままズームで撮影可能。遠くの被写体にすばやく寄って迫力の大きさで撮影できます。

写真:動画中光学ズーム
  • 画像はイメージです。

被写体に合ったシーンを判別する「こだわりムービー」

人物の有無やシーンの明るさを判断し、録画状況を21シーンで自動識別。動画撮影中に変化する光の強さや顔の有無に応じて、カメラが常にシーンを判別して、ピントや露出を自動で調整します。ムービーのはじめから終わりまで、常にキレイに録画可能です。

カテゴリー 明るい 青空を含む 夕景 スポットライト 暗い 三脚使用時※1
シーン アイコン:シーン-明るい アイコン:シーン-青空を含む アイコン:シーン-夕景 アイコン:シーン-スポットライト アイコン:シーン-暗い アイコン:シーン-三脚使用時
  • ※1
    撮影シーンが暗いときに、三脚などでカメラを固定すると表示されます。
  • シーンによっては、実際のシーンと異なるアイコンが表示されることがあります。
  • こだわりムービーはオートモードで録画した場合のみ作動します。

マルチシーンISと合わせて、さらに拡大「判別パターン(75パターン)」

シーンに合ったISをカメラが自動で切り替えるマルチシーンISと連動することで、実に75パターンの判別が可能。幅広いパターンで撮影を美しくサポートします。

アイコン:75パターン

動画機能を多彩に楽しむ撮影モード

思い出ムービーを音楽とともに再生「ストーリーハイライトBGM」

撮りためた静止画や動画の中から、カメラが自動で笑顔や顔の動きなどを認識、セレクトしてムービーを作成する「ストーリーハイライト」。G1 X Mark IIIは、BGMの付加にも対応。より印象深い思い出ムービーが楽しめます。

短編動画をかんたんに撮影、編集も可能「ショートクリップ動画」

スナップ写真を撮るような感覚で、4秒/5秒/6秒の短編動画が撮影できる「ショートクリップ動画」。2倍速やスロー(1/2倍速)など、速度を変えての撮影も可能です。撮影したショートクリップ動画は複数つなげて1つの動画にすることも。タッチパネルを使った直感的な操作で、快適にひと味違う動画表現が楽しめます。

図:ショートクリップ動画概念図
  • 画像はイメージです。

静止画といっしょに動画も記録「プラスムービーオート」

シャッターを押すたびに、静止画といっしょにその直前のシーンも美しい動画で記録します。撮影した動画は自動で1日分をまとめたダイジェストムービーに。旅行や記念日など大切なシーンにぴったりです。Wi-Fi送信時は自動で1/10サイズにトランスコードするので、大きなデータでもスムーズに送れます。

  • 動画記録は29.97fps(NTSC時)または25.00fps(PAL時)になります。
図:プラスムービーオート概念図

ミニチュアの世界で表現「ジオラマ風」

ミニチュア模型のような効果と早送りによる動きを楽しめる、ジオラマ風の動画に対応。見慣れた風景が、新鮮な印象の楽しい動画に生まれ変わります。

写真:ジオラマ風動画
  • 動画記録時は1280×720ピクセル、または640×480ピクセルのみ選択可能。
  • 撮影時に5倍、10倍、20倍の再生速度を選択できます。
  • 音声記録はできません。
  • 画像はイメージです。

HDMIミニコネクター

フルハイビジョン動画の撮影後は、HDMIケーブル(別売)でハイビジョンテレビにダイレクト接続。美しい動画を、大画面で手軽に楽しめます。

ステレオ音声

16ビット、48kHzのステレオ音声に対応。スピーカーから臨場感溢れるサウンドを楽しめます。

ハイビジョン動画/SD動画撮影機能

ハイビジョン動画は1280×720ピクセルで記録。SD動画は640×480ピクセルで記録するスタンダードな動画です。フルハイビジョン動画に比べ、長時間撮影可能なので、シーンによって使い分けができます。

動画撮影時間

フル充電バッテリーを使用した際の動画撮影時間は約45分です。

  • 以下の条件にて繰り返し撮影したときの合計時間
    AUTOモードの初期状態、ズームなどの操作はなし、一度に撮影できる時間が容量に達して自動停止/再開