EOS R5 C | 特長

【主な特長】

PHOTO & VIDEOハイブリッド

EOS R5と共通の基本コンポーネント

スイッチレバーひとつで切替える2つのカメラシステムをひとつのボディーに融合。CINEMA EOS SYSTEMの持つ動画機能と高い信頼性、EOS R5の静止画と取り回しの良さを併せた高画質・高性能ハイブリッドモデルです。

図:OS R5と共通の基本コンポーネント

8Kフルサイズセンサー

8K動画

CINEMA EOS SYSTEM初、8K 60Pの内部RAW記録を実現しました。また、汎用性の高いMP4での8K動画記録も対応。8K記録の際は軽量のProxy動画も同時に記録可能。これにより編集やプレビューなど作業効率を高めます。

図:8K動画

新Cinema RAW Light

Cinema RAW Lightを最適化し、12bit化およびデータ効率化を実現。
8K フルサイズ、5.9K S35mm、2.9K S16mmの各センサーモードで高画質はHQ、通常画質のST、軽量のLTの3モードを搭載。

センサー モード 高画質
RAW HQ
12bit RAW
通常画質
RAW ST
12bit RAW
軽量記録
RAW LT
12bit RAW
FF --- 8K 30P / 2.0 Gbps 8K 60P / 2.6 Gbps
S35 5.9K 30P / 2.12 Gbps 5.9K 60P / 2.1 Gbps 5.9K 60P / 1.4 Gbps
S16 2.9K 60P / 1.08 Gbps 2.9K 60P / 529 Mbps 2.9K 60P / 344 Mbps
図:Cinema RAW Light内蔵記録
  • 8K/5.9K RAWの59.94P/50.00P記録時は、装着レンズが通信・動作しない場合がある他、動作が不安定になりますため、外部電源による給電を推奨します。

8Kオーバーサンプリングによる高精細4K動画

フルサイズ8Kセンサーの有効画素を全画素読み出し、4K/2K動画記録時にオーバーサンプリングによる4:2:2 10-bit 高画質記録を実現。8Kセンサーの豊富なデータから生成される4Kは、モアレや偽色、ジャギー、ノイズが少なく、より繊細な映像表現を可能にします。

図:8Kオーバーサンプリングによる高精細4K動画

4K 120Pハイフレームレート動画

画角クロップのない、4K解像度で最大120Pのハイフレームレート(HFR) 動画を4:2:2 10bitで記録可能。圧縮方式はLong GOPおよびIntra記録を選択可能です。HFR撮影時もAFを使用可能で、設定により音声を別ファイル(WAV)で同時記録することも可能です。

図:4K 120Pハイフレームレート動画
  • Slow & Fastモーション記録時の撮影フレームレートが120/100/59.94/50/29.97/25/24/23.98のみAF可能です。被写体検出機能(顔、瞳)は無効になります。

放熱ファン内蔵

本体内の温度上昇を軽減する放熱ファンを内蔵し、エアフローと基板が独立する新開発の放熱構造を採用。熱構造を大幅に改善することで、長時間ノンストップ記録を実現しました。

