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100号記念特別企画 『C-magazine』の想い

今号で100号の節目を迎えた企業広報誌『C-magazine』。マーケティングに関する情報を軸に、時代に応じて装いや内容を変えながら発行を続けてきた。今回は、そんな『C-magazine』創刊の経緯と変遷を、キヤノンマーケティングジャパングループの姿勢と共に振り返りつつ、その時々に込められた想いを伝える。

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  • 2021.06.01

100号記念特別企画
『C-magazine』の想い

マーケティングを主眼にして新たな価値を創造する情報を

「全てのものを変革する」

1999年、キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ、当時社名はキヤノン販売)の社長、村瀬治男によるこの号令を受け、翌2000年に、それまでのビジネスパートナー向け情報誌を刷新する形で、『C-magazine』を創刊した。前身媒体が販売促進を主目的とした内容だったのに対し、『C-magazine』ではマーケティング関連の内容を中心に据えた。デジタル化やネットワーク化が普及し始めた当時、製品販売だけでなく、お客さまに最適なシステム提案を行い、顧客視点に立った取り組みをより進化させる企業姿勢を示す意味もあった。

グループ連結経営の確立やソリューションプロデューサーへの変革など、企業として転換期を迎えた03年には、マーケティング重視の編集方針を強化。現社名となった06年からは、幅広いステークホルダーへと読者対象も拡大した。

その後、テクノロジーの進化や、グローバル化による価値観の多様化を背景に行った13年のリニューアルを含め、常にマーケティングを主眼に置き、読者の新たな価値創造を支援したいという想いで届けてきた『C-magazine』。節目を迎えた今後も、最前線のオピニオンとして、時代に即した情報を提供していく。

画像:冊子写真

『C-magazine』の変遷

画像:2000年 表紙

2000年
『C-magazine』創刊

主に販売促進を目的に発行していたパートナー向け情報誌『Canon Voice』を、マーケティング中心の内容に刷新。キヤノン色を残しつつ変化を感じさせたいという想いで名付けられた『C-magazine』が創刊された。当時の発行は月刊で、新製品を多角的に紹介する企画やパートナー企業の事業紹介、ビジネスに役立つ情報の連載のほか、社内報としての機能も保持していたため、イベント情報なども含めた多彩な誌面で構成されていた。

画像:2003年 記事面

2003年
マーケティング誌としてリニューアル

2003年は、新本社ビル「キヤノン S タワー」の竣工やソリューションプロデューサーへの変革、「顧客主語」「前線解決」「プロフェッショナルへの変革」という3つのスローガンを打ち出すなど、企業としての転換期を迎えた年。『C-magazine』も季刊となり、社内報の機能を外してマーケティングをより重視するなど、大きく変革。課題解決型のマーケティング手法に定評のある企業を取り上げる企画や、キヤノン製品の歴史や開発秘話を紹介してモノづくりにかける想いを語る「神話の原風景」の連載もスタートした。

画像:2006年 記事面

2006年
ターゲットをより幅広く

卸売業から情報サービス企業への脱皮を目指し、「キヤノン販売」から「キヤノンマーケティングジャパン」へと社名変更を行った2006年。ビジネスの主戦場がハードウエアの販売からソリューションの提供へと移行する時代や市場の変化を見据えて、顧客重視の姿勢をより強めるべく、『C-magazine』の発行目的も再定義することに。その結果、パートナーだけでなく、幅広いステークホルダーに読者ターゲットを拡大。キヤノンのブランド価値訴求と共に、読者の広がりを意識した記事などが掲載された。

画像:2013年 記事面・表紙

2013年
事業内容に連動して記事も多角化

複雑かつ多様化した顧客課題に応えるべく、キヤノンMJグループでは、さらなる事業の多角化やサービス事業会社化などを推進。ITソリューションやセキュリティなどの独自事業にも注力し始めた。それにともない『C-magazine』も刷新。「くらし、しごと、社会を半歩クリエーティブにする雑誌」というコンセプトで、最先端のマーケティング事例紹介記事のほか、ビジネス上のIT活用の効果を解説する企画、キヤノン製品や技術、ソリューションに込められた想いを伝える「Cのキセキ」の連載も開始した。

画像:2021年 記事面・表紙

2021年
DX時代も読者に寄り添い続ける

2016年には、「お客さまを深く理解し、お客さまとともに発展する」というグループビジョンの下、コンセプトを再定義。「新たな創造が広がる、つながるコミュニケーションマガジン」として、これまで以上に読者に寄り添い、そのビジネス・生活に役立つ情報を届けるべく、現在まで発行を続けてきた。DXの潮流により、マーケティングも新時代を迎えている昨今、キヤノンMJグループがマーケティングに注力することを示す証しとして、これからも『C-magazine』はより一層の内容充実を目指していく。

これからも"創造"を支援する情報発信を

私たちキヤノンMJグループは、マーケティング企業として常にお客さまに寄り添い、最適なソリューションを提供してまいりました。100号を迎えた『C-magazine』は、そうした企業姿勢を示すメディアとして、時代の変化に応じながら幅広いステークホルダーの皆さまに、マーケティングを軸とした多彩な情報を発信し続けております。企業も社会も、既存の枠を超えた取り組みが一層求められている今、『C-magazine』はこれからも皆さまの"創造"を広げる価値ある情報をお届けしてまいります。

(C-magazine編集部)

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