キヤノンマーケティングジャパン株式会社グループのIT推進の取り組み

デジタルトランスフォーメーションを牽引する人材の育成

人材育成の基本的な考え方

ITを取り巻く環境の急激な変化を背景に、グループ内のITを担う人材、組織の重要性がますます高まっています。IT部門は経営・事業計画からIT戦略を立案できる組織、価値創造部門への変革を目指し、2015年に組織再編を実施し、その後継続的な業務改革に着手しています。

キヤノンマーケティングジャパングループ(以下、当社グループ)のシステム開発・運用保守はコスト削減に努めるとともに、担当しているキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)に定常業務のシフト(=オペレーショナルパートナーシップ)を行い、高付加価値業務へのリソースシフトを推進しています。また、外部のパートナー企業より企業戦略において優れた価値の提供を受けることにより知見を広げ(=ストラジテックパートナーシップ)、コンサルティング力の強化を図ります。

コンサルタント領域を担う人材の育成に向けては、必要な知識の習得・ITスキル強化に向けた施策を実施するとともに、社内外ローテーションなどを実施することで、必要な人材の確保を行っています。 また、キヤノンITSの各部門に異動し、グループのIT案件のみならず外販案件も担当するなど様々なプロジェクト経験を通じて、最新の技術や手法の習得を行っています。

また「IT技術連絡会」と題し、 IT部門から全グループ社員を対象に、当社グループの技術的な取り組みやITトレンドについて、情報共有・意見交換をすることを目的とした連絡会を定期的に開催しています。連絡会の内容は社内ポータルサイトで情報発信し、全グループ社員へ周知しています。

経営と事業に貢献するシステム提供実現のステップ

IT部門のコア人材像(=IT本部認定スキル)を明確にした上で、情報システムユーザースキル標準(UISS)に準拠した役割と職種定義の見直しを行いました。スキルアセスメントによる見える化を行い、育成施策の実施プロセスのPDCAサイクルを回しています。

IT部門におけるスキル保有者の累計人数を計画的に増やす取り組みを行っていくことにより、経営と事業に貢献する組織への変革を目指します。

マーケティング活用に向けたデータサイエンティストの挑戦

当社グループは2016年よりIT部門に専属のデータサイエンティスト組織を立ち上げました。マーケティング統括部門および事業部門とともに、Webサイトや基幹システムに蓄積されたビッグデータ、IoT(Internet of Things)データの分析を行い、経営・事業戦略立案の支援、マーケティング戦略活用のため、考察結果を価値のある情報として提供しています。

技術力(データエンジニア力、データサイエンス力)向上の取組みの一環として、キヤノンITS・R&D本部との連携体制を強化しています。例えば、R&D本部が開発したテキストマイニング技術を活用したVOC(Voice Of Customer)分析ツールをキヤノンマーケティングジャパンで採用しています。コールセンターでお客さまから頂いたご意見・ご要望を本ツールで集計、分析することにより、キヤノン製ビジネス機器の商品企画・開発業務などで活用しています。

ビジネス力:課題背景を理解した上でビジネス課題を整理し解決する力 データサイエンス力:情報処理、人工知能、統計学などの情報科学系の知恵を理解し使う力 データエンジニアリング力:データサイエンスを意味のある形に見えるようにし、実装、運用できるようにする力データサイエンティスト協会:データサイエンティストに求められるスキルセット より引用

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