図:放熱ファン内蔵

記録フォーマット

メイン記録

記録フォーマット 記録解像度 画質モード フレームレート ビットレート
Cinema RAW Light
(12bit)
8192×4320
(フルサイズ)
RAW LT 59.94p2570Mbps
50.00p2140Mbps
29.97p1290Mbps
25.00p1070Mbps
23.98p/24.00p1030Mbps
RAW ST 29.97p 1980Mbps
25.00p 1650Mbps
23.98p/24.00p 1580Mbps
5952×3140
(Super 35mm)
RAW LT 59.94p 1360Mbps
50.00p 1140Mbps
29.97p 679Mbps
25.00p 566Mbps
23.98p/24.00p 544Mbps
RAW ST 59.94p 2090Mbps
50.00p 1750Mbps
29.97p 1050Mbps
25.00p 871Mbps
23.98p/24.00p 836Mbps
RAW HQ 29.97p 2120Mbps
25.00p 1770Mbps
23.98p/24.00p 1700Mbps
2976×1570
(Super 16mm)
RAW LT 59.94p 344Mbps
50.00p 287Mbps
29.97p 172Mbps
25.00p 144Mbps
23.98p/24.00p 138Mbps
RAW ST 59.94p 529Mbps
50.00p 441Mbps
29.97p 265Mbps
25.00p 221Mbps
23.98p/24.00p 212Mbps
RAW HQ 59.94p 1080Mbps
50.00p 896Mbps
29.97p 537Mbps
25.00p 448Mbps
23.98p/24.00p 430Mbps
  • 8K/5.9K RAWの59.94P/50.00P記録時は、装着レンズが通信・動作しない場合がある他、動作が不安定になりますため、外部電源による給電を推奨します。
記録フォーマット 記録解像度 フレームレート ビットレート 信号
XF-AVC(H.264) 4096×2160/
3840×2160
(フルサイズ/Super 35mm)
59.94p/50.00p 810Mbps Intra-frame YCC422/10 bit
260Mbps Long GOP
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p
410Mbps Intra-frame
160Mbps Long GOP
2048×1080/
1920×1080
59.94p/50.00p 310Mbps Intra-frame
50Mbps Long GOP
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p/
59.94i/50.00i
160Mbps Intra-frame
50Mbps Long GOP
1280×720 59.94p/50.00p 24Mbps Long GOP
MP4 8192×4320/
7680×4320
(フルサイズのみ)
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p
540Mbps Long GOP YCC422/10 bit
400Mbps Long GOP YCC420/10 bit
4096×2160/
3840×2160
59.94p/50.00p 225Mbps Long GOP YCC422/10 bit
170Mbps Long GOP YCC420/10 bit
150Mbps Long GOP YCC420/8 bit
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p
135Mbps Long GOP YCC422/10 bit
100Mbps Long GOP YCC420/10 bit
150Mbps Long GOP YCC420/8 bit
2048×1080/
1920×1080
59.94p/50.00p/
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p
50Mbps Long GOP YCC422/10 bit
35Mbps Long GOP YCC420/10 bit
YCC420/8 bit
1280×720 59.94p/50.00p 12Mbps Long GOP YCC422/10 bit
9Mbps Long GOP YCC420/10 bit
8Mbps Long GOP YCC420/8 bit
  • マルチアクセサリーシューに取り付ける機器の駆動には、乾電池等の別電源による給電を推奨します。カメラ本体からアクセサリーへ給電をする場合、フルサイズ・Super 35mmセンサーモード時の59.94P/50.00 P以上のフレームレートの撮影時には、装着レンズが通信・動作しない場合がある他、動作が不安定になりますため、外部電源による給電を推奨します。

Proxy記録

メイン動画記録【CFexpressカード】 Proxy動画記録【SDカード】
解像度 フレームレート XF-AVC Proxy (YCC420 8bit) MP4(H.264)(YCC420 8bit)
RAW/XF-AVC 4096×2160/
3840×2160/
2048×1080/
1920×1080
59.94p/50.00p 2048×1080/
1920×1080
(35Mbps Long GOP)
2048×1080/
1920×1080 (9Mbps)
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p
2048×1080/
1920×1080
(24Mbps Long GOP)
1920×1080 59.94i/50.00i
1280×720 59.94p/50.00p 1280×720/17Mbps Long GOP 1280×720 (9Mbps)
1280×720 (6Mbps)
MP4(H.264) 4096×2160/
3840×2160/
2048×1080/
1920×1080
59.94p/50.00p 2048×1080/
1920×1080 (9Mbps)
1280×720 (9Mbps)
1280×720 (6Mbps)
29.97p/25.00p/
23.98p/24.00p
1280×720 59.94p/50.00p 1280×720 (9Mbps)
1280×720 (6Mbps)

