レンズにおける高画質とは、一般的に解像力とコントラストの両方が、共にバランス良く高いレベルにある 状態です。しかし、解像度を上げるための収差補正はレンズ構成が増えてしまい、ぬけが悪くなりコントラストが低下してしまうという設計上の難題があります。 EFシネマレンズでは、解像力とコントラストを高い次元で両立させるために、キヤノン独自に開発した優れた光学特性を持つ、大口径高精度非球面レンズ、蛍石、UD ガラス、Hi-UDガラスなどを適材適所に採用する事で構成枚数を抑えながらも、画質劣化の要因となる色収差や諸収差を補正します。また、スーパースペクトラコーティングに代表される様々なコーティングをレンズ表面に施し、 高いコントラスト性能を実現しています。これにより、画面の中心から周辺に至るまで、シャープでヌケの良い優れた描写性能(高画質) を実現しています。
ハイビジョンから4Kへ。EFシネマレンズは、シャープでクリアな解像感を実現しつつ、しなやかでリアリステックな映像を描き出します。最先端のデジタルシネマカメラにフィットした、シネマレンズの新たなスタンダードの誕生です。
CN-E14mm T3.1 LF / ISO320 T11