1.0型の大型センサーは、写真をどう変えるのか。
週末の港町で、センサーの大きさによる画質の違いを見ていきます。
漁港に着いたときには、すでに夜が明けはじめていた。
出航した船を見守るように、灯台には暖かな光が灯る。
薄暗くてザラつきやすい、青い世界をクリアに表現できたのは、
G9 X Mark IIだった。
- 拡大したい部分にマウスを合わせてみてください
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- G9 X Mark II
- IXY 600F
- スマートフォン
昼前になると、漁船が次々と港に戻ってきた。水揚げされたのは
金目鯛。時間が経つに連れ、赤味はさらに強まるという。
鱗の一枚一枚に、胸びれのしっとりとした艶感。
写真を拡大すると、G9 X Mark IIの高い描写力をさらに実感できた。
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- G9 X Mark II
- IXY 600F
- スマートフォン
ピント合わせも、画像の拡大も、
すべてスマホのようにタッチで操作可能。
高画質な写真を、気軽に楽しむことができる。
少し足を伸ばすと、風情ある街並みに出会った。
コントラストが強まる午後、光と影の両方を美しく写すのは容易ではない。
G9 X Mark IIは、影になった扉を克明に描きながらも、
光に照らされた白壁を白トビすることなく描写。
- 拡大したい部分にマウスを合わせてみてください
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- G9 X Mark II
- IXY 600F
- スマートフォン
路地を抜けると、目の前に満開のスイセン畑が広がっていた。
暖かみのある黄と白の配色に、"春を告げる花"のいわれが
わかった気がする。G9 X Mark IIが写し取ったスイセンは、
主役の美しさを引き立てるように、背景が大きくボケていた。
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- G9 X Mark II
- IXY 600F
- スマートフォン
カメラをケースに入れて首から提げれば、撮りたいときにサッと構えることが可能。グリップと同じ色を配したこの専用ケースは、スタイリッシュにカメラの携帯性を高めてくれる。
ケースを取り外さなくても、
下にスライドさせることで
バッテリー交換が可能。
水平線の向こうから、夕焼けが広がりはじめた。
水色から橙色へと移ろいゆく、空の繊細な色調を
G9 X Mark IIは忠実に再現。
なめらかで幻想的な夕暮れを描いた。
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- G9 X Mark II
- IXY 600F
- スマートフォン
スマホでは
真っ暗になってしまう夜空も、
「星空モード」では星々を
鮮明に写し取れた。
人工光が印象的な場所では、
「バルブ撮影」を。
夜に美しい光の道が
浮かび上がった。
動きの速い被写体は「流し撮り」で。
このモードを使うと、
難しい設定なしで背景を流し、
スピード感を演出できる。
※ 液晶画面はハメコミ合成です。掲載されている画像例その他の写真類はイメージです。