Canon Log 3記録対応

多くのキヤノン製品で搭載されているCanon Log 3を搭載し、複数のカメラと連携。14stops相当の広いダイナミックレンジを活かし、撮影後のグレーディングに幅を持たせます。

図:Canon Log 2、Canon Log 3

多彩な映像表現

HDR対応

Hybrid Log-Gamma(HLG)、Perceptual Quantization(PQ)に対応。HLGカーブについては、最新のHDR運用にて推奨されているITU-R BT.2100に準拠しているので、SDRとの親和性も高い映像の撮影が可能です。また、HLGではVivid (ITU-R BT.2390記載のTraditional Colour相当)、BT.2100 (BT.2390記載のNatural Colour相当)から色味の設定が可能です。

写真:4K HDRに対応する高画質収録

カスタムピクチャ

Custom Picture Fileを拡充し、BT.709のバリエーション/EOS Standard/EOS Neutralを追加。幅広い制作環境への対応が可能です。また、カラーマトリクスもCINEMA EOSと共通の複数の色再現特性カラーマトリクスを採用しています。

写真:カスタムピクチャ

3つのBase ISOモード

Base ISOは、推奨のダイナミックレンジを実現するための基準感度です。撮影シーンに応じて、低感度と高感度2つのBase ISOを手動切り替え可能。基準感度を使い分けることでノイズを抑えた撮影が可能になります。さらにISO/ゲインの値によって基準感度を自動で切り替える自動切り替えモードも搭載しています。

図:3つのBase ISOモード
図:3つのBase ISOモード

デュアルピクセルCMOS AF

全画素AF

デュアルピクセルCMOS AFは、全画素が撮像と位相差AFの両方を兼ねるセンサーによって実現したキヤノン独自のAF技術。画面内縦横約80%の範囲内で高速のコンティニュアスAFをタッチフォーカスでコントロールします。

図:広エリアAF

EOS iTR AF X

ディープラーニング技術を導入して開発した頭部検出アルゴリズムを搭載、被写体への追従性を向上しています。さらに、人物検出(瞳・顔・頭部)が可能なため、フォーカスフォローができない撮影でも高精度に追従します。

図:EOS iTR AF X

フォーカスサポート機能

AF機能に柔軟性をもたせることでユーザーの使い勝手を向上する、AFチューニング用メニューを装備。AF速度を10段階、AF被写体追従特性を7段階にカスタマイズ可能です。

また、デュアルピクセル CMOS AF の位相差AF技術を応用し、ピント位置の前ピン/後ピンまでをも伝えるデュアルピクセルフォーカスガイドを採用。マニュアルフォーカス時のフォーカスワークをアシストします。

図:フォーカスサポート機能

トラッキングAF

顔検出時のフォーカス追尾を制御する顔優先・顔限定の設定や、タッチパネルで被写体を選ぶだけでピントを合わせ続けるトラッキングAFに対応。狙う被写体に応じた柔軟なAFワークを可能にします。

図:トラッキングAF

コンビネーションIS

RFレンズ+EOS R5 Cに搭載された電子ISにより、最適な手ブレ補正効果が得られるように協調制御を実施。従来のEFレンズ+電子ISよりも防振性能が向上しました。

図:トラッキングAF

デュアルカードスロット

CFexpress&SDカード対応

CFexpressとSDカードのデュアルスロットを搭載。8K RAW 内蔵記録時においても、4K XF-AVCやMP4、Proxyデータの同時記録が可能。RAW以外の記録時はリレー記録にも対応し、MP4記録時は、SDカードにRECスイッチ非連動の記録を行う常時記録も可能です。

図:EOS R5と共通の基本コンポーネント

異種同時記録

ファイルフォーマットや解像度、カラーサンプリングなど、異なるストリームの組み合わせで同時記録。バックアップや配布目的に合わせて使い分けることができ、変換作業の手間を軽減します。

