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トップ > 特集 CANON GALLERY 50周年 時を越えて輝く「ギャラリー」という空間
フォトグラファーの写真表現活動をサポートし、来場者の方々に写真の魅力を感じていただく場として発展を続けてきた「キヤノンギャラリー」が50周年を迎えました。
もともとは、1971年にプロ用一眼レフカメラ「F-1」を発売したのがきっかけ。より多くの方にこのカメラを使っていただくためには写真家の集まる場所が必要と考え、当時の銀座サービスステーションに「キヤノンサロン」を1973年にオープンしました。それから半世紀にわたり、プロ写真家対応の窓口と写真展示スペースとして発展してきました。
1973年にオープンした「キヤノンサロン銀座」
2005年のキヤノンサロン銀座の移転に合わせて、名称を「キヤノンギャラリー」に変更。現在は品川、銀座、大阪の3拠点があります。
2003年に品川の本社ビル「キヤノン S タワー」1階に「キヤノンサロン S」を開設。
2015年には2階を拡張し「キヤノンオープンギャラリー1・2」にリニューアル
銀座と大阪では、年2回開催される公募を通過した作品を中心に展示。また、品川はキヤノンマーケティングジャパンがコレクションとして長年収蔵してきた3000点を超える著名な写真家の作品を順次展示するほか、話題性のあるイベントも随時開催しています。銀座だけでも写真展開催は2000回以上。50年の歴史はプロ・アマの枠を超え、写真表現の新しい試みを開拓し、写真文化活動のすそ野を広げてきた歴史といえます。
近年デジタルメディアなどの普及で、写真を取り巻く環境は劇的に変わりつつあり、表現・伝達方法も多様化しています。積み重ねてきた歴史を大切に守りながら、新たな時代と並走し、「撮る」「観る」「創る」「学ぶ」場として、写真・映像文化のさらなる発展に貢献していきます。
キヤノンギャラリーでは50周年企画展を2024年4月まで開催しています。是非会場にお立ち寄りいただき、写真・映像の今、そしてその歴史と未来を体験してみてください。