スマートフォン・タブレットから、カメラのライブビュー映像を確認可能。シャッターも切れます。
一眼レフカメラ/ミラーレスカメラアクセサリー|ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E8B概要


基本情報

ワイヤレスファイル
トランスミッター
WFT-E8B
商品コード:1173C002
型番:WFT-E8B
JANコード:4549292060638(ケース付き)
特長
EOS初 5GHz帯での高速通信を実現
通信規格は従来のIEEE 802.11a / b / g / n/に加え、混信が少ない5GHz帯の高速通信規格「802.11ac」を追加。業務用途にも応えられる、通信信頼性と転送速度を実現しました。電波が混みがちな報道現場や競技場、スポーツイベント会場などからでも、より確実な画像転送が可能です。また小型・軽量設計なのでドローンを使用した空撮、クレーンからの俯瞰撮影、狭小空間への仕込み、野生動物など、さまざまなアングルからの映像表現を可能にするほか、撮影効率の向上にも貢献します。
動画にも対応。WFTサーバー機能の強化
パソコンでリモート撮影や画像の閲覧を可能にする、WFT サーバー機能を強化。アプリのインストールは不要で、ごく一般的なWebブラウザー上でEOS-1D X Mark IIと接続可能。WFTサーバーは、従来の静止画に加え、動画にも対応。動画のリモート撮影やAF機能設定、ライブビュー撮影時の拡大表示が可能です。また、画像閲覧においても、RAW画像の再生、動画再生、1枚表示での画像送りなども可能に。さらにグラフィカル・ユーザーインターフェースを刷新し、業務用途における実用性と使いやすさを大幅に高めています。その他EOS-1D X Mark IIには、FTP転送、EOS Utility、Camera Connectなどの通信モードを搭載しています。

スマホをリモコンに。スマホへの画像転送も
アクセスポイントを介して、スマートフォンやタブレットから、EOS-1D X Mark IIをリモートコントロールできるようになりました。スマートフォン専用アプリ「Camera Connect※1」を使い、基本的なリモート撮影や画像・動画転送※2が行えます。また、WFTサーバーにアクセスしてカメラを操作することも可能。スマートフォンに最適化した「簡易撮影」画面を用意しているため、小さな画面でも操作は快適です。
- ※1スマートフォン、タブレットに専用アプリ「Camera Connect」をインストールする必要があります。「Camera Connect」はApp Store(iOS用)、Google Play(Android用)から無料でダウンロードできます。
- ※2RAWは表示用JPEG、動画はMP4のみ転送できます。

従来モデルと同サイズ、防塵・防滴性能
EOS-1D X Mark II装着時でも、優れた防塵・防滴性能を維持。EOS-1D X Mark II単独時と同等の性能のため、過酷な撮影状況でも積極的に使用できます。また従来モデルWFT-E6Bと同じサイズを実現しています。
よりセキュアなFTPSモードを新搭載したFTPサーバー
撮影した画像をFTPサーバーに転送。転送方法は「撮影時自動転送」「画像選択/転送」「SETボタンで転送」「キャプション付きで転送」から設定できます。また、振り分け記録やRAW+JPEG 同時記録時は、撮影時自動転送する画像のサイズとタイプを選択することも。EOS-1D X Mark IIは従来の「FTPモード」に加え、EOSカメラとして初めて「FTPS※モード」を搭載。データを暗号化して送受信する仕組みのひとつ、SSL / TLSを使ってFTP転送を行うことにより、より高いセキュリティーを確保できます。また、FTPSの運用に必要な「ルート証明書」にも対応。パソコンで取得した「ルート証明書」を、メモリーカードを介してカメラに設定。強度の高い暗号で画像の流出や不正使用を抑えることが可能です。
- ※File Transfer Protocol over SSL / TLS
ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E8Bと
PC / FTPサーバーの接続方法
アドホック/カメラアクセスポイント(AP)接続

インフラストラクチャー接続

- ※インターネット経由での接続はできません。
WFT-E8B プロの現場での活用シーン
■活用シーン1 リアルタイム転送
FTP転送機能によって、撮影した画像をリアルタイムでPC(またはFTPサーバー)に転送可能。たとえば日本で撮影している画像を、海外のFTPサーバーに送信することも。時間差を最小限にとどめながら、写真の収集・選別、販売サーバーへのアップロードが行えます。またワイヤレスなので、ケーブルの煩わしさからも解放。屋外での撮影はもちろん、ケーブルレスの快適なスタジオ撮影をサポートします。

■活用シーン2 写真や動画のリモート撮影|パソコンから
ワイヤレスでEOS Utilityの全機能が使用可能。カメラを遠隔地に設置しながら、ライブビュー撮影はもちろん、カメラの設定、画像の転送などすべてパソコンから操作できます。

■活用シーン3 写真や動画のリモート撮影|スマホ・タブレットから

■活用シーン4 スマホ・タブレットへの画像転送

WFTサーバー機能を使うことで、撮影画像をスマートフォンやタブレットに転送可能。撮ったその場で、画像の確認ができます。
■活用シーン5 複数台のカメラの同時撮影

一人でも、複数アングルの一斉撮影が可能。ワイヤレスなので設置も簡単に行えます。1台のEOS-1D X Mark IIに最大10台のカメラ※を無線LANで接続可能
- ※ EOS-1D X Mark II以外の連動撮影に対応したカメラも使用できます。
■活用シーン6
複数のカメラの時刻を同期

複数のカメラで撮影された画像を、時系列に表示・整理させることができます。時計同期機能を使用するとカメラの時計の個体差がなくなるので、正しい撮影順序がわかります。マスターとなるEOS-1D X Mark II、1台に対して最大10台のスレーブカメラ(EOS-1D X Mark II)を無線LANまたは有線LANで接続、マスターカメラの時刻にスレーブカメラの時刻を同期させることができます。
対応カメラ
EOS-1D X Mark II