図:異種同時記録

操作性

インターフェース

マルチカメラ撮影に欠かせないTimecode端子の増設や、音声入力機器に接続可能なマルチアクセサリーシューの採用など、プロ仕様動画のためのインターフェースを拡張しました。

図:インターフェース

アサインボタン

13のアサインボタンを搭載し、自在なカスタマイズが可能です。MENUボタンを押しながら任意のアサインボタンを押すことで、キー機能一覧が一発表示され、そのボタンに割り当てられている機能の確認や変更を素早く行うことができます。

図:アサインボタン

Timecode端子

Timecode入出力端子を装備し、小型カメラに求められるマルチカメラ撮影ニーズに対応。また、ケーブルプロテクターを装備するなど、プロの動画撮影ニーズに応えます。

図:Timecode端子
  • TIME CODE端子の本体挿入部の深さは約9 mmです。プラグリリース部の長さが短いと、ケーブルを抜くことができなくなる恐れがあります。本体にケーブルを挿入したときに、プラグリリース部をつまんで抜くことができるケーブルをご使用ください。

マルチアクセサリーシュー

ティアック株式会社のXLRマイクアダプター“CA-XLR2d-C”(別売り)を接続することで、XLR端子を使用した4チャンネルでのオーディオ収録が可能となり、柔軟な音声記録ワークフローを実現します。

図:Timecode端子

タッチインターフェース

好評のダイレクトタッチコントロールに加え、通常の階層メニューもタッチ操作対応しました。

図:タッチインターフェース

静止画撮影機能

デュアルピクセル CMOS AF II

CMOSセンサーからの高速読み出しとDIGIC Xの高速処理により、高速・高精度なデュアルピクセルCMOS AFがさらに進化。EOS Rの測距エリア(横最大約88% × 縦最大約100%)をしのぎ、任意選択時に横最大約90% × 縦最大約100%、自動選択時には画面の全域*まで拡大しました。

  • 顔+追尾優先AF、かつ、RFレンズ(RF600mm F11 IS STM / RF800mm F11 IS STMおよびExtender RF除く)、EFレンズ(一部を除く現行製品)、EXTENDER EF(Ⅲ)使用時(マスターレンズのモードに準じる)に被写体枠が表示された場合。シーンや被写体の状況によって対応できない場合があります。

EOS VR SYSTEM対応

VR動画用撮影に最適設計されたRFマウント用の高画質ステレオ円周魚眼レンズ「RF5.2mm F2.8 L Dual Fisheye」をEOS R5 Cに装着するだけで、高解像VR映像が撮影が可能。Adobe Premiere Pro用Plug-inやVR用のPCアプリケーションを提供し、撮影から編集のワークフローをサポートします。

図:EOS VR SYSTEM対応

EOS R5機能比較

Photoモード時

EOS R5 C EOS R5
手振れ補正 なし In Body IS
AF デュアルピクセルCMOS AF II
被写体検出 人物+動物+乗り物
動画撮影 ×

Videoモード時

EOS R5 C EOS R5
手振れ補正 電子IS In Body IS+電子IS
AF デュアルピクセルCMOS AF デュアルピクセルCMOS AF II
被写体検出 人物(瞳検出+頭部検知) 人物(瞳検出+頭部検知)+動物+乗り物
ガンマ BT.709 Standard/BT.709 Normal/
BT.709 Wide DR/Canon Log 3/PQ/HLG
BT.709/
Canon Log 3/PQ
色域 BT.709/BT.2020/Cinema Gamut
WFM ×
マーカー ×
ピーキング
Magn.
フォーカスガイド
アナモフィックデスクイーズ レンズスクイーズ連動/×2.0/×1.8/×1.3 ×
RAW Cinema RAW Light RAW動画
記録フォーマット MP4/XF-AVC MP4
Slow & Fastフレームレート Slow & Fastモーション1~120P ハイフレームレート動画ON/OFF